被曝した人間は二種類に分裂する。
言われたようにはしないで
これ以上被曝しないタイプと、
言われた通りにして
より被曝していくタイプだ。
人間も国家も
これ以上衰退しないだろう。
被曝を超えて
環境だけではなく
事実も広範囲に被曝してしまった。
さらに
事実を支える言語も
そして、
言語を支える想像力も
内部被爆したから
真実はあっという間に
メルトダウンしてしまった。
唯一の生き残りのチャンスは
この閉じた構造から
数千年間の絶望を
自らの思考力で
メルトスルーさせることだ
エントロピー(でたらめさの尺度)
生命維持のためのエネルギーよりも
人を騙すために費やされるエネルギーが
つねに優先的に保たれている。
これ以上の無秩序のエントロピーモデルは
太陽系には存在しない。
統計学
現在の電力会社の電力ネットワークでは
電気エネルギーは蓄積できない。
にもかかわらず
東電のピーク供給量が
恣意的に操作されているのは
電力エネルギーが
すでに十分にあるからに他ならない。
<エネルギーと食料の欠乏>から生まれる
条件反射的な恐怖感で支配してきた
グランチの統計学はいつも腐敗している。
ホットパーティクル(Hot Particle)
ストロンチウムで被曝した人間は
移動する最大サイズの
ホットパーティクルである。
非同時的な疎開
学校には
集団で同時的に通学してきた。
会社には
集団で同時的に通勤してきた。
しかし、
被曝した後に
個別に疎開させられるほど
不幸なことはない。
被曝疎開は
ゆっくり死んでいくひとびとを
非同時的に隠蔽するための
放射性物質の拡散方法になった。
軍事用語
<疎開>とは
軍事作戦における非戦闘員や産業を
敵の攻撃目標から免れさせることを
意味する軍事用語である。
核戦争と同レベルの
計画的内部被爆に誘導した
権力構造にかかわるすべての意志こそが
今世紀の核戦争なき<疎開>の起源である。
<疎開のすすめ>によって
概念の牢獄がより強化される前に
物理的に安全で平和な場所に
避難しなければならない。
人間は住む場所を
自分の意志で選ぶことができる。
選択的エコロジー
対価に値しない
受信料と電気代を
払わない方法は
もっとも身近なエコロジーになるだろう。
ウラニウムという自然
原子核を壊してエネルギーを取り出す
電力会社が所有するテクノロジーからは
壊れた原子核を元に戻すことはできない。
ウラニウムは核分裂からは生成できない。
重い恒星の超新星爆発によってのみ生成されてきた。
バイオスフィア内では誰も再生できない
ウラニウムという自然を
壊す権利は老いた恒星にもない。
生産性(productivity)
第2次世界世界大戦によって
アメリカは我慢しないアメリカ人を生産したが
日本は我慢する日本人を生産した。
2つで相補的なワンセットが仕込まれた。
グローバル化とは
我慢させる側からの
生産性を向上させる
見返りだったのである。
人間性は映像のように
複製(ダビング)できる時代にいる。
