効率を伴った生産性(productivity)という概念は
第2次世界大戦後に生まれている。
効果的に生産性を向上させる具体的な方法が
資本力に比例した設備投資から
ほとんど生まれてこなかったように
21世紀の人類の平均的な生産性は
機械が発明され採用され始めた時代の
平均よりも低下している可能性がある。
目的
飛ばない飛行機はもっとも安全であるが
飛行機が作られた目的に反しているように
人間がこの宇宙の目的のために出現していたのなら
行動しない人間はもっとも反生物的である。
続)結び目
その結び目のすべてのパターンは
必要性が生みだした現実的な道具となったが
それらのパターン自体には重さがない。
ノット以上に原始的に単純で有用性の高いパターンは
存在しないだろう。
誰でも森の中で長期的な海を再現できるだろう。
今日もまだ暑い午後がやってくる。
森に浮かぶハンモックで実験できるだろう。
結び目
解きたいときにすぐに解けるノットは
海のロープワークには不可欠だ。
解けにくい結び目のパターンは
信頼性では優れているが
解きたいときにすぐに解ける結び目は
一時的な有用性を優先するが故に
長期的な安全性を犠牲にしがちだった。
ロープワークを学んできて
解きたいときにすぐに解けながら
もっとも信頼できるノットを探していたが
必要なパターンは過去の蓄積には存在していなかった。
そしてついに自ら発見によって解決しなければ
ある特殊な問題を超えられない現実が見えてきた。
タンク
英軍が最初に秘密裏に戦車を開発中に
タンク(=水槽)と偽称したために
その後も<戦車>の固有名詞になったが
そもそも分厚い鉄板で密閉された水槽を
陸に揚げてキャタピラーと大砲を装着した動く武器として
デザインされたことが未だに知られていないのは
明らかに偽称の影響である。
このような言語の問題は
数学にも科学にも無数に存在する。
続)概念の壁
同じ概念で問題を解決できない場合は
より重要な問題があるとは限らない。
観察方法や分析方法の変更ではなく
問題に異なった概念が存在するとしても
より重要な概念があるとは限らない。
それら概念を構築する言語のレベルに
問題がある場合は。
続)発明と発見
世界の発明件数は
やがて世界人口よりも多くなるが
まだ学校では教育していない。
発明のノウハウの教授は時間の問題だが
発見方法は現在の学校では教育不可能だと考えてよい。
概念の新しい破壊方法をマスターした人間は
学校には一日たりとも存在できないだろう。
そもそも自然界に潜む諸原理の発見の可能性は
人間の作り上げる記号システムや
社会的共同性の限界から生じているからである。
シナジェティクス投影法
既知なるものは、ことごとく過去にある。
想像力で描く未来でさえ
過去の投影である。
未知なるものは、未来ではなく
現在に囲まれている。
その内部から現在を見る行為こそ
シナジェティクスの思考の投影法である。
発明と発見
発明とは
既存の概念の
新しい組み合わせである。
発見とは
既存の概念の
新しい破壊方法である。
超越的教育
自分自身だけではなく
自分以外でもなく
つねに自分を超えた存在に気づくと
少なくとも頭は確実に良くなる。
次に体も良くなる。
この大気圏内での
もっとも安全でかつ
冒険的な宇宙体験に対して
無関心になるように教育していくのは
愛情豊かな両親である。
