新型フィルター

放射性物質を除去できる家電のエアコンや掃除機は
まだ開発できない。
製品化できるまでは
人間の肺がフィルター機能を代行する。
地上すれすれに動き回る子どもの肺は
とくに高効率である。

複雑さ

テンセグリティは複雑な構造に見える。
テンセグリティをモデリングで再現しても
それは変わらない。
概念が単純に理解できた時に
局所的な複雑さが理解できる。

シナジェティクスの思考方

古いアイディアから逃れる方法は
シナジェティクスから学べない。
古いアイデアを壊す方法は
シナジェティクスにある。
しかし、それを目的にすると
シナジェティクスは遠ざかる。
シナジェティクスは
蓄積した知識をつねに破壊してきた。
そこには新しい思考はないから。

続)破壊について

金銭がもっとも重要と考えるようになるまで
とてつもない破壊が繰り返されたのである。
偶然に見せかけるテクノロジーによって
その金銭でさえ<デフォルト>が待ち受けている。

破壊について

テンセグリティに
より重要なことはけっして起こらない。
統合された全体から部分を取り出すことができないシステムを
破壊することはほとんど不可能だ。
原子核を破壊しても
他の複数の粒子に分裂するように
システムはつねに生き残る。

断片化

もっとも純粋な構造には
より重要な部分が存在しない。
観察者がより重要なことに依存している限り
<不連続の連続>を視覚化した
テンセグリティは理解できない。
(つまり原子核モデルを理解していないことになる。)
より重要な部分という概念こそが
世界の断片化をもたらしている。

ジレンマ

安価なガイガーカウンターの製造工程の
少なくとも一部が
ホットスポットにある場合のデフォルトを想定すると
測定とは
場所の異なるデフォルトを
比較することから始まる。

金冠日蝕

日蝕が始まると
森の鳥たちはざわめいていた。
葉の表面温度が6度下がった。
コンクリートは12度
鉄板は20度下がった。
しかし、もっとも急激に下がったのは
植物ではなく森全体の体温だった。
コンクリートや鉄にはない
タイムラグが存在するのは
樹にも森にも
太陽の放射エネルギーの変化に合わせて
温度を変えられるシステムが備わっているからだ。
地球の急激な寒冷化は4分間で十分だった。

純粋な周期性

軍産複合体が指導する法律家資本主義は
大多数が見事なまでの偽善を生むところの虚妄システムであって、
その偽善こそはすべての宇宙システム(=integrity)が
排除してきたものなのである。
さもなくば
金環日食などの宇宙の原理群がもたらす
純粋な周期的な法則が獲得されるはずもない。
紀元前6世紀頃の世界権力構造は
既に天文学的な周期性を発見しているにもかかわらず
21世紀の支配を企てる法律家資本主義は
生命を構成する<元素の存在度>が
<太陽系の元素の存在度>と一致している現実(リアリティ)に
まったく関与できていない。
そればかりか、より惑星地球を支配する欲望によって
法律なき法律家資本主義に堕落しているのである。
純粋な周期性は
つねに予測的で計画的な宇宙の秩序形成の現れである。
つまり、宇宙の不可視の秩序形成には
コングロマリットや軍産複合体のような
複雑で不可視の法人格を不要としている。

バイオレットの森から

4つの窓を開けて森の中をドライブする。
新緑になる直前の広葉樹の樹木の群れによって
周囲の森はバイオレットに輝いている。
素晴らしい風景に魅入ってしまう前に
デジカメではなくレーザーポイント機能付の放射温度計を取り出して
森の様々な表面を記録しはじめた。
驚くことに太陽エネルギーを受光する新緑のどんな葉の表面温度も一定だった。
新緑は移動した春風の軌跡かもしれない。
最後に爆発するバイオレットの頂上が
未だ雪に覆われているを見れば
その雪が溶ける頃
麓が初夏になっているのをやっと想像できる。
森は
同時に存在する異なる季節を
同時に経験できないように
一つに繋ぎ止めている。
数えられない緑の葉が
一つの風を生成するように。