闇夜のカラス

闇の中へカラスを追え、やがて光が見える。
(アメリカ先住民の言葉)
切り離された「図」と「地」の
それぞれの込み入った同型の外形線からは
格子のパターンは、けっして推測できない。
しかし、隙間のない「図」と「地」から
突如として隠れた格子が現れる。

非人格的な神(=Cosmic Integrity)

Cosmic Integrityの実在を科学的にも証明できるとするのが
『シナジェティクス』である。
シナジェティクス原論を構成した『コズモグラフィー』
(バックミンスター・フラー著、梶川泰司訳 白揚社 2007)は
数学的証明可能なシナジェティクス原理群のみで記述されている。
『シナジェティクス』には
21世紀のメタフィジックスを決定的に先導する
シナジェティクスの諸原理とそのモデル群が存在する。
Cosmic Integrityは
シナジェティクスモデル群に内在する
先験的な構造とパターン(=デフォルト)を
デザインする<非人格的な神>を意味する。
☆『シナジェティクス』は『宇宙エコロジー』
(バックミンスター・フラー+梶川泰司著・訳(美術出版社 2004))
の一部にその翻訳がある。
☆また『コズモグラフィー』には『シナジェティクス』1975年以後の
死の直前までのフラーの発見したシナジェティクスモデルが記述されている。

直観

何かになろうとする願望によって学習するかぎり
努力は報われるという信念によって行動するかぎり
競争と支配の世界が確実に築かれる。
何かになろうとする願望は
組み込まれた葛藤と重圧を生むが
興味に基づいた学習と行動は
真実に接近できる喜びを生む。
その喜びこそが直観の源なのである。

浮遊するテンセグリティ

テンセグリティモデルから
構造に関するまったく新しい概念を発見できる。
しかし、テンセグリティ原理を認識するためには、
すべての古い構造の概念を捨て去ることが必要になる。
基礎に依存して自重をすべて大地に
流し続けていることを疑わない
古い構造の固有な概念を。
浮力や揚力を利用する船舶や航空機が
移動するために基礎部分をまったく持たないように
大気圏を浮遊可能なテンセグリティ構造は
人々を移動させるために存在している。
テンセグリティを浮遊させないで地上に係留する時も
より軽量で自律的でなければ安全ではないだろう。
テンセグリティは
バイオスフィア自体も
太陽系を軸回転しながら浮遊し
断層ネットワークがつねに振動していることを
前提にしたテクノロジーとして発展する。

無次元(dimensionless)

何者にもならない努力をすれば
何もすることはない状態がやってくる。
生きることから遠ざける指導者たちが
もっとも怖れている無次元(dimensionless)だ。
無次元とは
微小で取るに足らない
それゆえに
あるがままの無限の領域なのだ。

風鈴

午後の静かな日陰の縁側に
吊り下げられたテンセグリティの共鳴する音に耳を傾ける。
微風で僅かに回転しながら振動するだけで
テンション材と空気が擦れ
そしてアルミパイプと共鳴しているのだ。
振動と共鳴の違いを
再現できるテンセグリティは
優れた風鈴だ。
やがて、その内部に
蜘蛛がもう一つの巣(web)を巡らすだろう。

続)<絆>実験

怖いモノが見えなくなる
<絆>によって
この2年間に少なくとも
50万人が予定よりも早く死亡している。
<絆>によって
想像力までも被曝したのだろうか。
内部と外部からの被曝を回避するすべての方法と行動こそ
自己のテクノロジーである。
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☆これらの2つの図から未来ではなく
現在を想像できなければ太陽系には生存できない。