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軍備

一人殺しても犯罪者だが
50人殺せば凶悪なテロリストと呼ばれてれも
自国では英雄だ。
しかし、政治指導者になれば、合法的に敵も
そして、意見の異なる同胞さえも闇で殺せる。
そのすべての経費が
殺す側と殺される側の税金から支払われる
暗黒時代の変わらぬシステムが見える。

ジオデシックライン

球面三角法に基づいた測量技術がなければ、
広大な領土を直線的に分割することは不可能である。
球面上の広大な領土を分割して、
地図上でその国境線が直線に見える場合は
その境界線はほぼ大円(ジオデシックライン)上に置かれている。
直線的に分割されて見えるかつてのオスマン帝国の国境線群は
数学的には純粋な大円という円弧によって囲まれているのである。
球面幾何学は、ルネッサンス以前も以後も
権力テクノロジーが主に教会内部で
古代の天文学と航海術から開発した数学である。

有志国連合とういうグランチ

イスラム国との戦争に不可欠なロジスティックに
物資や医療技術などの後方支援は含まれる。
安全保障と集団的自衛権の法整備は
日本人の人質作戦の誘導計画から始まった。
有志国連合のこれらの軍事作戦では
決してイスラム国とは呼ばれない。
ISILとだけ呼ぶ彼らは、明らかにグランチである。
グランチは、第一次世界大戦中のオスマン帝国領の分割を企てた
秘密協定によって、この帝国にもアフリカ分割で成功したように
直線的な領土分割で国境線を引いたのである。
日本はすでに有志国連合の一員である以上、
テロの連鎖も直線的に確定している。

続)心理戦争

1980年代にすでに
世界の軍事費の過半数が心理戦争に費やされている。
人質救出のために自衛隊を派兵する目的で
今回の誘拐人質作戦を綿密に予測し計画し、
そして、誘発させることこそ
戦後アメリカから学んだ心理作戦である。
この種の心理戦争において、
テロ行為と戦争の区別はどこにもないように
特定秘密保護法と心理戦争は表裏一体なのである。

心理戦争

心理戦争を理解しなければ
捏造された戦争も
空虚な平和も
それらを支えた無数の現実の死さえも見えない。

テクノロジー 

他者をより効果的に殺傷する目的なら、
自己のテクノロジーにも
宇宙航空のテクノロジーにも
勝利はないだろう。
すべてのテクノロジーは、非人格的な宇宙に属するから。

自己のテクノロジー

空爆にはテロが憎いという多数決が前提の
高度な宇宙航空テクノロジーが必要だ。
自爆テロには
空爆が憎いというカルマが前提の
自己のテクノロジーが必要だ。
死を包括したテクノロジーを制圧するために
テロと戦う決心をした日本政府は
戦後、アメリカから開発を制限されてきた
宇宙航空テクノロジーを推進しはじめた。
だが、自爆テロはどんなテクノロジーも越えられない
極限的なモバイルテクノロジーである。

生還

人質が死んでも何も変わらない。
だが、生還して変わるものがある。
安倍政権は真実の生還を怖れている。

殺害と解放

テロに屈しないとする政府によって
情報の収集、分析とともに、問題について協議するが
人間の拘束を解放する方法と現実を生まなかった。
裕福な、そして空虚な生活を優先した人々は
再びインターネット映像の真偽を判断するばかりだ。

カイロで行った2億ドル支援演説

<これからトルコとレバノンの支援を行う。
ISIL(イスラム国)と戦う国々に、人的能力・インフラ支援のために
2億ドルを供与する>としたカイロで行った2億ドル支援演説こそ、
明確な後方支援であり、日本が中東での兵站線を担うことを宣言している。
軍事的な兵站線を支える目的を明確にしたわけだから
即刻、人質作戦の2億ドルで対応されたのは当然である。
2億ドル支援演説内容は、外務省の失態ではなく、テロ行為を誘発させ、
国際世論を反イスラム国にするための作戦だった。
日本人は、すでにイスラエルの軍事的な兵站線を支えている。