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テクノロジーの過疎地域

情報もまた人口比では消費されていない。
人口はテクノロジーの過疎地域で暴発している。
日本の過疎は豊かさの不均衡な歪みでしかない。
2007年問題の有力な解決法である農村と都市の交流など、
総額3兆円の退職金の流れのデザインでしかない。  Y.K

闇の格差

人工衛星から見る限り、日本の夜に漆黒の闇はない。
人口密度は高く、夜も明るい地域にアメリカやヨーロッパ、そして日本がある。
人口密度が高いが、
夜はとても暗い地域にインドやアフリカ、南アメリカなどが含まれる。
食料だけではなく、電気エネルギーも人口比では消費されていない。  Y.K

http://antwrp.gsfc.nasa.gov/apod/ap020810.html 

免責

人間はどんな生命保険に入ろうと死亡率を低下できない。
しかし、貧乏人は短命である。
条件のいい生命保険に加入できる人は、生存率がもともと高い。
これ以上の免責はあるだろうか。
法律上の自己責任は、大英帝国の最初の保険会社(=東インド会社)
が考案した。  Y.K

補助金

都会人には魚釣りの方法を
田舎人には魚自体を与える。
両者は一生を通して食える。
しかし、上流で放流しないかぎり魚は一匹もいない。

このゲーム自体が贈与経済であり、世界経済の膨大な上澄み部分を構成する。
淀んだこの上澄みの中では、自由競争の原理は除外されている。  Y.K

過疎VS人口密度

ますます過疎になる日本の村々の心配は不要だ。
世界的な幾何級数的な人口増加を食い止めているのだから。
それよりも海岸部での人口密度の増加によって、
深刻な汚染を増加させていることのほうがよほど心配だ。  Y.K

辺境

一見して過疎には何の希望もない。
しかし一つの希望もないということはあり得ない。
より地理的な辺境に接近できるのは、
絶滅危惧種は過疎化でもっとも少ないお金で保護され、 
ネット社会でますます希少価値が発生することを意味する。

BSE問題で、イギリスはこの方法による自然保護の先進国になった。  Y.K