昼寝

こんな暑い日の午後は
いつもの渓流の淵沿いで
長袖を着て焚火しながら
お湯をゆっくり沸かして
蚊帳付きのハンモックで
お茶を冷ましながら飲むのがいい。
ここには確実に10度も低い秋風が集まっている。
昼寝から覚めたら
ーーーーーーきっと雷雨が来る夕暮れ時だろう。

独創性

独創性を獲得する秘法は
独創性のなかった人しか知らない。
その秘法を実践できる現実に
遭遇する神秘に無関心だったから。

無への過程

デザインが
doing more with less
の物質的極限という非物質化を試行し
瞑想によって
doing everything with nothing
という<無為自然>に至ったとしても
doing nothing with nothing
という<無への過程>が
けっして経験できないのは
死という自然のデザインと考えるべきだろう。

富について

統一(unify)ではなく
統合(integrate)のために使われる富(=時間とエネルギー)は
つねに僅かである。
富のほとんどは
<物>と<事>への
分裂と分析に使われている。

階層構造

原理から特許が生まれやすいが
発明から原理は生まれない。
発明は原理を応用する側だと考えられているのは
この二者間に階層構造があるからだ。
事実、原理の発見者は
発明家よりもはるかに少数である。
しかし、優れた発明家はしばしば原理の発見者でもある。

雑草冷却方法

午後の外気温が34度になる時
庭先の雑草の葉の表面温度は31度であるが
雑草を刈って枯れた葉の表面温度は43度に上昇する。
この温度はむき出しの地表の表面温度に等しい。
ちなみに、雑草に打ち水をすると
雑草の葉の表面温度は25度にまで低下するが
枯れた葉は生きた葉の表面温度には戻らない。
家の周りの雑草を適度に維持することは
もっとも経済的な科学的な省エネ方法である。