システムとはそれがなくては
大多数の人間が生きられないような
リアリティを作り出すことである。
リアリティは幾度も塗り替えられている。
紙幣のように。
「グランチ」カテゴリーアーカイブ
続)科学者
日本の科学者の99%は
ウラニウムや超ウランの原子炉の外部の核反応に対して
傍観者である。
第2次世界大戦後、
彼らはその行為を客観的と定義した。
科学者
自然の側ではなく
強権的な人間の側に仕えるこの職業の習慣の起源については
けっして研究しない場合に与えられる称号に
満足できるように条件づけられている。
と、言われてもけっして傷つかないほど鈍感であり、
論文の数を人生の目的にできることが
人格の分裂を意味することにも気づかないほど、
超専門分化しているが、
それゆえに人々の尊敬を得ている職業。
細胞被曝
雑草に対して
除草剤があるように
放射性物質に対して
除染剤が開発されてきた。
この1年間で
最も有効な除染剤は
生命細胞だった。
除染による都市の復興は
科学的に可能だが
太陽系では
生命細胞の復興は
すべて身勝手な作り話である。
崩壊
放射性物質の崩壊速度よりも、
原発を再開するために
「科学」や「学問」を支援する権力の
崩壊速度のほうが早い。
これが福島原発事故後、
最初の1年でわかったことだ。
続)高度なスパイ
群れがより無意識的に
群れそのものを操作するには
リーダーは不要だ。
人格のない方法だけで
それは可能となる。
高度なスパイ
メールや写真、電話番号などの個人情報を
ネット上で提供することの抵抗感を
大衆自らに捨てさせたこと以上の
強力なマインドコントロールは
かつて存在しなかった。
フェイスブック創業者が自ら
「フェイスブックはこれまでに作られたものの中で、
最も強力な大衆操作ツールだ」
と言ってるのは
マインドコントロールの新しいタイプの公開戦略だ。
高度なスパイ活動は
スパイをスパイすることだから。
電磁誘導
互いに非接触でも
磁界が変われば電流が流れる。
災害とは一種の巨大な電磁誘導だ。
独裁国家の民主主義という主力製品は
過電流でほとんど壊れてしまった。
雷が落ちると互いに離れた隣家の家電製品が
ほとんど壊れるように。
続2)テクノロジー
エコロジーを
テクノロジーと敵対させているのは
議論なき超専門分化したテクノロジーである。
われわれはエコロジーという
自然のテクノロジーを
羨んでしまった段階に居続けるのだろうか。
続)テクノロジー
原子力テクノロジーにもっとも欠けているのは
テクノロジーである。