満月は、闇を照らすが
焚火は、闇を焦がす。
ついに無知の夜は、逃げ惑うだろう。
朝霧が太陽を覆うまで。
満月は、闇を照らすが
焚火は、闇を焦がす。
ついに無知の夜は、逃げ惑うだろう。
朝霧が太陽を覆うまで。
真実と虚偽との間には隙間がある。
想像力がそれらの引力と斥力によって奪われないための。
自然の構造においては、
張力は、圧縮力によって、圧縮力は、張力によって、
相互に非同時的に生成される。
与えるか、さもなくば奪うための分断と分化は存続しない。
しかし、権力は、欲望によって自らを非構造化する。
無数の連続した大黒柱によって舞台裏が用意される。
鳥は、他の鳥の翼と交換できないが、
根本から抜けてしまった場合は、部分的に換羽できる。
その間は飛行能力は低下する。
発見によってテクノロジーを蓄積していく人間は、
他の航空機の翼やエンジンとすべて交換できるようにデザインする。
計画的にそのデザインの陳腐化もできる。
経験が増えれば、知識は増える。
発見すればするほど、
情報は減り、宇宙は拡大する。
コスモグラフィーは静かな生活を包む。
美の構成学は、
「形態は機能に従う(Form Follows Function)」歴史を踏襲してきた。
デザインサイエンスは、
「形態はけっして機能に従わない(Form Never Follows Function)」
真の機能は、形態を超えた段階に接近し到達するからだ。
共鳴型テンセグリティが非物質化の過程にあるように、
形態デザインは、終点ではない有限性にある。
自然について考察したことが、いま見ている副作用だった場合、
自然の主目的はつねに機能していたのである。
人間は、発見した局所的なシントロピーから
エコロジーを再現できない段階にいる。
遺伝子コードが言語的なメッセージを包含していないように
シナジェティックな相補性はそのコードにはいっさい含まれていない。
非鏡像的な相補性は、1950年代の物理学の<対称的な破れ>から始まったが
シナジェティクス的には捉えられなかった。
シナジェティックな相補性は、内部と外部の反転に関する回転軸上のスピン操作で
<対称的な破れ>を説明できる。
参照
『コスモグラフィー シナジェティクス原論』バックミンスター・フラー著、梶川泰司訳 2004 白揚社
膨大な利益確保のためのエネルギー資源の輸送を
閉じた「パイプシステム」や、
局所的な地域ごとの電力ネットワークで独占する国家によって許可される
住宅・都市建築と全面的に対立したバックミンスター・フラーは、
建築家として振る舞うことはなかった。
実際、彼は建築家のライセンスを持たなかった。
1927年、フラーの創始したデザインサイエンスは、反建築的である。
シナジェティクスが幾何学主義を批判したように。
シナジェティクスを学生ではなくこどもに教えることで
どれほどのシナジェティクス原理が発見されたのだろうか。
そして、その原理群がすべて既成品から構成する方法を発見できたなら、
さらにその方法によって、世界中のどんな既成品からも
予測できない全体のシステムの機能が偶然に発見されたなら、
それは新たな合金の発見に等しい。
合金の製造方法は、おそくとも12歳までに習得すべきだろう。