人間はつねに知りすぎている。
しかし、想像力を最大限に利用する方法は、
知識ではなく経験によって形成される。
「ベクトル」カテゴリーアーカイブ
不況時代
必要なものを買わないで欲しいものを買う。
なぜなら、
必要なものは作られていないから。
操作主義的自然農
最も生産的で、最も楽しく、最も自由人に適するのは、
自然農である。
否、
自然農こそが、
人を最も生産的に、最も楽しく、最も自由人にするのである。
「粘土団子」が原理を応用した人工物(Trimtab)であるかぎり。
テクノロジー
パートタイムかフルタイムかではない。
私の現実と宇宙の現実を
どうして自ら区分しなければならないのか。
仕事と職業が完全に一致することがなくとも、
仕事をすることはできる。
それは、自己のテクノロジーの問題だ。
富
裕福だから幸福なわけではない。
貧乏だから不幸なわけではないのは、
未来という真の富が物質として所有できないからだ。
派遣村
派遣村を1万倍にすると、見慣れた小さな都市になるだろう。
自らエネルギーと食料を生産しないかぎり、
自律への機会は、簡単に失われるだろう。
習慣
自分に理解できない問題は、なんでも否定する傾向がある。
ゆえに、死はもっとも否定されている。
そして、死という自然の習慣を忘れるために、
あらゆる戦争を肯定する傾向がある。
概念
経験から学んだことが
互いに矛盾することが解ったとき、
それが概念の誕生の兆しだ。
つまり、言語の牢獄から
這い出るときだ。
ユーザアカウント
戦時では科学が武器という道具を、
平時では教育が貧者という奴隷を作った結果、
今はどちらも共存している。
何も選択しないで生きることは
もっともありふれた人生となった。
それでも、もっとお金が必要なら
だれでも兵士(ユーザ)になれるだろう。
自己エコロジー
人類はついにエコロジーに従わなければならない。
もしみんながそうしたら、宇宙になるだろう。
宇宙とは
最後の政治家が死んだ、
いまだかつて到達したことのないこの世だ。