均一化(equalize)装置

イコライザー (Equalizer) は、
音声信号の周波数特性を変更する優れた音響機器である。
小さなスピーカーで音像を
自分の好みに均一化(equalize)する場合には
不可欠なツールになっている。
クラシックのためのイコライザーに
もっとも近いのはジャズのイコライザーである。
そして、ほぼそれに接近しているのはロック用である。
全体的な音質を補正するための平均化や音像の明確化の方法が
音楽ジャンル別にあるわけでないことが
イコライザーの波形分布から分かるのである。
21世紀のイコライザーは、ビッグデータが反映された
人類の感覚の均一化装置である。

流星

流星を見るために、これから焚火をする。
そして、
流星を見る毎にビールを飲むことにしよう。
まずは、春の明星と隣り合わせの三日月を見ながら。

自然

春麗らかな縁側で
桜を見ながら
静かな絶望の生活を送っている人々を
自然はけっして癒さない。
自然とエコロジーとの間には
宇宙と未知なる存在が永遠に介在しているから。

破壊の観察

テンセグリティ構造を破壊する過程では
しばしば特異な現象を目撃することになる。
生きているものが生きていないものと異なる現象を区別していた
知識全体が同時に破壊されていくのである。
その破壊から逃れるために
テンセグリティ構造の破壊過程を客観的に観察できるように
より高い認識の水準の獲得に挑戦し、そして、失敗した場合、
現象や自己観察を知識の源泉として利用することの限界をも見るだろう。
これこそが、圧縮力と張力による非鏡像的で相補的な
認識論(=シナジェティクス)の始まりなのである。

電力ネットワーク

自然エネルギーをどれほど効果的に
変換して発電しようが
電力ネットワークがある限り
膨大なエネルギー損失は、改善されない。
電力ネットワークは
権力ネットワークの放射エネルギーの代替にすぎない。
長距離を送電する方法で電力エネルギーを捨てれば捨てるほど
電気料金を値上げできる法律システムによって
電気メータ付き電力ネットワークは、時代遅れになったのである。

リアリティというUnknown

空間デザイナーという職業があるが
<空間>はまだ物理学では解明されていない。
「昨日は過去、大事なのは未来」という考え方から
すでに<時間>は分断され奪われたままだ。
諸元素に対して能動的な作用を及ぼす実在に関する思考は、
未知(unknown)の階層構造へと統合される。
われわれは未だ、とくに芸術家たちの直観によって
この実在を<リアリティ>と呼んでいるにすぎない。