インスタレーション( installation)

原発は
世界権力構造の最大規模の
軍事的な装置の
組み込み(=インスタレーション)であった。
どんな犠牲を払っても大地に備え付けられてきた。
そのために
彼らは民主主義的に
政治的リーダも任命(=インストール)する。
グランチとは
虚偽と腐敗のインストーラーである。

シナジェティクス

科学的・数学的な発見や発明は
人間以外とのコミュニケーションから
生まれてきた。
シナジェティクスにおける発明・発見の才も
非人格的な領域との同時的・非同時的なチューニングによって
拡大し増幅する。
現在の教育システムは
尊敬のない人格との同時的なコミュニケーションに
依存し過ぎている。

計画過剰生産

稼働率はより低く管理され
電気エネルギーも
食糧のように過剰生産されている。
原発爆発で失われた発電量は
東電の全発電量のわずか3%であった。
つねに欠乏の正体は虚偽である。

(続)モバイラー

人間が大地を切り売りしても
マントルに浮かぶ陸地は、
係留する必要がないほど
動的な均衡を求めて
自律的に移動する。
大陸は2億年も浮かびながら
移動してきたが
その移動の原理は
船や飛行機の浮かぶ原理よりも
遅れて発見されたのである。
太陽からエネルギーを受容するかぎり
大陸は浮かび続ける。
しかし、土地資本主義という
前世紀までの
静止的宇宙観が
多くの人々の移動を
いまも困難にしている。
そしてそれによって
人々は互いに分断されているのである。

境界

未来は思ったよりも早く
恒星のように放射光になるか
さもなくば、
あらゆる波長の電磁波を
完全に吸収する
黒体になろうとしている。
環境と自己との境界が
デフォルトを超えた放射エネルギーに
曝されているかぎり。

モバイラー

動物は一生のほとんどを
安全な住処で過ごしている。
より安全な場所へ動くからだ。
人間だけが自宅を大地に
固定したがっている。

カッコウの動機

初夏の夕暮れに
梅雨明けを思わせる雷が遠くで光った。
しばらくして、畑の近くの見通しの良い樹の上で
カッコウがまた鳴いている。
かなり能率のいい非電化スピカーだ。
平地でも半径500メートル以上はカバーできる音量だ。
谷間ならもっと共鳴するだろう。
彼らは自然との共鳴を
恋愛にも緊急時にも使ってそうだ。
互いの微妙なさえずりの違いを判別できる
文法があるなら。
否、これは自惚れた推論だ。
<彼らにないものはわれわれにもない>と
いう生成文法こそを想像すべきだ。
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<註>ネット画像から引用した映像。望遠レンズでも通常はカッコウにはこんなには接近できない。