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ヒロシマノート Archive
- 2012年2月12日
続)賢者の寿命
この200年間の統計において、
「122年目」が人間の寿命の確実な生物学的終点である。
現代は医療テクノロジーが飛躍的に進歩し
長寿人口も増大した。
これにより、長生きしたい人は増えている。
人々はこのテクノロジーの延長によって
寿命の限界は更新できるものと思わされている。
しかし、極限を追い求めるための医療は幻想に満ちている。
実際、高度な医療テクノロジーをもってしても、
人間の生物学的終点自体は変わっていない。
人間の生物学的終点は
高齢化という平均寿命を拡張するテクノロジーとは無関係なのだ。
- 2012年2月10日
統計学
この200年間の産業化によって
生活水準が高まれば高まるほど
出生率は下がってきたが
原子力テクノロジーを
国家が独占管理し
電力会社が利権を独占すればするほど
生活水準と出生率は共に低下する。
- 2012年2月 9日
森
落葉樹の賢者の根には
ミミズの賢者がいる。
鳥が賢者の実をついばむのは
賢者たちを森の外に運ぶためだ。
森は
半減期よりも早く
賢者のネットワークで
セシウムを分別している。
賢者を自負する人間が行動する前に。
- 2012年2月 8日
続)生物保育器
原子力テクノロジーの未熟さというよりもむしろ
富める人間たちの不誠実さによって
せっかく人類が獲得した
貧しくとも気楽な人生が
大多数の人々から奪われたことだ。
気楽な人生こそ
地球誕生から46億年間に生じた
生物における大転換だったはずだ。
- 2012年2月 4日
磁場産業
地球の磁場にとらえられた陽子と電子からなる
ドーナツ状にとりまいた<バンアレン帯>が有している、
「太陽風から地球を防御する」機能が発見されてから
僅か半世紀しか経過していないにもかかわらず、
奇しくも人類は
大量の放射性廃棄物(プルトニウムなどの同位元素)から生じて
ほぼ永久に大気圏内を周回する<放射線帯>を、
地球の磁場の内部に閉じ込めてしまった。
これらはすべて、
税金によって軍事化され、産業化された結果だ。
☆磁場の多層ドーナツ構造によってバイオスフィアは太陽風から防御されている。
☆第2次世界大戦中からバンアレン帯を構成する内部帯の
さらに内部(=大気圏内)を周回する
新たな<放射ベルト>が形成されてきた。
- 2012年1月29日
言語
希望のない恐れから
若者の愚痴さえひからびてしまった。
最初に見えない兵器で破壊されたのは
細胞ではなく
われわれの言語だった。
富の合法的な略奪だけではなく
生存の目的を奪うために。
- 2012年1月28日
タイムラグ
すべての動的平衡にはタイムラグが存在する。
食事によって摂取される放射性セシウムの量と、
体内の放射性セシウムの量との間には平衡状態が見られる。
摂取された7%が最初の一週間で、10%が2週間で
そして、ついに43%が母乳中に分泌される
動的平衡状態が形成される。
放射性セシウムは
生命に対して致命的なタイムラグを形成する。
- 2012年1月12日
絆
<絆>とは語源的には
犬や馬などの動物を繋ぎ止めておく綱のことだ。
放射性物質の渦巻く圏内に
無数の人間たちを動物のように
繋ぎ止めるための道具だ。
そのすべての<絆>を断ち切らなければ
被曝するばかりだ。
- 2011年12月28日
科学的確率
格納容器からメルトダウン、またはメルトスルーするような
放射性物質を閉じ込められない事故が発生する可能性の試算が、
10万年に1回だとしていたテクノロジーの絶対条件は、
それが半世紀間に3回もすでに発生することで
科学的に完全に破壊された。
(このテクノロジーでは、
日本の1カ所の原発でほぼ同時に4基が爆発した場合は、
「1回」としてカウントすることになっている。)
- 2011年12月20日
テクノロジー
被曝の補償は
値上げされる電気料金から支払われる。
なぜなら
「コストが1兆円上がると、1キロワットあたりの電気量は0.1円上がる」から。
電気エネルギーは労働を軽減すると同時に
搾取に使われてきたのはなぜだろうか。
宇宙の諸原理を人間の生存に利用できる
テクノロジーが
ほとんど独占されてきからではない。
まだ完全に発見されていないのである。
- 2011年12月10日
ユーティリティ
昼となく夜となく被曝し続けるのは
ユーティリティへの攻撃が
始まったからである。
時代は、
戦時における民間人への大量殺戮から
細胞という生命が形成した
ユーティリティの最小構成単位への
無差別攻撃のそれへと変換した。
われわれの無関心はついに
長期的な平時における
最大限の大量殺戮のプロセスを
受容するに至ったのである。
- 2011年12月 6日
被曝戦争
放射線の規制値を高くした結果として
政治的腐敗、
法律への尊厳の喪失から始まる暴力、
そして知的労働者の他国への移住や
海域汚染による国際的な損害賠償などが
短時間に発生するだろう。
これらの代償は
すべて消費税の対象になるにちがいない。
