コスモグラフィー」カテゴリーアーカイブ

送電ロス

送電する過程で送電距離に比例して
総発電量の約5%程度が失われている。
年間の送電ロスはフル稼働した原発10基分の総発電量に近い。
さらに国境毎の局所的な送電ネットワークは
近視眼的である。
宇宙で成功したテクノロジーは
すべて<ワイヤレス>で<遠隔的>である。
たとえば、重力
あるいは
電子と陽子のような
<電磁気学的>な相互作用の変換に成功してきた。
たとえば、雲と森
すべての送電線は時代遅れである。

純粋な周期性

軍産複合体が指導する法律家資本主義は
大多数が見事なまでの偽善を生むところの虚妄システムであって、
その偽善こそはすべての宇宙システム(=integrity)が
排除してきたものなのである。
さもなくば
金環日食などの宇宙の原理群がもたらす
純粋な周期的な法則が獲得されるはずもない。
紀元前6世紀頃の世界権力構造は
既に天文学的な周期性を発見しているにもかかわらず
21世紀の支配を企てる法律家資本主義は
生命を構成する<元素の存在度>が
<太陽系の元素の存在度>と一致している現実(リアリティ)に
まったく関与できていない。
そればかりか、より惑星地球を支配する欲望によって
法律なき法律家資本主義に堕落しているのである。
純粋な周期性は
つねに予測的で計画的な宇宙の秩序形成の現れである。
つまり、宇宙の不可視の秩序形成には
コングロマリットや軍産複合体のような
複雑で不可視の法人格を不要としている。

秩序化

検索システムに
経験された事実を秩序化する機能は未だないが
経験するための動機を映し出す機能もない。
何かに興味があるとき、
それを即座にやってのける以外に
秩序は形成されないだろう。

情報の圧縮

問題解決を考えているときに
急に眠くなる場合がある。
実際、半睡眠状態になることも多い。
そのような時には情報が圧縮され
目覚めるとだいたい問題解決のアイデアは生まれている。
この現象を脳科学では「情報の圧縮」と呼ぶらしい。
原理は情報を極限的に圧縮した場合かもしれない。
しかしそれは明らかに人間が作ったシステムではない。
あたかも情報量が圧縮され
劇的に激減した状態のように見えても
すべての局所的情報が取り除かれている原理は
情報の圧縮とは別の次元である。