コスモグラフィー」カテゴリーアーカイブ

軌道

知識にはそれぞれ回転する複数の軌道がある。
観察者がどの位置にいるかを識るための知識なしでは
異なった軌道を相互に移動できない。
それは子どもが実験から学ぶべき
重要な最初の知識に違いない。

利益について

価値生産において、
科学者は自分たちの発明による物理的な作用効果を予測できるが
経済学の専門家でないという理由だけで
資本主義には他のイデオロギーにはない
<てこの作用(=leverage)>を見いだせる特有な現象を
物理的実験によって独自に検証してこなかった。
(彼らは研究費が支給されなければ検証できない経済システムで
暮らしているが故に、環境条件そのものを科学の対象にできない。)
あたかも自分たちのものであるかのようにふるまうが
その機能は自然が生み出したのであり
<利益を稼いでいる>のは資本主義ではない。
92種の元素とその相互の結合システムを生み出したのは
資本主義や他のイデオロギー、そして科学者でもない。
価値の増大は自然の本質である。
多くの虚偽は資本主義によって生産される。
21世紀の<利益を稼ぐ>電子的方法は
この<虚偽の増大作用>をより加速することに利用されている。

外部について

鏡の中の自分を見ることはできるが
自分自身を外部から見ることはできない。
自分の外部とは
脳の中で見ている記憶の産物である。
知るとは
その記憶をも外部から観る行為である。

続)アプリについて

もっとも重要なアプリは
宇宙の出来事に神秘を感じる経験から生まれる
すべての目的意識
あるいは
あらゆる動機づけであり
それらは人類のすべての子どもに
最初から無料化されている。