消費税は歴史的には
軍費調達のために始められたからだ。
- 2011年11月30日
知識
人間が生きている限り
被曝しないものがある。
それは「知識」である。
だからこそ、「知識」を扱う
頭脳が洗脳されてきた。
この心理作戦には
核兵器以上の軍事費が使われている。
- 2011年11月28日
内部被爆(Internal Exposure)
森と海とを
ひどく被爆させてしまった。
それら
いずれ摂取しなければならない
われわれの最初の内部を。
この球状の
われわれにとって唯一の閉じた内部を
半減期よりも早く除染することは
けっしてできない。
- 2011年11月20日
逃亡者
除染などという幻想で
事実を歪曲する行為や、
放射能汚染がないという
現実の否定で結びつく人々は、
とてつもない孤独感から
逃亡したいからにちがいない。
その逃亡者のすべての細胞を構成する
無数の原子核でさえ
原子核内部の異なる相互作用を包括するシステムで
形成されているにもかかわらず。
- 2011年11月18日
概念
「weed(雑草)」という概念が
植物学者には作れないように、
「内部被爆」という概念が物理学の領域であり、
病名の概念でない限り、
医学者はそれを治療しない。
まして予防もしない。
つまり、医学上において
患者はまだ存在すらしていないのだから。
- 2011年11月17日
黄昏
放射性物質を除染しても、
セシウムやプルトニウムの半減期は
誰にも変えられない。
国家は
自分の力ではどうにもならないことの処置を、
まして市民に対して
決して望んではいけない。
- 2011年11月13日
想像力
なぜ人々は除染する前に
移動しないのだろうか。
核爆発で拡散した
放射性物質は
最初に半径300キロ内の想像力を
被曝させたのだろう。
想像力がなければ、
怖いものはないから。
- 2011年11月10日
除染ボランティア
そもそも「除染」といっても、
ただ放射性物質の移動が可能なだけで
その無化自体は不可能である以上、
環境省と福島県による
復興支援のための除染ボランティア募集は
すなわち
自殺志願者募集のこととみなすべきである。
- 2011年11月10日
生命の重さ
地球人の人口が70億人になっても
たとえ100億人になっても
地球の重さは変わらない。
だから
人類がいなくなっても
地球の重さは変わらない。
生命は
半減期で他の核種や素粒子に変わっていく
セシウムやプルトニウムと
違う存在なんだ。
- 2011年11月 4日
遠隔操作
命を支えているのは食べ物だと
誰もが思っているが、
目的を失うと
人は簡単に死ぬらしい。
より効果的に
目的を失わせるために、
核戦争よりも早く
原発が核爆発したに違いない。
- 2011年10月29日
学校
こどもの被曝教育は
除染方法ではない。
まして恐怖感を取り除くことではない。
逃走の根拠とその方法を
科学的に教える学校は
もう何処にもない。
「学校へ行けば行くほどバカになる」時代から
学校へ行けば行くほど短命になる時代になった。
- 2011年10月24日
権力起源
権力批判から反原発を捉えるよりも
権力起源から原発テクノロジーを捉えれば、
「科学に後戻りはない」と言い張るのをやめて
「科学を後戻りさせているのは権力だ」
と認識し始めるだろう。
- 2011年10月17日
内部
内部が外部を裏切るための
情報戦争が始まった。
1907年にガイガーカウンターが開発されたが
その1世紀後でもほとんどの市民は
その使用法を知らなかったように、
否、知らされていなかったように、
たとえば、
放射性物質の半減期よりも
遺伝子が生き残る研究は
生物学でも禁止されるだろう。
- 2011年10月 1日
教育の目的
これからの教育の過程には
内部被爆をできるだけ回避するための
様々な方法を探査する以上に
そのいかなる目的も存在しないだろう。
安全な環境に生存できなければ
教育も存在しえない。
すなわち、
可能な限り被曝しないこと自体が
教育目的となるのだ。
少なくとも
今後一世紀間は
変わらないだろう。
- 2011年9月30日
被曝者へ
原爆症とは
原子爆弾による被災によって生じた
健康障害の総称である。
3月の原子炉爆発によって生じた
健康障害の名前はまだない。
原子爆弾被爆者への
援護に関する法律(平成6年法律第117号)ができたのは
原爆投下後から半世紀後のことだった。
しかし、この法律が成立したのは
あきらかに
損害賠償の該当者がほとんど亡くなってからだ。
人為的かつ歴史的な
この大規模の被曝には
まず病名が必要だ、
医療詐欺師に命名される前に。
- 2011年9月26日
ニュートリノ
ニュートリノに
質量があることは
物理学者以外にもいち早く知られた。
しかし、
あらゆる知識のなかで
被曝に関する知識が一番遅れている。
ニュートリノも被曝に関する情報も
つねに自分たちが支払った税金で
運用されているにもかかわらず。
- 2011年9月25日
3.11とは何か
学ぶことへの恐怖からはじまり
働くことへの恐怖を
そして
知ることへの恐怖を
人間に刷り込むシステムが
再起動した日だ。
