思考したことを言葉で表現すること
そして、
それらを行動することが
互いに調和している状態こそは
つねに<環境>として
無数の個人がデザインしなければならない。
<環境とは自分を除いたすべて>だから。
内部
テンセグリティシェルターは
スモールハウスではない。
恐怖や抑圧から逃亡して瞑想する一時的な場所ではない。
週末だけ都市から孤立する隠家ではない。
一個の全体に変換する天真爛漫なテクノロジーである。
重さのない所有できない宇宙の機能を再現するために
移動する広大な内部なのである。
消費の極限
金曜日の夕方の会社帰りに携帯から
いつものドラッグストアーでオムツの買い物を言いつけられた若い夫は
オムツの隣にビールが陳列されていると、
その両方を購入する傾向を生み出すシステムが、
必要だから買うのではなく、安いから買うつもりが
ポイントを貯めるために買う人々へと徐々に変貌させるシステムと統合される。
そういった消費の極限状態へ移行できるのは高度な資本主義なのであるが
広告による記号のテクノロジーによって
集団性の無意識の条件反射に依存しすぎて生存することになるのである。
消費の極限に向かう人々に対話と危機は存在しない。
それは、きわめて冷酷で短命なライフスタイルの消費なのである。
派遣労働者
普通と言われたい人生を送る正規雇用者が増えるだけで
惑星地球有限会社の派遣労働者はまだ少なすぎる。
知識
平凡な講義は、関心を持たせて聞かせる。
優秀な講義は、書物からではない理解が得られる。
素晴らしい講義は、学生の質問から入るシナリオのない講義だ。
しかし、最高の講義は、もっと知りたいという心を開花させる。
知識自体を愛する前に。
生活者
移動販売のラーメン屋よりも
移動販売車を販売する方がつねに利益がある。
ラーメン屋はそれに気づいていても選択肢がない。
たいていの人は、詐欺師のような仕事で稼いでいる。
そして、教師のための教師、保険屋のための保険、修理屋のための修理、
種屋のための種屋、ボイストレーナーのためのトレーナーなど
管理者の管理、指導者の指導は階層的に続く。
科学的研究と実践の乖離を口実に
生存に必要なテクノロジーがますます独占されていく時代に
価値を生みながら生活することは、もっとも困難なことだ。
自由度
張力こそは、短すぎて不要になった骨格材を
第一級の構造に導いてくれる唯一の道である。
構造に振動という完全な自由度が与えられた
テンセグリティは
非正規雇用された圧縮材だけで構成される。
テンセグリティは
建築家(architect)という構造の支配者には
つねにアナーキー(an-archy)である。
畑
どの美術館にも、どのスタジオにも
美しいテンセグリティが展示される日は来ないだろう。
植物の種子のように風に運ばれて
光とともに大地にインストールされ
夜空を見ながら、畑と共に平和に暮らす
シェルターの時代が終わるまで。
消費税
いらないものを買い
オークションではいるものを買う。
インターネットでは
つねに消費税を2度払う人が増えている。
主観的老化
知識は経験がなくても消化できるから
分析ばかりすると主観的になる。
学んでばかりいると無能になる。
客観的な思考力が退化していくのは
年齡と無関係な主観的な方法にある。
