読んでいると人の間違いは発見しやすい。
しかし、書かなければ自分の誤りや他人との違いは発見されにくい。
書く人よりも読む人はつねに一人だけ多い。 Y.K
「トリムタブ」カテゴリーアーカイブ
テキスト節約生活
テキストに依存する知は、読書量に陥りやすい。
読書量を劇的に節約する方法は思考することである。
そうすれば、読んでいる時間がなくなるだろう。
もしそれでも時間ができれば、思考したことを編集すればよい。
ほとんど何も思考していないことに気づけば、
読書よりもましなテキスト節約生活だ。 Y.K
宇宙ステーション
日本人宇宙パイロットが「日本の家」から帰還した。
「宇宙船地球号」以外の宇宙ステーションは
誰も欲しがらないだろう。
「宇宙船地球号」はメンテナンスフリーだから。
否、だった。
水も風も雲も、
そしてエネルギーも食料も無料だった。 Y.K
風の民
直感は風を受容する人々に
直観は風に逆らう人々に与えられた。
閉じた未知の球状世界を航海する民に、
初めて、
それらは相補的に与えられた。 Y.K
読書
読書から知識は増える。
増えることが他者を知ることとは限らない。
知ることは実際に会うことだ。
読書はそれからでも遅くはない。
一方、自分を知るには、
他者に会う前の孤独に耐えなければならない。Y.K
偶然
仮定、認識または実行段階の誤りを
頻繁に発見できる才能は誰にもある。
しかし、間違った経験から学ぶには、勇気がいる。
さらに、真実への重要性の意識が自尊心よりも大きければ、
誤りは認められるだろう。
誤りを認めるこれらの過程で、
偶然に真実を発見できる。
知識と真実にはつねに偶然という隔たりがある。 Y.K
記憶のシナジー
記憶を想い出す時、
無関係な情報が入ってくることによって
はじめて再構成される。
これを「再固定」という心理学の概念で捉えることはできない。
原子は他の原子と固定化されるのではなく
振動しながら結合しているのである。
思考をほぼ同時的に声に出す場合は
いままで無関係だと思われていた情報が瞬時に編集され
ついに統合される。
私はこれを記憶のシナジーと定義している。
個々の過去の出来事の記憶は次の結合の可能性のために
つねに振動しているのである。
原稿に書かれることで
直線的に固定化されたシナリオは
この振動をけっして捉えることはできないだろう。 Y.K
脳とマインド
ひらめき以外の概念で法則化されたパターンと
原理の発見者としての役割をほとんど説明できないのは、
脳が脳以外のマインドの機能をなかなか認識しないからだ。
人間にはまず脳が与えられ、
次にマインドを利用する自由が与えられたのである。
決定的なことは
脳はマインドの自由が嫌いである。 Y.K
ネクスト・エコロジー
宇宙は自己と共に存在するということを問わなければならない。
つまり、もしみんながそう考えたらたら、
どんなことになるのかが自己エコロジーだ。 Y.K
原理
それゆえに、若いうちに原理を発見すべきだ。
そうすれば自然を破壊することなく、
そして、
課金されることなく利用することができる。 Y.K