放射性物質を食べる恐怖を
忘れさせるために。
- 2011年9月22日
主観的現実
同時的でかつ非同時的に
互いに重ならない。
福島からより遠ざかる観察者ほど
放射性が増大する。
無政府状態はこの主観性をより拡大させ
東電はそれを利用する。
自分を含む現実を変化させる方法こそが
客観的である。
さもなくば
客観的現実は
主観的現実に奪われたままだ。
- 2011年9月21日
自由への方法
彼らがもっとも怖れていることは
集団賠償請求ではなく
広範囲な放射性の除染でもなく
放射性から
遠ざかる自由だ。
そして
それ以上に
真実を求めることを妨害する
邪悪なすべてのイデオロギーの分析と
その排除方法だ。
社会を方向づけるのは、
つねに自由への希求と
それを具現化する方法の革命である。
- 2011年9月19日
観念
イデオロギーは
思想・行動や生活の在り方を
根本的に制約している観念である。
やがて無数の被曝者たちは
この観念を最初に破棄するだろう。
すり替えられた過去と
騙された未来だけが
残ったとしても
想像力までは被曝しないだろうと
思っているのは
イデオロギーではないからだ。
- 2011年9月18日
(続)放射線障害
人々はすでに無気力だ。
そして国家の不誠実を隠すために
非暴力が民主主義だと信じ込まされている。
しかし、これまでの法律家資本主義は
紛れもなく
より暴力的になることで成功してきた。
多数の被曝難民を
半径80キロ以内の
猛毒性のプルトニウムによる深刻な汚染地帯に
意図的に閉じ込めた行為は
もっとも残忍な暴力である。
そこでは
生存者への被曝医療行為さえ放棄されている。
- 2011年9月18日
放射線障害
母から原爆の日に何度か聞かされた
証言からも言えることは、
急性の放射線障害の外傷を伴わない
無気力と脱力感、疲労感は
被曝による組織の損傷から生じる
明らかな初期症状である。
短期間に進行する
放射線障害の医学的知識は
核分裂の物理学よりも知られていない。
- 2011年9月15日
吸引テロ
生存をかけた長い闘いがはじまった。
国家が被曝の拡散を合法化した以上の
残忍な見えないテロは存在しない。
お金への愛以外に動機がない
人間とその裕福な子孫たちもまた
長期的にプルトニウムの放射壊変物の飛沫を
吸引し続けるだろう。
バイオスフィアの循環する
国境のない大気によって。
- 2011年9月14日
除染産業
地下水脈に達するほど
メルトダウンした原子炉があれば
放射性を合法的により拡大する
除染産業はいまや
お金を生む永久機関に等しい。
官僚とそのしっぽの政治家に任せると
ほぼ永久に
被曝するばかりである。
この永久機関を維持するために
税金を支払ってはいけない。
- 2011年9月13日
客観的行為
東電が工程表を無視している事実と
すべての生命の環境を危険にさらす
汚染がれき処理法案を
成立させた政治システムが存在する事実から
市民は電気料金と税金を支払う義務はない。
そして
それらを報道しないし
批判しないNHKと契約する義務はない。
これらは個人ができる客観的行為だ。
- 2011年9月12日
客観的
被曝したら
楽観主義者は
政府の検出データを見るが
悲観主義者は半減期をみる。
しかし、
結果が同じなら
主観的である。
客観的とは
それらの結果を
より少なくする行為である。
- 2011年9月 7日
宅急便
飛散した放射性廃棄物は
まず物質の表面に付着する。
毎日平均4回程度来る
関東からの宅急便の段ボール
(例えば、アマゾンのロジスティックスを誇る巨大倉庫は千葉県にある)
などの包装資材の表面には
「1年0.01ミリの被曝を下回っています」とは表記されていない。
そもそもこうした一般的な包装資材が
どこで生産されているかを表記する関する法律は
日本にはない。
- 2011年9月 5日
非・現実
復興によって
放射性物質から逃れることは
難しい。
どちらも
誤りと無知を利用しているから。
現実は
すべての核爆発の前から
奪われたままだ。
現実を生きるためには
事実を知るという
メタフィジックスが必要だ。
- 2011年9月 4日
農夫と教師
ほんとうに絶望していれば
農夫は畑に種をまかない。
科学的に測定しても
教師は子どもに授業している。
無政府状態が来たのではなく
農夫も教師も
最初からいなかっただけだ。
農夫と教師がいない国家に
復興はない。
- 2011年8月24日
生命
放射線によって
元素自体が劣化したり、
汚染される元素は存在しない。
宇宙に<放射性廃棄物>は存在しない。
これは宇宙のテクノロジーだ。
人工的に生成される<放射性廃棄物>に接近し過ぎると
ほとんどの生命現象は廃棄される。
これは生命独自のテクノロジーである。
- 2011年8月23日
習慣
もっとも効果的な内部被爆は、
ゆっくり被曝するということである。
逃げるのを躊躇することよりも
何を食べるかで決まる。
好きな食品を好きなレシピで
いつものように
食べ続けることで効果は上がる。
ゆっくり被曝するための習慣には
半減期は訪れない。
- 2011年8月18日
傍観者
現在は
予測に失敗した未来ではなく、
