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過疎と過剰

携帯からブログの送信もできない
圏外の領域でこの夏はキャンプしている。

人間が退去した海岸沿いの村々に
しばらく滞在すると
エコロジーが劇的に変容しているプロセスが
浮かびあがってくる。
すべての日本の地理的辺境に点在する限界集落は、
産業社会の陳腐化された既製品から構成された人工物だ。
無惨な人工林や除草剤づけの畑や庭・・・。

川と雑草と雑木林という自然のインフラは、
21世紀の優れた宇宙船地球号の無数の乗降口のように見える。

食料、エネルギー、住居のための最小限の機能が統合されるならば、
過疎または不足は過剰の偽装にすぎない。
なぜなら、過疎という概念で、
世界人口は都市部でのみ過剰になっているからだ。

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