アンチ・節約エコロジー

どんなに贅沢しても、
現在の全地球上の産業エネルギー消費量を、
バイオスフィアに降り注ぐ太陽光エネルギーの
1%にさえ相当しないのだから、
エコロジーは、もったいないとか、節約しようだけでは不十分である。
より少ないエネルギーと物質、そして時間で、
今まで以上に効果的に機能しないかぎり、
擬似東洋的な、受容的態度では解決しない。
地球人のまだ過半数に十分な電気が行き渡たっていないのに、
夜間に電気を捨てるのは、資本主義圏も共産主義圏も同じである。
この夜間に捨てている電気を、地球の反対側の昼間の地域で
使える全地球的送電ネットワークは、
原子力発電所を陳腐化し、電気料金を引き下げる技術である。
一方、バイオスフィアは、
昼夜を問わず一秒間に100回、年間31億5000万回
稲妻を放電し、地球の磁場でバンアレン帯を維持している
メンテナンスフリーの超ハイテク電気製品である。
全地球人は、バイオスフィアのように、
もっと電気メータのない電気を使うべきである。
使い切れないほどのエネルギーが日々降り注いている。
節約するにはもったいないかぎりだ。

コピペ文化

もし、宝くじに当たったらどうするかを心配する。
そして、いままでできなかったことを思い描く。
しかし、たいていのことは、宝くじがなくとも実現できる。
羨ましがられる人たちのほとんどは、宝くじに当たったわけではないからだ。
そして、宝くじの賞金では不可能な水準の生活をしている。
なぜなら、お金がない人はつねに金持ちの真似をしたがるから、
金持ちはより金持ちになるのである。
なんという歴史的な無駄遣いだろう。

発明

すべての発明は、
従来の技術を改善もしくは陳腐化する独創性がある。
この独創性には度合いがある。
しかし、もっとも高度な発明には、
つねに新しい原理の発見がある。
つまり、発明に独創性はいらないのである。
あるいは、独創性という人間のうぬぼれた概念が、
自然の発見を閉ざしている可能性がある。
参照
ロイヤルティ

エコポイント

環境デザインは、ハードウェアでもない。
エコポイントも環境問題を解決する手段ではない。
宇宙と自己との非物質的な関係を除外している限り。

銀河食

月食、日食は、短命な地球人にとって稀少なイベントだ。
太陽系は、円盤状の銀河系のはずれにあり、
銀河系だけでも、数百億の恒星が回転している。
銀河がすっぽり他の銀河の存在で見えなくなる銀河食
は頻繁に発生している。
観察者が場所を変えることで銀河食の頻度も変わる。

情報戦争

新型インフルエンザは、
検疫による封じ込め、ワクチン、タミフルでは退治できない。
いまのところ、新型インフルエンザ以上の
情報の専門家はいない。

最良のクリティカル・パス

ジオデシック・ラインは最短距離であるが、
クリティカル・パスは最長経路である。
どんなことがあっても最悪の状態を回避する方法は、最長となる。
クリティカル・パスの管理者にはもっとも恐れられていることであるが、
最長経路を最短にするためには、
発明や発見によって、予め用意されたクリティカル・パス自体を
陳腐化または破壊しなければならない。
最短時間で最小のエネルギー・コスト・物質で解決する発明や発見は、
つねに最良のクリティカル・パス法である。
クリティカル・パスでない工程をいくら短縮しても、
プロジェクト全体を短縮できないが、
クリティカル・パス自体の工程を短縮すれば、
プロジェクト全体を短縮できる。
つまり、もっとも経験と想像力、そして独創性を
必要とする包括的思考自体は
クリティカル・パス法ほど論理的には形成できない。

テンセグリティ

何事に対しても足元を固めるように行動する習慣は、
張力さえあれば、
地球も浮かせる歴史よりも、
足場さえあれば、
地球も動かせる歴史が長かったからだ。
しかし、テンセグリティも梃子の原理を利用している。
圧縮材とは、最小限の足場である。
ただし、不連続であることが大地と異なっている。

動くテンセグリティ

ナマコは肺を持たない。
そして心臓も血管系もない。
目・耳・鼻などの感覚器官はなにもない。
海底に堆積した有機物を食べて水質を浄化する
もっとも無駄のない存在形態である。
5本の放射神経の支配によって、
なまこの構造の強度と形態を変える結合組織は、
微小骨格が圧縮材となった<細胞外運動>を生成する
動く円筒テンセグリティである。