経験された事実を公開しなかった
虚偽の新たな歴史でもない。
現在を傍観する人々の
遺伝子だけは
絶えず未来から照射する地獄を
隠すことに
ついに失敗する現実を知っている。
- 2011年8月17日
(続)航空機モニタリング
航空機モニタリングの方法と機材は
マンハッタン計画終了後の1946年に設立された
原子力委員会(AEC)を前身とした
米国エネルギー省が所有している。
航空機モニタリングのテクノロジーは
核兵器の製造と管理
そして
原子力技術の開発には不可欠である。
- 2011年8月16日
航空機モニタリング
高速で移動する飛行機から
放射線量は測定できる。
その航空機に搭載された測定器を地上に固定すれば
都市の地上を飛行機よりも低速で移動する
すべての人間や車
そして、食糧や水を瞬時に測定できる。
その測定値はETCシステムのように
都市のあらゆるゲートを通過する毎に
カードに記録できるだろう。
ちなみに、
航空機モニタリングの飛行高度は、対地高度で150から700m
航空機下部の直径約300mから1500mの円形領域である。
- 2011年8月 7日
超ウラン元素
すべての超ウラン元素は
放射線(アルファ線)を出して崩壊する。
このすべての生成過程に税金が使われている。
しかし、その監視体制はどこにもないばかりか
監視のための測定装置と測定方法は
ほとんど彼らによって独占されている。
無論、その装置と方法の所有には税金が使われている。
自然界に存在しない物質を求めて開発された
超ウラン元素とその所有方法は
まさにグランチの戦略そのものである。
- 2011年8月 1日
放射線医療
日本には
他国に比べてCT装置の設置台数が多く
高額な装置ゆえに
検査が過剰に行われ
CT検査による被曝が日常化しているが
本当の放射線医療は
戦争の防御テクノロジーとして
ほとんど公開されていない。
- 2011年7月22日
主観的
放射能(radioactivity)とは
放射性(radioactive)を
測定することではじめて存在する。
観察は主観的にできるが
測定は主観的にはできない。
自然を物理学的に測定することは科学教育であるが、
日本ではこの夏休みも
セシウムやプルトニウムとともに
安全に生きていくように
主観的に教育されている。
- 2011年7月18日
統合性(integrity)
放射性の反対称的な概念は
統合性(integrity)である。
うぬぼれから
ある種の放射性物質は
人工的に生成できると思っている。
統合性が
つねに非物質化された
自然に属するならば、
われわれの知識に
もっとも不足し
失われたのは、
この生得的な
統合性(=誠実さ)かもしれない。
- 2011年7月17日
化学物質
世界で初めて化学物質の危険性を告発したのが
1962年の『沈黙の春』を著した
一人の女性生物学者だったならば、
世界で初めて放射性物質の危険性を
病理学的に証明した
1945年以後の数十万人の被曝者たちは報われない。
放射性物質は
明白な化学物質である。
- 2011年7月17日
アプリ
生くべき時と
生くべき場所を
奪いながら
死すべき時を知らせないシステムに
黙々と税金を払う人々に
放射性物質は容赦なく蓄積されはじめた。
システムにとって彼らは
優れたアプリなのだろうか。
実用的支配と除染のための。
- 2011年7月16日
医療保障
ヒロシマ以後
地球の放射性元素は
すべて権力構造が所有してきた。
そして、
あらゆる病理学の中で
被曝に関する研究はもっとも探求され
放射線を用いたがん治療と画像診断技術は進んだが
被曝治療ができる放射線治療専門医の教育は
被爆国でもっとも遅れている。
被曝の実態が知られるだけではなく
その原因がわかれば、
膨大な医療保障を
何世代も継続しなければならないからだ。
被曝奴隷に対する定期検診だけは
ふたたび無料であるのは自明である。
- 2011年7月12日
(続)完全食
食品に放射性物質という
無数の見えない地雷が埋め込まれている。
農奴は解放されていなかった。
自由を求めて移動するゲリラ戦には
玄米食が最適である。
放射性物質を排出する機能もある。
- 2011年7月12日
完全食
嘘つきどうしの生活支援システムによって
残留放射性は拡散し、
体内で濃縮されていくまえに
この21世紀の内戦に参加する方法は
長期的に生活支援食品をいっさい拒否できるように
玄米食による菜食に替えて
自己変革力を向上させなければならない。
玄米食は緊急時における唯一の完全食である。
- 2011年7月11日
幻想
「恋愛は二人で愚かになる」ことだが
原発爆発事故では国家単位で愚かになる。
どちらにも
幻想が生み出す異なった現実が待っている。
前者からは人口増加が
後者からは人口減少が引き起こされる。
- 2011年7月 9日
大気圏内被曝
節電は原子力・ムラが企てる反エネルギー革命だ。
GHQが指導した農奴解放と財閥解体以来の
原子力・ムラの解体そのものが
日本人という国境線の中の出来事ではなく
互いに遠隔に生活する個人が担うべき
最初のエネルギー革命だ。
大気圏内被曝という
