コスモグラフィー」カテゴリーアーカイブ

習慣

最近、ポジティブに生きたい人が増えたような気がする。
社会が随分とネガティブになってきたからという理由で。
ポジティブな行動もネガティブな思考も
新しい短い習慣にすぎない。
原子核の統合システムとは無関係である。

教師

説得するよりも実行が
比較するよりも発明が
改善するよりも発見が
どれほど子どもに適しているかを知ることに
試験制度は不要だ。
試験の成績からそのような能力が
形成されるわけではないからだが
それを確信している教師はほとんどいない。
彼らこそ、試験制度から生まれた
資格なしでは何も教えられないと確信しているからだ。
ほとんどの教育者が終身雇用されることから
試験制度と教育プログラムが維持されている。

正電荷を持つ電子は、失うことによってポジティブになる。
電子がネガティブになる場合は、電荷を獲得する場合である。
それらは対である。
人間はつねに、失うことによってネガティブになり、
獲得することでポジティブになる幻想に生きている。

不可逆的シナジー

シナジーによる自然の統合を理解しないでも
核の人為的な破壊によって核分裂反応を生じさせてきた。
しかし、人間は核分裂エネルギーを利用して
分裂した元素を元のウラン元素には統合できない。
核のテクノロジーはまだ可逆的ではない。
つまり、パンドラの箱を
まだ誰も開けていなかったのだ。
こうして、炉心溶解した原子炉の内部と外部では
半減期を終えても核分裂は続くのだ。

超物質あるいは物質を超える方法

最小限の構成要素から最大限の機能を生む時にのみ、
構造はもっとも経済的に形成される。
構造は持続する機能の形成のためには
けっして節約はしない。
—————–時間さえも。
節約から、または過剰からシナジーは生まれない。
包括的な関係性はもはや物質ではない。

固有の電磁場

人間はかなり高い振動数と
低い電圧による固有の電磁場をつねに形成している。
この電磁場と外部からくる振動数とパターンによる
極超短波現象についてはまだほとんど未知であるが、
その相互作用は存在すると感じてきた。
私にとって、シナジェティクスの発見のプロセスは
誰から何をどうやって学んだかという
知識を理解していく蓄積からの飛躍ではなく、
どのようにして外部からの電磁波という未知のパターンを受け取って
既知の言語に変換したかで、他の発見とは区別できる。
そのプロセスの言語化こそが
操作主義によるモデル言語の形成過程である。

シナジェティクス焚火

静止している部分はどこにもない
炎の安定を望むなら、
動的な平衡を理解しなければならない。
例えば、丸太だけで、ベルヌーイの流体理論を
応用した炉心と煙突は形成できる。
私は発明したこの焚火の方法は
濡れた倒木の丸太しか手に入らない森の生活では不可欠である。
焚火の調整可能な炎と遠赤外線によって
調理のためのエネルギーと乾いた服
そして、温められて開いた毛細血管を得ることができる。
そして、春の星空の下で
深くて厚いダッチオーブンから
サツマイモと里芋や、かぼちゃの丸焼きは
すべてのレシピと調味料を遠ざけるだろう。
原型的なデザインサイエンスの遂行には
シナジェティクス焚火は不可欠である。
しかし、見覚えのない炎の記憶が呼び戻される
このシナジェティクス焚火とその原理を習得した人は
人類でまだ数人もいない。

二重性

感じたことをいかに隠せるかを
学ぶのは、早い時期だ。
本に書いてあることを
いかに自分の考えとして表現できるかを
習得するのはそれほど難しくない。
これらの二重性は、群れとして生存するための
条件反射から形成される。
独創性は、この表面化させたくない内面の葛藤なくして
引き出せないのではなく
群は統合された宇宙の知性には到達できないのである。
あるがままの存在は
いたるところに存在しているにもかかわらず
それらに包まれて生きる場を
人々が自ら拒んでいるシステムがあるかぎり。

時間

人がそれぞれの速度で歩くように
それぞれの時間が過ぎていくように見える。
異なった自己を発見すると、時間も入れ替わっている。
朝起きた起きた時、昨日までの時間と同一であるとは限らない。
しかし、時間自体の速度は生きている間は
分からないようにデザインされている。

絶滅(extinction)について

ある技術がそれまでの技術を陳腐化すると
発明(invention)と言われる。
ある概念から社会的にも新たな価値を創造すれば
変革(innovation)と言われるだろう。
ある生物種が滅びると絶滅と言われる。
ある言葉が使われなくなると死語と言われてきた。
人間は、他の生物が絶滅した後に誕生し、
さらに他の生物を絶滅させてきたように
人間を絶滅させるために開発された核分裂兵器の性能を
より高性能にするための原子力発電は
廃炉にする技術もないまま、税金で製造されているが故に
絶滅させるべき技術であると同時に
原子力発電という概念は死語にするべき言葉である。
(水蒸気でタービンを回転して発電しているかぎり
発電の基本構造は蒸気による蒸気機関である。)
反核や反原発からは、発明や変革は生まれない。
絶滅(extinction)は、それ自体が先験的な宇宙のテクノロジーである。