静止した画像であっても、
1秒間に60コマあれば、連続性を感じる。
この場合、静止した画像の視点が
移動しても静止していても構わない。
脳の残像機能があまりにも強力なので、
無意識的に見るという行為に対して、
絶対的な偏りを生じさせてしまう。
脳の連続性を生成する残像機能は、
非同時性を感じさせないように作用する。
実際、光の絶対的速度が測定されるまで、
光も他の現象も同時的だと思われていた。
世界同時不況の概念も
脳の残像機能を利用している。
だれも静止画像を取り出せないのだ。
「ベクトル」カテゴリーアーカイブ
洗脳論
間違って理解していないかぎり、
間違っているかもしれないことを
気にしないのは、
コミュニケーションの基本である。
だから、間違いをすり込むための
テクノロジーは存在する。
世間
生き方にもいろいろあるだろう。
死に方もいろいろあるはずだ。
生き方に迷っている間は
死に方を選んでいない間だ。
ヒトはこの間が好きだ。
この世は間だらけだ。
世に出るヒトもいれば
世を出るヒトもいる。
システムの内部と外部に気づかない間に。
カラーシンメトリー
真の賢者は自分を賢者とは思っていない。
愚者も自分を愚者だとは思っていない。
この関係は、エッシャーの発見した
色のシンメトリー(=反対称性)の概念に近い。
研究環境
ノーベル物理学賞と化学賞とで、
4人の日本人が受賞したと言っている。
4人のうち2人の日本人科学者は、
受賞したテーマを
アメリカで研究している。
どの研究機関で受賞したテーマを開始したかで
ノーベル賞の価値が決まる。
メディアの受賞者の国籍へのこだわりは、
一種の表示偽装だ。
教育
すべての専門分化は、
教育や手仕事の訓練の結果である。
それらは発明されたのだ。
宇宙に興味を抱かせないように、
欠乏
論理性を失った
あらゆる政治的理論のデフォルトは、
欠乏である。
エネルギー
または
食料、
そして住居の。
ついに
われわれは豊かさの希少性を求める。
課金システム
利益とは少数の豊かさのために、
多数から
少しずつ富を合法的に
つまり、
気づかれないように奪うことである。
中心
人間は環境の中心にいる。
しかし、中心がなくてもシステムは機能する。
心拍数
生物の寿命は心臓の鼓動数に制限を受けているという理論がある。
熊もカエルも一生涯の心臓の鼓動数はほぼ一定だとすると、
生命保険会社は心臓の鼓動数を
重要な保険料の査定上の判断材料にしているはずである。
いつも緊張した心拍数で生きている人は、
短命なので保険料は高額になるにちがいない。