見返り

原理は論理的に発見されないことを
理解できるほど頭のいい人が
実際に原理を発見できないかもしれないのは、
非論理的な思考を排除した見返りに
頭の強さも失ったからだ。

過剰なコト

肥満に対して防御しにくいのは
長い間人間が飢えていたからである。
過剰情報にたいして防御しにくいのは
あまりにも長い間
個人に真実が閉ざされていたからである。

詩は一行の情報量がとても多い。
優れた幾何学モデルも情報量は多い。
しかし、発見されたシナジェティクスモデルには、
情報量を減らすシンタックスが包含されている。

浪費

構造物は物質の浪費によっていっそう単位あたりの強度は低下する。
テンセグリティは一種の合金である。
真の構造では単位あたりの強度は飛躍的に増加する。
浪費は大地に不動を前提にした建造物によって
社会化されてきた。

赤字覚悟

損をしても売る「赤字覚悟のセール」は
売らなければ
もっと赤字になる場合が含まれているが、
誰かの損失は誰かの富だというゲームは
この種の覚悟によってより日常的に継続されている。
脱工業化社会に引き継がれた
この赤字覚悟のエントロピー的ライフスタイルは
太陽系のエネルギー収支に適応した哺乳類からみれば
例外的な行動様式である。

包括的理解

完全な理解は経験できないと感じている時、
その理解とはunderstandingである。
語源的には、
under(下に、不十分な場所に)+.standan(立つ)
= …の下(または間)に立つという意である。
つまり、上下が存在する宇宙観から生まれた言葉である。
しかし、宇宙の原理を発見できるのは
宇宙の完全性を理解できる知性が
存在するからである。
その理解とは
包括的理解 (comprehension)☆である。
☆註
包括的理解(comprehension)は
放射状に成長する最密空間充填システムを形成する。
そのシナジェティクス・モデルは存在する。

空隙論

ナノチューブは発見される前から
隕石にあったが、
堅く丈夫に作ることに数十万年も費やした人類は、
ついに「構造」を石から模倣した。
こうして詰まったモノに安心する傾向が生まれた。
頭脳へも「詰め込み」だ。
贈り物でさえ「詰め合わせ」だ。
原子核を構成するモジュールである電子と陽子が
互いに隔てている空隙を怖れている。
空隙こそテクノロジーの産物である

シナジェティクス知らず

シナジェティクスを読破しても
シナジェティクスを理解できるとは限らない。
シナジェティクスは読破していないが
シナジェティクスモデルは理解できるかもしれない。
この2つを隔てる段階が経験の秩序化である。
シナジェティクス・モデル言語はモデルにあらず、テキストにあらず。
つまり、
ダウンロードされたシナジェティクスモデル派の
シナジェティクス知らずは
よくあることだ。
モデル言語はほとんど複製できないデフォルト言語だ。