自然は緊急時に安全側に作動する
生得的なシステム(fail-safe)をデザインしている。
そして、われわれにはあらゆる種類の代替回路が与えられている。
緊急事態がなければそれらの能力は日常的には使わない。
しかし、学校に行けば
自律的に学べる自己学習システムが発動しない<教育システム>が
考案されてきたように、
あらゆる種類の緊急事態の認識を妨害する
日常化のための<システム>が起動して
ほぼ3年が経過しようとしている。
安全側に作動する生得的なシステムをアンインストールする
心理学的テクノロジーが公然とインストールされている。
死
昨日までの玄米と野菜との
生化学的反応が静止する時
生命の一時的なビークルが破壊される。
そのビークルは永遠に課金されない
重さのないシステムだ。
安全率(Safety Factor)
無知は不確実性を増大させる。
技術的な無知が増大すればするほど、安全率はより増大する。
大地に依存した基礎部をもったすべての構造は
大地に重力を流し続けるかぎり
構造のマージン(=margin 余裕部分)は増大する。
建築産業の安全率は通常4〜6倍に設定され
化学プラントの安全率は4倍、
原子炉圧力容器の安全率は3倍に設定されてきたが
航空宇宙産業の安全率が1.15~1.25倍に設定できるのは
より軽くより強度と剛性を備えた構造こそが
より少ない材料でより多くの体積を包囲できると同時に
飛行の安全性をより向上させるからである。
安全率がより増大ればするほど、応力分散の自由度はより減少し
リダンダンシーがより増大する。
構造のマージン(余裕部分)こそが
安全性をより低下させているのである。
思考プログラム
独創性は
質問に対して検索で答える教育プログラムから生まれない。
検索ロボットが収集したこれまでの情報は
地球上の全情報のせいぜい1%未満である。
検索とコピペを奨励するプログラムは
植民地化の思考プログラムだ。
事物との新しい関係は
既存の情報や知識、
そして知恵やそれらとの組み合わせには存在しない。
検索とコピペを奨励するプログラムは
けっして動機(=know why)を生成しない。
独創性は
つねに検索不可能な領域で生成される。
他者からは検索できない
自己と宇宙との新しい経験から生まれる。
パリティ(parity=平衡)の物質化
張力の歴史は、
人間の構造的な客観化における
間接的、代理的、従属的でつねに局所的な概念の歴史である。
張力は、
哲学的前提から2次的な補佐的機能として考察されてきたが
張力が圧縮力とはじめて概念的に均衡したのは
1807年のイギリスのハンフリー・デービーによる
アルミニウムと鉄の合金の誕生からだった。
それ以後のすべての合金は、シナジェティックである。
つまり、それまでの産業を支えていた
哲学的前提が加速度的に破壊されていくのである。
因果
すべての行為には
反作用とその合成された結果が生成される。
すべての現在には
過去と未来の始まりが合成されているにちがいない。
秩序について
経験された事実は
もっとも優れた科学的な実験結果になる。
ただし、秩序を発見した場合にのみ。
ミスティック・ミステイク
包括的に理解していく行為に
魅力的な読書や瞑想は含まれない。
包括的な理解は
複数の間違った行為の過程から生まれる
もっとも神秘的な相互関係である。
それゆえに、
包括的な理解は教育プログラムから除外されてきた。
より間違わない論理性にのみに依存してきた知性は
もっとも分断されやすいのである。
現実への脱出
無数の異なった現実(=リアリティ)が
同時的かつ非同時的に存在する。
リアリティとして認識できるすべての存在は
観察者にとって
肯定的か否定的かのどちらかの状態を形成している。
より否定的な状態が優勢ならば
誰でも現実からの逃避を選ぶだろう。
リアリティと一般化(generalization)との相違は
一般化が<唯一の現実>から生成されていることにある。
異なったリアリティの不確定から脱出できたなら
生存する能力(=富)はより増大しはじめる。
干渉
3.11以後、教室の中だけではなく
メディアから<良い質問>と<悪い質問>が
メディアによって認証され横行している。
空気を読む人々には
<良い><悪い>で思考するための
予期しないすべての干渉を排除する
アプリがインストールされている。
予期しないすべての干渉は
独創的な質問に変換できる。
これは<興味ある質問>にちがいない。
