黒い最短距離

ピカドン(ヒロシマ原爆)で
一瞬の内に焼かれて吹き飛ばされたという。
しかし、次の瞬間に大量の人間が
川の水と建物の破片とが一緒に吸われて
上空に螺旋を描きながら
成長して黒いキノコの笠を開こうとしていた。
巨大な核エネルギーは最短距離を選んだのだ。
原爆で吹き飛ばされたのではなく吸引されたのだ。
大量の放射性物質は1時間後には上空一万メートルまで上昇した。
これが黒い雨となって
夕立のように激しく降下した。
ヒロシマ平和記念館で今日も上映されている原爆の瞬間のCGは
科学的に根拠をもたない黒いキノコの成長である。
これらを監修した物理学者たちは
原爆を巨大なダイソンの掃除機と見立てていないようだ。
つまり、吸引と排気が動的に均衡したトルネードと
同じとは考えていないのである。
この兵器は2種の機能から成り立っている。
核爆発エネルギーによる大量殺人と
大気圏を利用した放射性物質の吸引とその効果的な拡散である。
http://two-pictures.net/mtstatic/2009/07/post-1245.html

読書

何か本を読むと考えてしまうが
考えているときに本は読めない。
読書ばかりしてしている人は
何も考えたくない人だ。

単純な方法

難しく考えるよりも
より単純に考える方が
難しいのは、
他人によって勧誘されるか
強要された表面的な無数のふるまいに埋没するように
現実が生成され続けているからだろう。
われわれが属するこの現実から離れるには
問題よりも方法が優位になるだろう。
シナジェティクスから
複雑系ではない
単純な方法に関する操作主義を学べる。

先験的

メタフィジックスは
そもそも「荒唐無稽」だ。
しかし、現在の銀行の利子率の歴史的根拠もまた
それ以上に荒唐無稽だ。
子牛の出生率と生存率の統計以上ではなかったのだから。
知的産業社会における銀行の利子率こそ、
いよいよ荒唐無稽だ。

シナジェティクス

すべてについての真実と、
そして
事物の組合せについての現実を知りたい。
経験された事実こそが真実(truth)を形成する。
それはシナジェティクスである
否、
シナジェティクスにある。

バンパー

バンパー機能のない自動車が存在しないように、
iphoneにバンパー部品が最初から
製品に組み込まれていないのは
基本的デザインではない。
それがなければ、
衝撃でより壊れやすいからだ。
形態美がバンパーの装着で破壊されるよりも前に。

料理

よりおいしい料理を作るには
よいレシピを見てからつくるよりも、
作ってからレシピを考えた方が自然だ。
最初に書かれたどんなレシピも
読まれたのではなく
つねに発見されたのだから。