吹いているか
止んでいるかで表される風は
数えられない名詞になっている。
それらは隙間なく互いに連続して
球状の薄い殻を絶えず形成する
一つの連続した流体である。
風
風は粘性の強い見えない流体である。
山脈の頂上や尾根付近の稜線を覆う
背の低い高山植物群は
その流れの方向と強さを記録している。
特に2千メートルを超える山岳地帯の頂上や尾根では
見えない流体はしばしば海辺のような美しい砂浜を形成する。
小さな小石は大きな岩石を砕いた結果としてよりも
より多くの砂や埃になる次なる過程を準備している。
極地の岩石や植物は
大地に静止しているように見えるが
相対的に航空機の翼と同じように
つねに空力学的な作用を受けているのである。
続)iphoneについて
適者生存(=survival of the fittest))のためのカスタマイズから
生存に有利なものが生き残りの道具に方向性を与えるのは
独創的なデザイナーよりもユーザなのである。
それは自然が自ら採用した生き残り方法、
つまり、自然選択(=natural selection)に
より接近している方法なのである。
iphoneについて
その<形態は機能に従う>ようにデザインされなかった
最初の工業製品である。
無数のアプリが言わば自然選択(=natural selection)できるシステム上に
置かれているという前例のない革命がまだ十分に言語化できていない間に
ついに、それまでの押しつけがましい機能や
専門分化しすぎた無駄な機能を
ユーザが個別に排除できるようにデザインされていたのである。
インストール時のハードウエアとソフトだけの従来のカスタマイズ(=改造)は
すでに陳腐化されていることに気づくだろう。
有用性(Utility)について
包括性と抽象性との違いは
自然のデザインと人間のデザインの
違いとして現れる。
包括性は無駄な機能を衰えさせた結果、
たとえば無限のバージョンアップなどからは
けっして獲得できない。
より単純な有用性は包括性に接近する。
あるいは
真の有用性は原理に従う。
(Actual Utility follows Principle. yk)
抽象性について
抽象性には単純なパターンが存在しない。
関係とは局所的なパターンにすぎない。
より単純なパターンに到達する段階は
諸関係に対する包括性を獲得した時である。
続)モジュールについて
モジュールは人工物だけではない。
自然はエネルギーを
量子というモジュールによって
パッケージしている。
その量子間が整数比で表されるまでに
システムを単純化したのである。
シナジェティクスは
そのモジュール理論に視覚化という革命をもたらしてきた。
人工物(artifact)
傘が環境制御可能な最初のモバイル用の人工物であったように
シェルター(住居)は大気圏内における最後のモバイル可能な傘である。
大気圏外ではすでにこの人工物は
半世紀間、十分にテストされてきた。
土地資本主義に保護され続けてきた建築家は
いまやもっとも出遅れた宇宙技術開発者である。
モジュールについて
モジュールは
分断化からは生まれない。
断片化された超専門分化からも生まれない。
原子は再生的でもっとも統合された
最古のモジュールである。
再生的にデザインされ生産性の高い人工物は
モジュールから構成されている。
その場合、各機能を再現できるモジュールの内部は
ブラックボックスでもかまわない。
かつて原子核構造が人類にブラックボックスであったように。
続)生産性
なぜなら
ある人間には過労を
その他の人間には貧困か飢餓を
そうできない場合には
いじめを与える方法または
いじめを放置する方法を考える人間が
確実に増加しているからだ。
彼らはそれらを計画的に合法的な仕事にしている。
彼らのすべての仕事から
<効果的な生産性>は除外されたままだ。
