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粒子崩壊

α線、β線、γ線などの超高周波を出す粒子を
虹のように人間の視覚でも捉えられたなら、
水道水も、野菜も
マスクや手も
そして、
胃袋も排泄物も
輝いて見えるだろう。
そして
夜空も明るく感じるだろう。
人類にこれ以上の節電は
できないだろう。

ユーモア

福島の土壌から通常通りのプルトニウムが検出された。
外国メディアは
核実験の直後の通常の数値だ
という。
<通常>という
定義を自由に決める
日本人の独創的な
ユーモアはいまや国際的である。

電磁スペクトル

地球の将来に影響する
あらゆる現象の99パーセントは、
不可視な電磁スペクトル領域で発生している。
この不可視の領域で起きていることには、
まったく矛盾がない。
しかし、
この電磁スペクトル領域を
コントロールする
原子炉と権力機構は矛盾だらけだ。

電力会社

電力会社は、
ウランも
プルトニウムも
電子も発見しなかった。
さらに
電磁気学的な相互作用を
発明したわけではない。
かれらは、銅線と
電気メーターを量産しただけである。

生物的半減期

「プルトニウムによって発生する人体の障害を
直接実験で確かめるわけにはいかない」
というエセ人道主義が今回の被曝を招いている。
セシウムやプルトニウムが体内にとどまる時間を表す
生物学的半減期は、
ヒロシマとナガサキで
原爆投下後から開始された軍事的な放射線医学による
半世紀に及ぶ長期的な調査結果から
わかったのである。
(長崎に投下された原子爆弾はプルトニウム239である。)

<システム>

より危機的な事態は
炉心溶解の情報を
人々から奪う<システム>が招いている。
例えば
原子力発電で得られた電力のコストについて、
経産省はけっして公開しない。
この<システム>さえ
エネルギー欠乏論によって
大気圏内に原子炉をデザインしてきた
<見えないグランチ>の下部構造である。

(続続)電力テクノロジー

原発の放射性に関して
メディアが情報を操作するのは
優先株主の意見に従っているだけである。
そして、優先株主は電力会社が倒産しても
元金は保証されるのである。
電力テクノロジーは
<doing more with less>からほど遠い
時代遅れな金融テクノロジーである。