再生的

デザインサイエンスプロジェクトを展開していると
ほぼ周期的にデザインサイエンスに貢献したい若者と出会う。
彼らは<掛け替えのない>人生を求めている。
貢献とは
理想とする誰かか、あるいは何かになろうとしているだけの
偽装した逃避のひとつである。
<掛け替えのない>行為は
人間が陥りやすい奇妙な思い上がりであり、
混乱のはじまりである。
その目的を達成するための社会的な選択的プロセスこそ
再生的宇宙に反する。

振動について

テンセグリティ構造を
持続したいという欲望があるときには
張力材よりも振動への恐怖がある。
構造を実現するには張力材による
圧縮材との振動による統合がなければならない。
振動は自重との闘いである。
自然は生き残ったテンセグリティ構造に満ちている。

振動について

構造を持続したいという欲望があるときには
圧縮材への恐怖がある。
構造を実現するには
張力材による圧縮材との統合がなければならない。
それによって、瞬間ごとに構造を実現できたなら
もはや振動による構造を怖れないだろう。

初期化された構造

STAP細胞の存在を疑問視する生物学は
「すべての定義は一時的である」と仮定している科学を
疑問視してはいない。
『操作的に定義された』概念は
科学者集団という<群れ=同業者組合>が運営しているのである。
真の操作主義は、
「すべての定義は一時的である」と仮定する
操作的定義自体を陳腐化することにある。
実際、STAP細胞もES細胞も
<細胞テンセグリティ>という構造として捉える定義には
未だ誰も言及していないように思える。
テンセグリティとは
<初期化された構造>にちがいない。

簡素に

過去も未来も局所的すぎる。
問題をその場で解決する能力は
過去にも未来にも依存しない<包括性>から生まれる。
自己放棄は<包括性>の簡素な現れである。

抽象的思考

すべての発展は物質から抽象に向かう。
しかし、抽象的思考そのものは
それを思考する人の死と共に消滅するが
装置やプログラムは長期間生き残る。
抽象的思考がより長期的に生存するためには
装置やプログラムのより短期的な陳腐化も
加速しなければならない。

人工甘味料

糖質ゼロにするためにスクラロース(ハロゲン化合物)が
ビールや清涼飲料水に、
アスパルテームがアイスクリームやミント・ガムに配合されている。
これらの人工甘味料は体外に排泄されるだけで
血糖値やインスリン値に影響を与えないがために
癌の発病率の上昇が統計的に認められた科学研究のことなど
だれも気にしていない。
生物サイクルで蓄積される可能性がきわめて小さいのは
親水性によるが、その発癌性が低いこととは無関係だ。
健康管理上、糖分を排除したがる健康志向から支持されているのは当然だろう。
プルトニウムでさえ薄めれば気にしないのだから。
食べる化学物質による加速度的な群れの形成は
マーケッティングのもっとも忠実な成果だ。