牛を10キロ太らせるためには、無料の雑草ではなく、
輸入した10倍の100キロの他の生態系の穀物が必要になり、
畜養マグロの体重を10キロ太らせるためには、
20倍の200キロの他の生態系の魚の餌が必要になる過程が
生まれるには、
表向きは「自主規制」という
大抵は補助金付きの「外部から与える動機付け」が必要であった。
つまり、人間の内部から生まれる動機付けが
最初に封印されなければならなかった。
そして、大多数の人間は自然の恵みではなく
自然を食い物にするビジネスの恩恵からしか
自らを養えないと考えている。
経済学を捏造するグランチは
太陽以外に光を求め
膨大な資金の蓄積を提供する組織や制度を支援する
「外部から与える動機付け」の胴元なのだ。
インセンティブとは
誘因された奨励金であり
俗語でコカインを意味する。
「グランチ」カテゴリーアーカイブ
欠乏か、さもなくば過剰か
生産設備が過剰になって、
担保物件は没取され
100円ショップが誕生し、
より安く暮らせても
ますます失業者が溢れる。
誰かの損失は誰かの富だという
システムは不変だ。
欠乏か、さもなくば過剰が
つねに貧困か富かのゲームに変換されているかぎり、
人類の生存に必要なエネルギーと食料と住宅は、
このシステムからけっして供給されない。
捏造された
欠乏か、さもなくば過剰から
絶えず戦争機械だけが
最優先でデザインされている。
貧困ビジネス
このビジネスで利潤を追求する行為を
否定しているグラミン銀行は、
主に農村部で行っている無担保融資に
利子(年率20%)を取る行為は否定していない。
貧困層を貧困からの脱却のために
投資することを表向きに
貧困を固定化するビジネスである。
貧困の固定化にもっとも効果的な方法は、
世界の富裕層から寄贈された学校で
子どもたちに最初に利子の概念を教育することである。
外国語を母国語にさせる
かつての植民地の教会の隠れたこのビジネスモデルに対して
ノーベル平和賞が授与されている。
群れ
戦争を正当化するために
戦争が余儀なくされたと思わせるための
平時での心理戦争が繰り広げられる。
弱さから
互いに群れとして
結ばれている限り。
自然淘汰
利益を生む市場さえあれば
いかに無意味なものでも
維持される経済システムは
自然淘汰(=バージョンアップ)と言われている。
外部
グーグルは
グーグルを監視するシステムはない
と思わせた最初の外部である。
内部
精神病棟内部の犯罪、
刑務所内部の犯罪、
警察内部の犯罪は
どの時代にも監視できないようになっている。
現代ではもっとも民主的な審査システムを誇る
特許庁内部の情報の漏洩に関しては
監視できない仕組みになっている。
武装平和
平和には二種類しかない。
長いか短いかである。
2つの戦争の間が長すぎただけである。
新聞
人々が新聞を読まなくなった理由は
インターネットのせいではない。
言論の自由を権利として
主張するものは、
事実を思うままに
曲解するメディアだけである。
高度不況
経済的に間違っていることをしなければ
正しい時代は終わった。
高度成長には
高度不況が含まれていた。
そして、高度不況には戦争が含まれている。
資本主義が間違っていなければ
けっして衰退しない。
