非論理的に

何を学ぶかではなく、どうやって学んだかは教えられる。
しかし、どうやって発見するかを、だれにも教えられないのは、
どうやって発見できたかが、自分で理解できないからではなく
シナジーはつねに全体からやってくるからだ。
シナジーの発見は、非論理的にしか経験できないが
発見された自然の秩序は直観的に
そして、論理的に新しく理解できる。

当然の報い

この<正義>はNHKの番組では、
非哲学的に<白熱教室>と意訳されてきたが
<正義=Justice>、は語源的に司法、裁判官であり、
当然の報い、そして処罰という意味である。
当然の報いほど、イデオロギーや宗教によって
相互に敵対するものはないはずだが
その力学を意図的に利用する存在こそ
すべての大戦争の舞台裏に居続けている。
当然の報いによって、兵器産業が介在する合法的な場所が形成される。
合法的な場所こそ、法律家資本主義の表舞台である。

正義(=当然の報い)

2014年のマララ・ユサフザイへのノーベル平和賞授与は
やはり、学校にいる時の子供を
無差別的に殺戮するための起爆装置だった。
冷酷なテロ作戦には、無知も利用されるが
イスラム過激派を攻撃する<正義=Justice>を仕立てるための
心理作戦としてノーベル平和賞も利用される。

軍事テクノロジー

無人航空機は第1次世界対戦中から開発されてきた。
その飛行距離は最大110キロであったが
最新のGPSを搭載した小型無人ステルス偵察機の遠隔操作距離や
有人ステルス爆撃機の飛行距離は、ともに12000キロ以上である。
沖縄の基地の必要性は
21世紀の軍事テクノロジーからはすでに陳腐化されている。
沖縄基地の存続を望んでいるのは
アメリカの軍部ではなく、基地撤退完了までに
独自の軍事産業と宇宙航空産業を発展させたい日本政府である。

全方向的

少数は政治観を信じ、多数は生活感を信じる。
弱者は運勢を信じ、強者は経済を信じる。
閉じた局所で
感傷的な人々は、自由に動いている。
しかし、けっして全方向的に移動しない。

自分以外

バイクや自動車の運転の方法に注意するより
走行する前にそれらを基本的に整備するほうが
結果的に安全に走行できるように、
学習の方法を変えるより
学習する環境を整備するほうがより効果的だ。
生活を改善するより
生活する環境を整備するほうが簡単で効果的だ。
そして、客観的である。
<環境とは自分以外のすべて>だから。

生き方、死に方

失敗をしないで
よい生き方を望む人々は
詐欺師になれる。
誰も失敗しないで学習できないのだから。
よい生き方をしないで
よい死に方を望む人々は
立派な詐欺師である。
誰も死を経験できないのだから。

権力と圧縮力

圧縮力が幅をきかせるところに張力は存在できない。
取るに足らない存在だから。
圧縮力と張力が互いの影になるとき
圧縮材が連続するときである。
張力が全体に連続して機能する構造では
圧縮力は分離された圧縮材自体しか圧縮しない。
張力が圧縮力に変換される時、
張力と圧縮力は
非鏡像的で相補的である。
われわれの権力と愛は
まだ相互変換されたことはない
それぞれの影なのだ。

固体的

固体的物質観から生まれる
圧縮材の集積だけで成り立ってい構造の最大の欠陥は
すべての振動や共振を恐れている社会システムと
連動していることである。
固体は振動の自由度がもっとも少ないからではなく
宇宙には固体的物質は何一つ存在しないからだ。
固体物理学の基本概念はすでに否定されてきたが
イデオロギーのなかではまだ生き残っている。
政治とは、21世紀も強固な揺るがぬ砦なのである。