生命の種族維持目的への
長期的な破壊と引き替えに。
- 2011年7月 8日
局所的思考
外部被曝も内部被爆も
人間の独自な主観的で
局所的視点から生まれている。
生命のすべての被曝は
大気圏内被曝しか存在しない。
もしも
太陽系という外部から
地球を観察できるなら。
- 2011年7月 1日
境界
未来は思ったよりも早く
恒星のように放射光になるか
さもなくば、
あらゆる波長の電磁波を
完全に吸収する
黒体になろうとしている。
環境と自己との境界が
デフォルトを超えた放射エネルギーに
曝されているかぎり。
- 2011年6月25日
非同時的な疎開
学校には
集団で同時的に通学してきた。
会社には
集団で同時的に通勤してきた。
しかし、
被曝した後に
個別に疎開させられるほど
不幸なことはない。
被曝疎開は
ゆっくり死んでいくひとびとを
非同時的に隠蔽するための
放射性物質の拡散方法になった。
- 2011年6月23日
ウラニウムという自然
原子核を壊してエネルギーを取り出す
電力会社が所有するテクノロジーからは
壊れた原子核を元に戻すことはできない。
ウラニウムは核分裂からは生成できない。
重い恒星の超新星爆発によってのみ生成されてきた。
バイオスフィア内では誰も再生できない
ウラニウムという自然を
壊す権利は老いた恒星にもない。
- 2011年6月16日
流離う
利権が羅針で、欲望が支配するまま
多くの理性も被曝している。
かすかな英知とは
被曝奴隷よりも
自ら被曝難民になって
流離う自由だ。
分子の不規則な衝突によって引き起こされる
ブラウン運動のように
最小限の個体の
自然なふるまいに回帰できる。
- 2011年6月12日
(続)Half-life
半減期が
全体の半分が変化を受け入れるために
要する時間ならば、
衰え始める直前までの時間こそ
相補的な半減期(Complementary Half-life)である。
母乳から内部被曝した赤ん坊は
この相補的な半減期がもっとも短い。
- 2011年6月10日
被曝を低減する方法
被曝を低減する5つの方法のなかで
最初の3つの方法は
時間・距離・遮蔽である。
放射性チリを集めて移動させることによって
この3つを効果的に実現できる。
そして
これ以上稀少なウラニウム資源を採掘しないことである。
さらに
核分裂核種を原子炉内外で決して生成しないことである。
それらを格納するテクノロジーが
大気圏外宇宙を除いてまだ存在しない以上。
つまり
人類のみが被曝を低減する方法を知っている。
- 2011年6月10日
Half-life
半減期とはHalf-lifeである。
全体の半分が変化を受け入れるために
要する時間である。
プルトニウムの半減期は長い。
より安定するために
悠々自適な残された時間(=Half-life)を生きる。
核を連鎖的に破壊した人間にとって
残された人生が長ければ長いほど
不安定な思考と病気が増大する。
- 2011年6月 7日
外破と内破
このところ目がさめてもやはり
福島原発3号炉の核爆発のシーンが脳裏から去らない。
被曝のメカニズムについてのシナジェティクス的考察を
2009年7月9日の<犬のしっぽブログ>から引用します。
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キノコ雲の外破と内破
真空管が破裂することを、内破(implosion)という。
内側に向かって爆発するという意味である。
ヒロシマの原爆は、空中爆発(=外破explosion)であったから
爆発と共に強大な球状空間が真空化され、
ついに、内部に強力な吸引力が発生した。
このもう一つの重力はやがて、上昇する螺旋運動を形成し、
キノコ雲の球体を形成した。
原爆はけっして都市を吹き飛ばす爆発力だけではない。
原爆の瞬間を表したヒロシマ原爆資料館の最新のCGのように、
爆発の放射(=圧縮力)のみに注目する原爆の物理学には、
内部への吸引力としての張力は不在である。
秩序を見分ける方法は、
もっとも大きなパターンの存在を発見すること以外にない。
そのパターンは、概念によってはじめて投影される。
<外破と内破は核爆発では非同時的に発生する。>
映像1
最初の原爆のニュースは、共同通信社の特派員による手書きのイラストだった。
キノコ雲の下には、巨大な螺旋状のトルネードが描かれている。
映像2
アメリカ空軍が撮影した高度1万メートル上空からのキノコ雲。
キノコ雲よりもトルネードの方が黒いのは、爆発によって形成された放射性物質を吸い上げているからだ。このキノコ雲は排気と吸引の機能を持っている巨大な掃除機と考えられる。電気ではなく、原子力で作動した最初の掃除機だ。
多くの瓦礫と死体、そして元安川の水を大量に吸引した。
これが後の黒い雨となって落下した。
ヒロシマに川がなければ、もっと被爆者は少なかっただろう。
- 2011年6月 7日
想像力
放射線が大量に出ると人々は
短期間に宿命論者になり,
薬物・アルコール依存,失業,無気力をもたらす。
そして、政府はお札を欲しいままに刷る。
緊急事態の想像力はそれだけ?
