放射的方法

権力構造はつねに放射エネルギー的である。
そして、下から支えられるのである。
家族や、工場や、規律や制度によって。
ついに、放射エネルギーは地下から吹き出したのである。
それは、権力テクノロジーの危機ではなく
下から支える方法の終焉なのだ。
自らの生命を保護できなかったのだから。

夜の霧箱

地下からの吹き出す地上最大の解放系霧箱における
鮮烈な発光のはじまりは
今後100年間の放射エネルギー(α線、β線、γ線)の
絶え間ない開始を告げている。
この無限とも思える夜の果てから
人間を再開するためには
崩れ落ちる人間の終末が存在しなければならない。

β線上の日本列島

満月は赤くかすみ
星々は輝きを失い
朝日は、霧で拡散し
落雷は、地上に届かないまま
猛暑の真夏に雹が降る
その日が
やって来だのだ。
これらの外部環境の短時間の変化をだれも予測できなかった。
生命の内部環境の変化とその加速度はだれも想像できないだろう。

トリチウム説

β線の測定器は高価で誰も買えないから
赤道直下よりも日本の夏の方が暑い気象現象を
大気に異常な水蒸気が停滞している事実と共に
科学者はそれらがトリチウムが原因でないことを
科学的に説明しなくてはけない。

有用性

シナジェティクスが形をデザインすることなどあり得ない。
現実性を専門性と引き換えに失ってしまった人々が
<有用>な形を求めることになる。
彼らは、そうすることでシナジェティクスを
そうでなければ、堕落した幾何学の回復のために
工学的に見せたいだけだ。
それが、他の人々の判断に委ねるためだとしても
有用性は人間だけのものではない。

服従と強制のシステム

他人に利用されて時間を無駄に生きる経験から
他人を利用して時間を有効にする経験を
自慢する人間を生む
永久に果てない格差システムを考える時である。
派遣労働が
より微細でより計画された調節の企てから
生まれたにしても
搾取と強欲に染まった幻想が
システムを動かしている。
搾取される側と搾取する側が
同じ幻想を共有するように。

自然の構造デザイン

面構造システム、フレーム構造システム、ジョイントシステム
といったものがあるわけではない。
フレーム構造が面構造に取って代わり
また、ジョイントシステムがフレーム構造に取って代わったというのでもない。
これら三つの面、線、点に関する個々のメカニズムは
相互に作用する複合的な構造であり、
その中で変わっていくものは
それらの相互作用を見抜いて単純化された
構造に関するテクノロジーだけである。
つまり、自然が採用した構造を学びたければ、
テンセグリティ構造から始めるべきだ。

ノード

結合角度を統合的にかつ動的に
向上させることができるのは
テンセグリティが
ジョイントレスであるという理解は
多面体が固体(Solid)として見立てる習慣と変わらない。
テンセグリティジョイントは
圧縮力と張力を相互変換する重要なノードである。