精神現象学

人間は、巨視的なコミュニケーションシステムを内在している。
自己承認と原理の普遍性との関係を
最初に哲学的に捉えたのは
ヘーゲルの<精神現象学>である。
科学的原理を教育しても
インターネットを生み出した
生得的な巨視的なコミュニケーションシステムを
採用する自己教育プログラムは未発達だ。
ーーーーシナジェティクスを除いて。
人間性とは、巨視的なコミュニケーションシステムの外部化である。

動的なベクトル平衡体と最短距離

地球から火星に宇宙船が移動する軌道が
3次元曲線になるように
静的なベクトル平衡体(Jitterbug)の外接球面上の頂点から
収縮・拡大する動的なベクトル平衡体の外接球面上の
頂点へと連続する軌道も
螺旋状の3次元曲線として考察できる。
それらはつねに最短距離である。
しかし、イデオロギーに関わらず
政治経済システムが扱う最短距離は
つねに直線として考察されてきた。

自己承認システム

先行技術から改善したアイデアの段階や
偉大な発明を参照しながら
新しい技術を解釈しているかぎり
テクノロジーに内在する原理の生きた美しさを遠ざけてしまうのは
そのテクノロジーを自らが単独で考案したという
社会さえも容認してきた自惚れからだ。
自惚れは、自己承認の欠如から生成される。
自己承認の欠如こそ、
優れた発明からテクノロジーと
その起源を捉える概念の限界をもたらしている。

新しいアイデア

新しいアイデアは無数に存在していた。
これからも加速度的に存在するだろう。
しかし、社会が新しいアイデアを採用する時は
それ以外のアイデアが機能しなくなった場合だけである。
社会的承認を目的としたアイデアよりも
自己承認が先行した無数の孤立したアイデアがなければ
社会が存続できない<システム>を採用しているのである。
この<システム>が
人間が宇宙から学んだ方法とは
決定的に異なっていることを
個人が認識し始めていることだけで
社会システムが前例のない危機に陥っているのである。

反・形態モデル

3次元モデルはまだモデルではない。
その観察方法とその結果はまだ知識ではない。
観察から獲得できるより多くの知識は
秩序を形成する知恵を約束しない。
シナジェティクスモデルは形態(form)ではない。
知識をより少なくする
モデル言語を形成している。
モデル言語は
非形態的ではなく、反形態的である。

裏庭

過疎化に対して政府は定住を促進してきた。
都市から移住したい人間が、地域で根を降ろすように。
しかし、移動するための足を備えて生まれてくる人間は
植物のように根を生やすことで大地に定着はできない。
21世紀の定住計画は、
より移動して繁殖してきた人類の行動パターンに反している。
その結果、地球上の陸地の大半は未だに過疎である。
日々平均30キロ移動している野生のツキノワグマは
脱工業化と平均寿命の向上と共に
過疎化で拡張する<裏庭>を歓迎している。

軍事植民地化

株価と円安を上昇させ大企業からの税収を確保した後に
靖国神社参拝を実行してアメリカ議会に嫌悪を抱かせるまで
沖縄の軍事植民地情況を深化させ拡大させるための
予め取り決められた戦略構想(=絵コンテ付きシナリオ)こそ
人間と環境を優先的に犠牲する
グランチによる21世紀型の軍事植民地化の企みである。
なぜなら、ナーガ(=那覇 Naga)は
アメリカ海軍ではなくグランチの最重要拠点なのである。
バイオスフィア内で
株主に配当金を与え続けるクレジットシステムを
勝利させ、支配するための。

モバイルキッチン

生産される全食糧の過半数は
農場や加工工場の貯蔵庫にはなく
工場やスパー、そして家庭の保冷庫や冷蔵庫にもなく
陸路と海路、そして空路のクール便で
世界中をいつも移動している。
冷蔵庫も
いまや動的な球状の分散型ネットワークを形成している。
冷蔵庫の扉を開けると
輸送機やトラックの動く冷蔵庫の無数の扉がある。