山桜よりも早く
焚火で夜空を照らして
森の獣たちに合図しよう。
頭と心が一つの星と繋がる前に。
「コスモグラフィー」カテゴリーアーカイブ
門外漢(layman)
シナジェティクスと幾何学とでは生きる世界が変わる。
シナジェティクスはレイマンに回帰する。
シナジェティクスから学んで
自分を変えるほうが引っ越しよりも簡単だ。
どんな門の外側も未知なる宇宙だから。
もう一つの現実
誰にも思考の自由を雇用できないもう一つの現実が
経済的で効果的な仮説なき技法を作り出している。
たとえばユニバーサルジョイント、自転車のホイールやジャイロ効果、
そしてテンセグリティ。
もう一つの現実では仮説を作るよりも早くプロトタイプが制作される。
反・逆学習(anti-unlearning)
学習された内容を除去するために
記憶された知識を調整するだけでは除去できない。
最初に学んだ学習方法が
除去する方法までも排除しているからだ。
知識をより少ない知識にするためのもっとも効果的な逆学習方法は、
シナジェティクスによる概念の破壊と再構築にある。
シナジェティクスは、反・逆学習(unlearning)である。
間違いを除去するよりも、
間違いから間違いを引き起こした概念を破壊することができる。
モデリングのスペースを作るために。
外部から
宇宙パイロットは地球のすばらしさを
地球を外部から見たときにはじめて理解した。
人間は自分の愚かさを他人から指摘されても気付かないのは
自分を外部から想像力なしで見ることができないからだ。
未知と未来
学習には未知への好奇心が含まれる。
経験には未来への予測が含まれる。
記憶に基づいた反復学習や主観を排除した観察が
未知と未来を遠ざけている。
動力学的な相互作用
ジオデシックスからテンセグリティへと形態変換を段階的に学習すると
ジオデシックスを特殊化した場合がテンセグリティだと理解するだろう。
しかし、細胞も原子核、そして宇宙はテンセグリティである。
テンセグリティの特別な場合がジオデシックスである。
形態は、動力学的な相互作用のない視覚的な認識にすぎない。
引力も張力も動力学的な相互作用に満ちている。
思考方法
正しい目的と正しい理由から
学習して理解するかぎり
思考方法は何も変わらない。
思考方法はインストールされた無料アプリにすぎない。
経験をお試し程度で終わらせるための。
異なった目的と間違った理由
個人が自然の原理や革命的な方法を発見する場合は、
予測とは異なった目的からである。
社会がそれらを採用する場合は、間違った理由からである。
構造のデフォルト
テンセグリティが1949年にバックミンスターフラーによって発見されるまで、
構造の科学的な定義は存在していなかった。
さらにすべての動植物の細胞の構造を形成しているのは
細胞膜や原形質膜ではなく、
テンセグリティ構造だと発見したのは20世紀後半の生物学者である。
膜という表面材は構造に不可欠な要素ではなかった。
構造のデフォルトは、テンセグリティである。
自然以上に構造を軽量化できない。