知識にはそれぞれ回転する複数の軌道がある。
観察者がどの位置にいるかを識るための知識なしでは
異なった軌道を相互に移動できない。
それは子どもが実験から学ぶべき
重要な最初の知識に違いない。
「コスモグラフィー」カテゴリーアーカイブ
続)火星探査
一つの隕石を理解しようとすると
未知なる太陽系全体に到達するように
生命がどこから来たのかを探査できるように
生命はデザインされている。
火星探査
地球外生命を最初に発見するのが
人類と考えるのは主観的だ。
地球外生命を発見するのが
火星外生命だとしたら。
利益について
価値生産において、
科学者は自分たちの発明による物理的な作用効果を予測できるが
経済学の専門家でないという理由だけで
資本主義には他のイデオロギーにはない
<てこの作用(=leverage)>を見いだせる特有な現象を
物理的実験によって独自に検証してこなかった。
(彼らは研究費が支給されなければ検証できない経済システムで
暮らしているが故に、環境条件そのものを科学の対象にできない。)
あたかも自分たちのものであるかのようにふるまうが
その機能は自然が生み出したのであり
<利益を稼いでいる>のは資本主義ではない。
92種の元素とその相互の結合システムを生み出したのは
資本主義や他のイデオロギー、そして科学者でもない。
価値の増大は自然の本質である。
多くの虚偽は資本主義によって生産される。
21世紀の<利益を稼ぐ>電子的方法は
この<虚偽の増大作用>をより加速することに利用されている。
シナジェティクス・モデリング
認識のプロセスとしてのシナジェティクス・モデリングが
けっして幾何学派のオブジェに堕落しないのは
美的な存在理由を優先させる思考を
シナジェティクスから排除しているからだ。
認識という客観的な包括性のために。
知恵袋
発見された知恵が
人間が生まれる前から
宇宙の知恵袋に入っていることを
科学的に証明することは困難である。
無数の原理が詰まった
先験的なその袋の存在理由は
つねに科学の対象ではない。
外部について
鏡の中の自分を見ることはできるが
自分自身を外部から見ることはできない。
自分の外部とは
脳の中で見ている記憶の産物である。
知るとは
その記憶をも外部から観る行為である。
続)独創性について
すべての<干渉>を忌み嫌っているシステムこそ
権力構造である。
環境との相互作用を意図的に拒むこのシステムは
包括性よりも圧倒的な放射性を好む。
たとえば、破壊や分裂のためのエネルギーとそのハードウェア。
シナジェティクス・ジレンマ
自然の原理は
一つの先験的なパターンの統合性なのである。
そのパターンの統合性を人間は理解できる。
論理的な思考から
けっして発見されない原理に関する明白な事実を
だれも科学的に説明できないにもかかわらず。
続)アプリについて
もっとも重要なアプリは
宇宙の出来事に神秘を感じる経験から生まれる
すべての目的意識
あるいは
あらゆる動機づけであり
それらは人類のすべての子どもに
最初から無料化されている。