母は被曝から半世紀以上も生きて
被曝しない民主主義を夢見ていた。
- 2011年6月 7日
呼吸
奪う側が
譲渡と贈与を発明した。
人々は貧しく
それらを愛の行為のように感じたから。
ついに、北半球から
放射性物質が無償で譲渡された。
すべてを包む分割不可能な大気こそ
最初に与えられた無常だった。
奪う側すら
自然に呼吸回数が落ちていく
哺乳類になろうとしている。
- 2011年6月 6日
(続)相互作用
自然との相互作用を
意図的に
そして確実に
排除するシステムに
支配されているから
われわれの健康は
当てにならない
幻想的な基準になってしまった。
被曝するとこの基準は
さらに低下する。
そして、ついに
病気は遅れてやってくる。
- 2011年6月 3日
DNA
彼らは
互いに殺し合ったが
自ら一度もDNAを傷つけなかった。
直観が
直感とすり替えられ
蔑まされる時代を生き延びても
恐竜のように1億年以上も
この惑星には生存できないだろう。
(われわれはまだ400万年程度だ。)
- 2011年6月 2日
ABCC
戦争がなかった
この半世紀間の平和は
この地獄を隠していただけだった。
ABCC(=Atomic Bomb Casualty Commission)を
検索してみれば
未来に続く地獄が見える。
(私は、子どもの頃、数人の仲間と共に
ABCCの研究棟に侵入して
ほとんどすべてのホルマリン漬け被曝胎児を何度も凝視して
何が起こったかを知った
最初の原爆2世の一人だと思う。)
現在の(財)放射線影響研究所は
ただの表看板だ。
放射性物質などの人体に与える
医学的調査だけで
この緊急事態のリスク回避にまったく無関心なのは
この地獄の正規代理人だからだ。
なぜなら、知っていて
再びなにが起こったかを調査するほど
主観的な非科学はない。
- 2011年6月 1日
アブノックス
原子炉が不要なだけではない。
パイプと送電線、そして料金メータの
すべてが20世紀以後の最大の
アブノックスなのである。
宇宙のエネルギーは増えも減りもしないのだから
科学的に<エネルギーを消費>することは不可能である。
大気圏外宇宙を航行する惑星地球に
料金メータは不要である。
- 2011年5月27日
菜園場
幼少の頃の私は
歯茎から出血のつづく原爆症に苦しむ母を
理解できなかった。
母は被曝をあまりにも重要な人生の一部だと思っていたので、
ほとんどその話をすることができなかった。
私の家族は四季を通じて
豊かな家庭菜園場にある井戸水で暮らしていた。
いま思えば、
そのときでさえ、
家族全員の内部被爆は続いていた。
その共同の菜園場は
爆心地から5キロ以内の
父が建てた小さなバラックに隣接していたから。
セシウムは
核分裂によって
はじめて
人間の人生よりも短く輝くことができる。
- 2011年5月27日
人工気象
人工地震のことが囁かれている。
少なくとも
ヒロシマの黒い雨は
雨天の日に降ったわけではない。
核爆発によって、
都市での人工気象が発生したのである。
その後の人工気象では
黄色い雨もできるようになった。
- 2011年5月24日
あまりにも局所的な
大気中の酸素を独占する方法は
永遠に再生的な植物の光合成によって
科学的に不可能だった。
地下資源の有限なウランに
無尽蔵なエネルギーを期待させたのは
エネルギーを政治的に独占するためだった。
(鉄腕アトムの世代は核物理学の全盛期である)
このすべての企てには各国の税金が使われた。
しかし、知れば知るほど短気な私は
自らの苛立ちに屈してしまいそうである。
- 2011年5月23日
科学者の裏切り
科学者は核分裂反応を発見し、
その生成物に名前を付けるが、
それを食べるなとは言ってくれない。
核分裂反応は
生命反応よりも
魅力的な幻想に満ちているのだろうか。
- 2011年5月20日
20ミリシーベルト革命
学校へ行くより、
行かない方がよほど遺伝子を保護できる
この法律こそ、
21世紀の知性的な教育を先取りしている。
なによりも通学に電気エネルギーを使わない
革命的な方法になるから。
- 2011年5月19日
原発リダンダンシー
原発について学べば学ぶほど、
自分が何も知らなかった事に気づくが、
気づけば気づくほど
核分裂そのものに比べて
エネルギーの受容方法は
巨大な湯沸かし器からの
過剰なエネルギーロスを伴った
