不思議さは、
巧みな言葉を避けて暮らしているから、
想像力を使わなければ、
観察する毎に、目的は遠ざかる。
星々が消える前に、目覚める生活は
畑とシェルターに始まる。
朝焼けに流れるリヒテルの平均律までの
不思議はとても長い。
不思議さは、
巧みな言葉を避けて暮らしているから、
想像力を使わなければ、
観察する毎に、目的は遠ざかる。
星々が消える前に、目覚める生活は
畑とシェルターに始まる。
朝焼けに流れるリヒテルの平均律までの
不思議はとても長い。
ある要素を構成するどんな分子でも、1つの空間が与えられている。
すべての人間に、
最小限の空間をあたえるための構造を
もっとも少ない要素で構成する課題は建築学には存在しない。
自己陳腐化のエネルギーは自己修復よりも膨大だ。
計画的陳腐化は、最大化したエントロピーである。
モバイラーにとって、身体を含む自己修復力はもっとも経済的なテクノロジーである。
生命は複製し、修復する。
工業製品は、大量生産しながら改善されるが、
修復方法と絶縁するために、自己陳腐化が複製される。
私の4DW車は、23年を経過して純正部品はすでに供給されていないので、
クラシックカーと呼ばれている。
工業製品の死は、進化とは異なる修復の放棄によって加速する。
紀元前から航海術に天測が利用され、ジャイロスコープや磁気コンパスがなくても
外洋航路を自由に行き来していたというテクノロジーは、
地球を外部から見るという天球儀を発明した古代の神官たちの蓄積したノウハウに
依存していることを現代人は理解したのである。
天測とは正確な世界時と三角関数の体系化である。
正確な世界時とは太陽による隔時観測法であるが、
時計のない時代の隔時観測法は北極星を中心としたの星座の回転角度から時間を割り出した。
海の民には、マストというつねに流動する海洋での鉛直線と
その鉛直線に対して直交するブームがあれば十分であった。
この単純さこそ思考の幾何学である。
1835年にフランスの科学者ガスパール・コリオリが導いたコリオリの力の原理から
自転車が発明されたわけではない。1813年にドイツで発明された。
ジャイロスコープを1836年、数学者エドワード・サングが地球の自転の検出に使うことを提言した時、
コリオリの力は発見されていたが、1852年にレオン・フーコーが
地球の自転を証明しようと実験に使用したジャイロスコープまで20年が経過している。
原理を発見する人とそれを実験で証明する人、そしてその原理を人工物にまで応用するにはそれぞれの懐胎期を伴う。
現在では、自転車が走行している限り倒れないのはコリオリの力だと認識されているが
人工物の発明が原理の発見以前にも存在する重要な科学的事実と発明者の独自な懐胎期は、
それほど認識されていない。
低温に曝されると糖やアミノ酸などが増えて
細胞の中に氷を形成しない植物の寒冷バイオシステムは、
寒冷地の農業ではほとんど利用されていない。
寒冷地のスーパーの冬野菜類のほとんどは、他地域からの輸入に依存している。
夜間零下10度以下になる寒冷地で、太陽の光と熱が昼間だけに利用される農業用ハウスでも
内部温度が零下になっても凍結しない植物は栽培可能である。
しかし、そのためには北極振動による厳しい劇的な風雪に耐える構造が必要である。
栄養摂取不足の子どもの80パーセントは、農産物の過剰国(=食料輸出国)に住んでいる。
生態系の混乱と惑星破壊の原動力をアジアやアフリカでの人口爆発に求め、
ダーウインの適者生存のシナリオを認める有神論的エコロジーは
北半球の工業先進国でもっとも支持されている。
為すべきことと為されたことの違いについて記録を残し、
概念を実践段階から再考し、他者に語ることを止める時こそが、
デザインを理解したときだ。
宇宙とは、私を含むバイオスフィアとバイオスフィア以外のすべてであり、誰一人として「全方位720°の宇宙」から帰還することはできない。
全方位720°の宇宙は非同時的にしか観ることができないが、テトラマを平面充填して形成される3wayから
どの大陸も分断されない全地球情報が矩形画像として選択できる。
地球の軸回転は、異なった3way上の平行移動に変換できる。テトラマは、動く全方位720°の地球儀である。
☆テトラマの平面充填と矩形化するための3way
https://www.tensegrity.jp
コメントを投稿するにはログインしてください。