多面体(polyhedron)は
固体的で非経済的であったからこそ
われわれの60兆個の細胞も
テンセグリティを採用している。
細胞膜、つまり面は
人体の構造とは無関係である。
多面的思考や多面性を備えた人間は
実に非生物的である。
続)面について
テンセグリティは
すべての面を排除した最初の
そして究極の構造である。
張力によって囲まれた窓(=面)は
数えられる無である。
面は構造システムに
不可欠ではなかった。
面について
マルチな人間や
多面的な思考方法が
空虚に感じるのはなぜだろうか。
面とは
稜線で囲まれた開口部である。
それゆえに
<無>であり
<有>になり得ないのは
ひたすら、<無>を閉ざしている
空間だからかもしれない。
続)長寿的思考
もっとも経済的な行為は
節約ではなく
技術の短命化を生み出す。
テレビとパソコンは自動車よりも
短命化の革命を担ってきた。
技術の短命化は
普遍的な原理の長寿化の兆しである。
そして無限の原理の存在は
科学的にはまだ否定されていない。
続)等価(equivalence)について
一ドルの預金が誰かの1ドルの借金ならば、
<経済的破綻>を埋める方法は
人々の貯金を奪う政治的な方法として
確立されたのである。
人々の貯金を奪う経済破綻こそ、
資本主義の単純かつ究極の<等価原理>による作用効果であるが
<等価原理>のおもて看板を掲げた
法律家資本主義による合法的な強奪こそ
<宇宙の原理>と異なる人間の意図から生まれている。
プロフィール
プロフィール(profile)とは
横顔である。
あるいは、断面や側面図のことである。
一人の人間の横顔を
2つの異なった視点から
同時に描くことはできないが
半分の横顔は存在しないから
例えばピカソの<泣く女>のように
描かれた2つの横顔を
ほぼ同時に見ることができる。
もっとも少ない横顔(=断面)から
3次元の対象物が復元できる。
キュビズムはハイパーメディアの起源である。
長寿的思考
革命的な食事(=ファーストフード)で
短時間に食事を済ますほど
人々はより短命になる。
不健康な食生活をすればするほど
マクロビ(=長寿食)が
おいしく感じるのは
それが保守的だからだ。
しかし、もっとも保守的なのは胃袋かもしれない。
シナジェティクスが革命的なのは
思考方法がより原理的だからである。
原理的な思考がもっとも長寿だからこそ
生存により必要なテクノロジーは
エフェメラリゼーション(短命化)を
引き起こしやすい。
アウトサイダーについて
いかなるドグマにも、宗教や国家にも属さない
マインドをつねに失わない単独者としての
アウトサイダーになるには
よりインサイダーを求める人間の欲望と愚行によって
世の喧騒に触れつづける反・経験が必要である。
死はもっとも純粋な非・経験であり
重さのないアウトサイダーである。
職業(profession)について
人類最古の専門的な職業は売春である。
人類最後の専門的な職業は
デザインサイエンスである。
資本主義から生まれた
最後までだれも投資できない
システムだからではなく
資本主義をもっとも効果的に陳腐化できるから。
銀河光年(light year)
最初に光を発した場所も知らない
もっとも遠い天体が存在する場所を求めない
137億光年前に始まった
赤色偏移(redshift)に
銀河新年