蒸気機関時代の技術にすぎないことが分かる。
自然エネルギーを受容するために
植物はそんな破滅的な方法を採用していない。
彼らは人間よりも長く惑星地球に生息している
科学的生命体だから
バイオスフィアの常温、常圧で十分だ。
- 2011年5月19日
無意識
人間は放射性の危険を回避して移動できる
唯一の動物である。
被曝した学校に通学させることは
もはや教育ではないばかりか、
種族維持を無意識に願う種の本能に反している。
この無意識を支配するプログラムは
プルトニウムのようには変えられない。
- 2011年5月15日
ライフスタイル
大気に国境は
デザインされなかった。
それこそが
バイオスフィアの
戦略だった。
ライフスタイル好きの
しかし、大地に根を下ろした人類には
ついに理解できないだろう。
- 2011年5月13日
浄化コスト
原子炉の冷却に使用した海水は無料だったが
汚染水1立方メートル(=約1トン)の浄化コストは
2億円程度である。
このテクノロジーのお陰で
バイオスフィアが43億年かけて
大気圏から放射性の除去に費やした
全コストが科学的に計算できるようになった。
- 2011年5月12日
人工気象
雨には3種類ある。
透明な雨、
黒い雨、
黄色い雨。
後者の2種の雨は、
人工的に作られたが
ヒロシマでもフクシマでも
そして東京でも観察された。
21世紀の天気予報では
傘マークのロゴデザインを
3色で表すべきである。
- 2011年5月 4日
反・動物
猫は避難生活と余震で
病気になってしまった。
人間は生存のためなら
どんなことにもすぐに慣れる
反・動物である。
しかし、
放射線医学のほとんどの専門家たちは
国家権力にもっとも適応できる
目的を持たない非・人間たちである。
- 2011年5月 3日
アルファ線
半減期の長い元素から放射される
アルファ線よりも
半減期の短い放射性元素から放射される
アルファ線のほうが、
よりも大きいエネルギーをもっている。
これは生死を分かつ情報だった。
- 2011年5月 1日
外部と内部
源泉から遠ざかる前に
直感と感情で行動することが
最初に禁止され、
源泉から遠ざかっても、
絶えず汚染されたのは、
思考や行為を批判する前に
われわれの責任のすべてを
国家の命令とみなす人々がいて
そして、不幸なことに
彼らを尊敬もしていないのに
従う大多数がいたからだ。
だが、
この不幸は
いまから起こることの100分の1にすぎない。
- 2011年5月 1日
半減期を増加させる場合
自然は、
放射性核種あるいは素粒子は不安定な構造を
より安定させるために、
エネルギーを放射する
<半減期=元の核種あるいは
素粒子の半分が崩壊する時間>を発明した。
しかし、原子核崩壊のテクノロジーによって
エネルギーを取り出すコストには、
種々の<半減期>を増加させる場合の
核反応に対する防御コスト
特に、放射線の人体への影響と
放射線による人体の障害の予防コストが
いっさい含まれていなかった。
- 2011年4月30日
戦争言語
「ほあんいんぜんいんあほ」
校庭で遊ばされる
こどもたちは
クールな言語の発明家だ。
このみごとな左右対称性で
理不尽で硬直した
戦争言語を破棄しよう。
さもなくば、
その言語で殺されるから。
- 2011年4月26日
エネルギー奴隷
拡散する放射性物質にも
妥協することなく適応した結果、
ガイガーカウンター付き
携帯電話が必要となっている。
きっと
いつでもどこでも
どちらも鳴りっぱなしだろう。
- 2011年4月22日
会計学
原子核構造が不安定な
ウラニウムやプルトニウムにも
半減期という自然のエネルギー会計学が存在するが、
原子力発電システムには
どんな会計学も存在しなかった。
原子力安全・保安院=経済産業省が
<想定外>という
けっして破綻しない
ジョーカーを発明したから。
最近、このジョーカーは
作業員が放射線にさらされた場所で
法の制約を受けずに作業できる時間にも行使された。
- 2011年4月21日
究極のラジエーター(Radiator)
原子炉の下部構造は
都市の地下に埋設された
上下水道のような
醜い迷路に近い
配管ネットワークを抱きかかえている。
核分裂から過剰な熱エネルギーを
排熱し続けている
この巨大な放熱器=ラジエーター(Radiator)は
驚くほど短命だ。
廃炉までの原発の寿命は
世界平均22年である。
