貨幣を製造する権力は、
自ら返済不要な<補助金>という現金製造装置を
システムにインストールした。
税金を加工した<蜜>に群がる企業や大学によって、
例えば、原子力発電が開発され、民間企業に譲渡された。
現金製造装置を自在に内蔵するシステムこそ、
最大の不労収入、または純利という持続する<蜜>造をもたらす。
貨幣を製造する権力は、
自ら返済不要な<補助金>という現金製造装置を
システムにインストールした。
税金を加工した<蜜>に群がる企業や大学によって、
例えば、原子力発電が開発され、民間企業に譲渡された。
現金製造装置を自在に内蔵するシステムこそ、
最大の不労収入、または純利という持続する<蜜>造をもたらす。
自己を維持する唯一の関係は、個人の<主観性>にある。
しかし、この自己に対する自己意識が、
<自己と他者>との、あるいは<他者と他者>との関係に置換され続けるならば、
権力こそ、自己に対する自己意識でつねに満たされているのである。
これ以上の主観性の偽装はないだろう。
しかし、主観性の欠如は、誠実さの犠牲と反対称的に共存する。
言葉に対して誠実さと自律の意志を欠いた人々が作成する憲法は、
属国特有の内部を外部から絶縁させる方法から編み出されている。
絶縁とは、電子回路の一部が、信号や電力は伝達されるが
導体は分離している状態である。
絶縁こそ、その物理的な絶縁を破壊する行為と意志を
絶望的だと感じさせるためのもっとも効果的な方法なのだ。
分離と隔離(=isolation)は、支配するための見えない武器である。
バックミンスター・フラーが講義で使用していた
球状のテンセグリティモデルは、飛行機での移動には不適切であった。
講義の前に僅かな時間で組み立てられる方法よりも
折りたためる構造をすでに発明していた。
この方法は、まだどの文献にもBFIのアーカイブにも存在していない。
見えないモデル言語は、まだ未整理のままなのだ。
シナジェティクスの有用性は、現在の数学には属さない。
台風が去った夜は
森からシマフクロウがやって来る。
そして朝はカッコウが鳴く。
森から移動する方向と距離が分かる。
この太陽系を周回するためのナビゲーション器官は
都市の住居デザインから排除されている。
裏庭で梅雨の切れ切れの夜空を仰ぎながら乾いた薪で焚火しても
静かな夜がすぐには取り戻せない。
裏庭に繋がる背戸の森が開発されてこれまでよりも広大になったからではなく、
ついに背戸がもっとも遠いアマゾン流域のお土産用観光植民地と繋がって
彼らも市場原理を強いられて生きている現実を共有する段階にいて、
気楽な夜空が突如、ICBMの軌道が描かれるスクリーンに変貌するからだ。
病理から標準的な健康状態を啓蒙するTV番組が、
人類学や生物学ではなく医学を基盤とするようになったのは21世紀からである。
年金制度の崩壊から医学的知識への理解が医療費を劇的に削減できることが分かった結果である。
都民ファーストの代表が、
「国民主権という傲慢な思想を直ちに放棄すべきことを主張する」のだから
<犬のしっぽに犬の散歩>をまた依頼してしまったようだ。
権力の外部と内部の交替のシナリオが報道されていないだけなのだろうか。
投票率が低いにもかかわらず、メディアの予想を超えた議席数の地滑り的反転は
これまで従属化され抑圧されていた知の臨界蜂起と言えるだろう。
だが、真の自発的蜂起なら、沖縄に転位するはずだ。
政治が消滅しかけているときの民衆の批判を
NHKは報道から消滅させることができる情況操作を権力側に与え続ける。
長い黄昏の後は暗黒による幽閉なのか。
さもなくば、デフォルトによるサバイバルの始まりか。