3Mのマスクと
ゴーグルを購入した。
青空も夜空も帰らない。
焚火の日々も期待できない。
「グランチ」カテゴリーアーカイブ
非選択的
食料がなければ、1週間で飢死にする。
水がなければ、3日で死に絶える。
空気がなければ3分で窒息する。
トリチウムの水蒸気を吸って生きると
癌になるが
食料も、水もあるから
未だマシかもしれないが
その場合は、死に方が選べないのが欠点だ。
この非選択的情況こそが生命の危機である。
放射性水蒸気
放射性水蒸気はついに
夜空の星々を消してしまうほど
濃度を上げている。
岩石圏と大気圏での拡散を
防止するテクノロジーを開発する間は
シェルターに移動する必要がある。
猛暑の原因を科学者が公開する前に
行動することが
いまやもっとも科学的である。
追従者
放射性物質に追従する者たちの
道徳的態度は
言葉の技術に始終する。
他人を騙す技術で
彼らは互いに連帯を作れるのである。
放射的方法
権力構造はつねに放射エネルギー的である。
そして、下から支えられるのである。
家族や、工場や、規律や制度によって。
ついに、放射エネルギーは地下から吹き出したのである。
それは、権力テクノロジーの危機ではなく
下から支える方法の終焉なのだ。
自らの生命を保護できなかったのだから。
夜の霧箱
地下からの吹き出す地上最大の解放系霧箱における
鮮烈な発光のはじまりは
今後100年間の放射エネルギー(α線、β線、γ線)の
絶え間ない開始を告げている。
この無限とも思える夜の果てから
人間を再開するためには
崩れ落ちる人間の終末が存在しなければならない。
トリチウム説
β線の測定器は高価で誰も買えないから
赤道直下よりも日本の夏の方が暑い気象現象を
大気に異常な水蒸気が停滞している事実と共に
科学者はそれらがトリチウムが原因でないことを
科学的に説明しなくてはけない。
服従と強制のシステム
他人に利用されて時間を無駄に生きる経験から
他人を利用して時間を有効にする経験を
自慢する人間を生む
永久に果てない格差システムを考える時である。
派遣労働が
より微細でより計画された調節の企てから
生まれたにしても
搾取と強欲に染まった幻想が
システムを動かしている。
搾取される側と搾取する側が
同じ幻想を共有するように。
人工気象
今年の夏は、雲が多く
霧の日も多い。
圧倒的に、湿度も増加している。
これは、地下での100トンものウラニウムの
存在と無関係であるはずはないだろう。
そのウラニウムはこれから一体
何トンの雲を発生させるのだろうか。
この気候が、1世紀も続く時
オリンピックを思い出す人類もいないだろう。
自己複製
自己規律に反した従属的態度と
経済的自己複製から生まれる陳腐な詭弁
それらが、被曝後に著しく顕著になったのは
政治家だけではない。
地下で解放された2機の原子炉が
地下水と触れて水蒸気雲を吹き出している
事実を受け入れられない
すべての人々のエネルギーは
つねに、放射的である。