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もう一つの現実

誰にも思考の自由を雇用できないもう一つの現実が
経済的で効果的な仮説なき技法を作り出している。
たとえばユニバーサルジョイント、自転車のホイールやジャイロ効果、
そしてテンセグリティ。
もう一つの現実では仮説を作るよりも早くプロトタイプが制作される。

反・逆学習(anti-unlearning)

学習された内容を除去するために
記憶された知識を調整するだけでは除去できない。
最初に学んだ学習方法が
除去する方法までも排除しているからだ。

知識をより少ない知識にするためのもっとも効果的な逆学習方法は、
シナジェティクスによる概念の破壊と再構築にある。
シナジェティクスは、反・逆学習(unlearning)である。
間違いを除去するよりも、
間違いから間違いを引き起こした概念を破壊することができる。
モデリングのスペースを作るために。

動力学的な相互作用

ジオデシックスからテンセグリティへと形態変換を段階的に学習すると
ジオデシックスを特殊化した場合がテンセグリティだと理解するだろう。
しかし、細胞も原子核、そして宇宙はテンセグリティである。
テンセグリティの特別な場合がジオデシックスである。 
形態は、動力学的な相互作用のない視覚的な認識にすぎない。
引力も張力も動力学的な相互作用に満ちている。

構造のデフォルト

テンセグリティが1949年にバックミンスターフラーによって発見されるまで、
構造の科学的な定義は存在していなかった。
さらにすべての動植物の細胞の構造を形成しているのは
細胞膜や原形質膜ではなく、
テンセグリティ構造だと発見したのは20世紀後半の生物学者である。
膜という表面材は構造に不可欠な要素ではなかった。
構造のデフォルトは、テンセグリティである。
自然以上に構造を軽量化できない。