シナジェティクス的思考とは
理知的な思考と
それによって捉えられない
別の次元の経験から獲得される
非論理的思考との
化学的結合から形成される
シナジー的思考方法である。
食料自給率と廃棄率
日本の食料自給率39%(カロリーベース計算<註>)が
先進国の中では最低水準であるとする日本政府は、
食糧廃棄率では先進国の中でトップの75%である事実を公開してこなかった。
食料自給率39%でも
廃棄率を低下させる流通の包括的テクノロジーを採用すれば
グローバリズムのTPP戦略に対抗できるはずだが
日本の食糧の流通システムは
すでにグローバリズムの餌食になっている。
食料自給率と廃棄率は
食糧不足から不安と恐怖を与えるための
資本主義における分割統治の手法なのである。
食料自給率と廃棄率は
エネルギーに対する同様の<無知>から形成されている。
食糧は生命維持にとってはエネルギーだから。
<註>
カロリーベースでの自給率計算法では
微量元素の生命に対する諸機能が
無視されているのでまったく非科学的である。
事実形成(defact)
シナジェティクスを学ぶことは
行為とメタフィジックスを分離させることではない。
シナジェティクスとデザインサイエンスは
共に学ぶことのうちに客観的な行為を含んでいる。
つまり、自己の行為が
事実形成(defact)に影響を与えることである。
シナジェティクス講義
連続6時間のシナジェティクス講義を終えた。
人間が置かれているあらゆる条件を明確に見るためには
あるいは
淀んだ自己満足を生むすべての比較を超越するためには
ある種のオペレーションが必要である。
たとえば、シナリオのない対話によって
群れの思考から逸脱できる。
その後に、シナジェティクス講義がはじまる。
シナジェティクスはオペレーショナルな数学である。
現実化(realization)
見るものは限られたものであり、
そこには新しい現実はない。
優れたシナジェティクスモデルには
思考によって
時間と空間が分断され
見るものとあるものとに分離された断片を
新たなモデル言語の生成によって
全体を回復させる機能が内在している。
シナジェティクスに時間が含まれるのは
時間と空間を統合するためである。
シナジェティクスは明らかに
これまでのスタティックな幾何学ではない。
見るものとあるものは
モデル言語の生成によって
はじめて結合(文節化=articulation)する。
認識とは
文節化による現実化(realization)である。
沈黙
シナジェティクスは
あらゆる表象やイメージ、そして
過去の記憶などに基づいた思考形式から
精神を自由にすることである。
思考の器であるモデリングに
沈黙を注ぐために。
思考形式
シナジェティクスの発見を再現した
バックミンスター・フラーによる無数のモデルを研究しようとすれば
原理のより単純な理解が得られるだろう。
しかし、新たなシナジェティクス原理の発見、および
その発見をモデル化する方法は
他者の発見からは生まれない。
新たなるものは他者の経験にはなく
せいぜい思考形式の複製にとどまることになる。
外部ノウハウ
テンセグリティにおいては
外部から与えられたどんなノウハウも
つねに混乱をもたらしてきた。
それは
人間にとってテンセグリティは
発見することしかできなかった
最初の構造だからではなく
宇宙に適応した真の構造の
優れた機能だからではないだろうか。
つまり、本当の内部なのだ。
——–人間の洞察形式を陳腐化するための
シンタックス再考
思考はシンタックスを
見出すことができない。
新しい概念は後にモデル言語によって
モデリングで初めて理解されるが
その理解はかつての思考にとって
もはや現実ではない。
シンタックスは
形態デザインからは生まれない。
それを否定することから生まれる。
知識人
何を学ぶかは終わった。
興味のあることを
どうやって経験するかである。
その方法を学ぶノウハウから学ぶと
知識を愛せなくなるから。
知識は自己との対話の集積である。
