人々は無数の許可の元で、自由や構造さえも定義している。
自然は、存在に対して、あるいは、非存在に対して許可を与えない。
自然は、ある認識に基づいて具現化(realization)された結果を受容するかしないかだけだ。
人間は、けっして構造をデザインできない。
人々は無数の許可の元で、自由や構造さえも定義している。
自然は、存在に対して、あるいは、非存在に対して許可を与えない。
自然は、ある認識に基づいて具現化(realization)された結果を受容するかしないかだけだ。
人間は、けっして構造をデザインできない。
地球上で、もっとも遠い場所は、移動距離または移動時間からではなく
自分の家からちょうど半周した裏側だ。
この概念から、ジオデシックライン(測地線)が生まれた。
しかし、この球面上の2点間の最短距離の概念こそが
バックミンスター・フラーのジオデシック理論を
特殊理論にしてしまったのだ。
2点間の最短距離の概念から、もっとも経済的で実用的なシェルターはデザイン出来ない。
もっとも経済的で実用的なシェルターは、新たな原理から構成される。
それを証明する一般化したネオ・ジオデシック理論と
そのシナジェティクスモデルは完成している。
思考できなかった場と方向に自ら気づくためか。
批判なきシナジェティクスに嫌悪したからか。
思考したことよりも思考しなかったことに、破壊力があるのだ。
Twitter始めた。試しに、毎日、草原で野球するように。
ジオデシックドームの研究開発時に、どんな企業も大学も支援していない。
(バックミンスター・フラーのジオデシック学の形成期は
ブラックマウンテン大学の夏期講習だけに雇用された講師だった。)
同時期の、しかし、ジオデシックドームよりも先行した
テンセグリティ開発は、構造解析から生まれなかった。
最初の有人飛行機が、航空力学や構造解析から生まれなかったように。
これらの科学的事実は、ほとんど教育されていない。
人々のありふれた日常の個人性の記述を
一つの監視手段、更なる一つの支配方法に変換する
権力と記号のテクノロジーに対して、
モデル言語の記述方法は、もっとも主観的だ。
そして、しばしば、論理的な記号テクノロジーの間違った使用方法が
引き起こす神秘に遭遇する。
科学的で数学的な探査へ誘導するのは、この神秘である。
モデル言語の発見とは、
モデル言語の誕生に立ち会い、その爆発に立ち会う連続的・非連続的プロセスに於いて、
そのプロセス全体から、決定的な概念の破壊と誕生を見極める峻烈な行為である。
『シナジェティクス』のモデル群においてではなく、
モデル言語を内在している最新のモデリングにおいて、
単独者は、新たな概念形成のために行われる
メタフィジックスに立ち合うのでなければならない。
このメタフィジックス・ドライブが
感性的直観が知性には還元不可能な存在へと向かうためのライセンスは不要だ。
そもそも、感性的直観の本源的生産性は教授不可能だから。
正常化された学習方法にはじまり、
正常化された経済や生活技術に関わるすべての専門家は、
バランスの取れた人間像に基づいて人間を教育し管理している。
正常化された学習方法で認識する人々が
シナジェティクスの認識過程の秩序化に嫌悪感を抱くのは
シナジェティクスが、
群れの中でバランスの取れた個性化された人間像を作り出す
知と権力による浸透力を、
最初のシナジェティクス・モデリングから
否応なく反映させるからである。
認識過程の特殊な場合における
峻烈な秩序化こそが、矯正されないデフォルト人間像を生成する。
生存一般を限定している諸概念から、
生存方法を解放するために構造を破壊するのは哲学である。
しかし、諸概念が消し去っている生存の可能性に立ち戻らせるために
構造を生成し解放するのは、シナジェティクスである。
実践的デザインサイエンスは、
テロ対策の背景にある自由と人権に制限を加える政治的な観念、
さらに、人間の生活に関する普遍的必然という観念に対立する。
シナジェティクスにおける構造の分析とは、構造が持っている恣意性を明らかにし、
実践的シナジェティクスは、
普遍的な構造とパターンにおいて自由な空間をいかに享受することができるかという
デザインサイエンスの領域を共有するだろう。
内部空間の質的変化をさらに生み出すことができるかを明らかにする行為が
建築コードと対立しないまま、例えば、モバイルシェルターを支える構造とパターンも
発見されなかっただろう。
これまで発見された自然の構造が、
人間の独創性から生み出された構造と一致したことがないのは、
ほとんどの構造の恣意性が、間違った独創性への欲望から作られているからだ。
1
科学技術は、客体化のための手段とそのプロセスから形成されるが、
服従矯正の手段としても機能する。
冷蔵庫は、第1次世界大戦では、海上での兵站線に不可欠な軍事技術であったが、
第2次世界大戦後に普及した家電となった。
そして、第3次世界大戦(中東戦争)では、
スマートデバイスでのゲームアプリが
兵士の殺戮の恐怖感から逃避する心理アプリとなった。
21世紀のインターネットは、無料の高速通信手段であるが
平時の市民の服従強制のための監視手段として機能する。
2
対比的な<図>と<地>による二重の客体化では
同時にそれらを認識できない。
3
われわれの脳は、こうした非同時的な二重の客体化には不慣れである。
生活水準を向上させるテクノロジーは
<人を騙す>テクノロジーに変換され、
脳科学は<脳を騙す>テクノロジーに転用されている。
4
服従矯正のテクノロジーは、<互いに隔離された見えない群れ>を形成できる。