人間は環境を破壊できるが
同時にその環境で変わる。
自分以外を愛せないように。
「トリムタブ」カテゴリーアーカイブ
知識
今世紀に入って
知識が富であるという知識を
素速く手にするために、
どの本が読む価値があるかを
見分けることができない読者のための
本が増えている。
主要な基本概念を
絶えず書かれた知識に求めている
学習によって
学習の方法は学習できない。
この方法こそ富を構成する。
朝起き
朝起きて10分以内にブログを書くと
その1時間後には何を書いたか
すっかり忘れている。
脳は目覚めたときには
素晴らしい特性をもっている。
だから、朝起きて10分以内にブログを書かない日は
たいていシナジェティクスをしている。
朝とは日の出前のことだ。
思考の足場
すべての建物や船の建造プロセスは足場を必要とする。
エデンドームでさえ、
巨大な足場にかけた
コストとエネルギーは
エデンドーム自体の製造コストに達している。
建築家は足場がなくとも建造可能な住居を
デザインしない。
数千年におよぶ重力依存は
重力への妥協ではなく適応しただけなのであるが
テクノロジーの在り方を思考しない。
テクノロジーの在り方は
構造とは何かを含むだろう。
周期
たくさん仕事をしたければ、
少し食べ、少し飲み、
早く休んで、
早く起きるようになる。
ただし、
これが一日のサイクルになるとは限らない。
健康
無農薬玄米を食べる人よりも
不耕起の田んぼを
作る人のほうが健康である。
健康は
宇宙への包括的な働きから生まれる。
クリティカル・パス
賢明な思考は
失敗しないもっとも慎重な行動を避ける。
失敗を計画に繰り込んだ実践理論が
クリティカル・パスである。
クリティカル・パスは
唯一の机上の革命理論である。
バックミンスター・フラーは
人間はつねに間違うという
失敗の神秘の理論化に
半世紀間を要した。
その起源と定義は
『クリティカル・パス』
(バックミンスター・フラー著 白揚社)の第6章にある。
縮退
みんなサンマと半分の大根を買って
こじんまり暮らすようにしている。
尺取虫が縮む時は
進行方法に対して直角である。
コクゾウムシ
2週間の旅から帰ると
無農薬玄米の米櫃の表面は
黒い小さな動きの鈍い昆虫で覆われていた。
購入した玄米にコクゾウリムシはすでに産卵していたのか、
飛行能力に優れているので、畑からやってきたのかもしれないが、
彼らの成長は恐ろしく早かった。
コクゾウリムシにとって
一粒の穀物は食料の貯蔵庫であり住居である。
コクゾウリムシが白米よりも玄米の方が好きなのは、
玄米には自分が隠れて成長できる
外皮という繊維で強化されたシェルターが付いているからだろうか。
明らかに彼らは自身を玄米の大きさに収納できるように
進化している。
一粒の穀物の外皮をシェルターとして利用することで
外敵から無数の卵を守り
長期的に生存できるこのモバイラーたちは
内部を空洞化したシェルターに水が進入しても
しばらくは水に浮いて死んだふりができる。
落葉
消費を控えているから
生産も控えているという閉じた経済圏で
みんな節約生活をしているが、
宇宙は生産と消費に分化した節約はしない。
植物は宇宙的な経済活動に従事してるから
落葉しても半年も生存できる。