量産されるジャンボジェットの
開発ノウハウにくらべれば
原子炉はつねに
受注生産型のプロトタイプ(=試作機)にすぎない。
この試作ラジエーター(Radiator)は、
爆発すると
放射性物質の放射エネルギー(radiation)を放射し続ける
究極のラジエーターに変貌する。
- 2011年4月19日
風向き
高濃度の放射性物質を含んだ水を
クリーニングするテクノロジーは存在するが
風向きを変えるテクノロジーはまだ存在しない。
しかし、
放射性物質を含んだ風向きを予測する
システムはすでに存在するが
気象庁はまだ公開していない。
- 2011年4月17日
最大のエネルギー源
原子力エネルギーに依存して
快適なライフスタイルを選択している地球人は
主に北半球の先進産業諸国に属している。
(南半球のブラジルには唯一の原発がある )
地球上の表面を覆う全生物の80%は
人類ではなく、昆虫である。
彼らの地球の最大のエネルギー源は
原子力エネルギーではなく太陽にある。
人類の快適なライフスタイルとは
北半球に属する電力会社の作り出した幻想に近い。
あまりに局所的な
テクノロジーの段階に押しとどめるための
幻想によって
人類の遺伝子情報が破壊される以上の
悲惨さはないだろう。
- 2011年4月15日
被曝前線
私のスタジオの周囲の桜は
やっと開花し始めた。
桜前線は
積算温度の等しい等高線からデザインできる。
桜の開花が
積算温度で予測できるように、
発がん率は被曝量の日々の積算で予測できる。
この被爆量の積算から
<積算放射線量>の等しい等高線がデザインできる。
発がん率を科学的に予測した
被爆前線は
視覚化可能である。
生存には
もっとも重要な気象データになるだろう。
- 2011年4月14日
無限化
安全性を求めた原子力発電所の総重量は
他のどんな発電方法よりも
より増加する傾向があった。
メルトダウンした原子炉を廃止するまでの
物質の総重量は
ほぼ無限化されていることが再び証明された。
機能を達成するための道具の総重量を
計算できいないテクノロジーは
時代遅れのテクノロジーである。
あるいは
土地資本主義の末裔たちのデザインである。
- 2011年4月12日
電磁スペクトル
すべての被曝は
人間のいかなる感覚をもってしても
直接には感知できない領域にある
電磁スペクトルという
<現実>で行われているのである。
宇宙は
この<現実>の99.9%を
原子炉内ではなく
大気圏外に分離したのである。
- 2011年4月11日
平均的革命
人類にとって
それゆえに、
すべての生命の
外部と内部を分離できる
環境の境界線を
内部と外部から同時に
短時間に、
そして
永続的に、
破壊できる
人類による意図的な人工物は
球状世界を循環し
平均化しはじめた。
そして
隠れるところを失った
粒子と無知は
互いに激しく
いたるところで結合している。
革命(revolution)とは
再び旋回し、回転し
そして、巻き込むことである。
歴史的に
これ以上の人工物による
平均的革命は存在しない。
- 2011年4月 9日
冷却水
放射線を単純な「強さ」として表す単位が存在しないのは、
放射線は物質に対して1本だけの波では伝搬しないからだ。
物質が放射線をどれだけ強く吸収したかを示す単位のみが存在する。
被曝線量を水吸収線量で測定できるのは
われわれの細胞が水分を含みすぎているからだ。
そして
原子炉も被曝した冷却水を含みすぎている。
- 2011年4月 7日
内部被曝
科学者はすでに
プルトニウムの内部被爆の
研究論文で忙しい。
今から5年後に
科学者ではなく、
無数の被爆者が
緊急事態の過小評価を
科学的に証明するほど
愚かなことはない。
- 2011年4月 3日
70才の赤ん坊
プルトニウムは
自然が惑星地球内部で許した
最初のもっとも重い放射性の人工物である。
その半減期は有限であるが
彼らにつきあうには、
人類の平均寿命は短すぎるばかりか
より短命になる。
プルトニウムは1941年に生まれた
また70才の赤ん坊だ。
2011年3月、新たな赤ん坊の夜泣きで
誰一人熟睡できなくなった。
- 2011年4月 3日
重い原子核
太陽は核融合エネルギーを引き出すために
人類のように
原子核が大きいウランやプルトニウムを使わなかった。
ウランやプルトニウムは、
一番小さい水素によって核融合を維持する
太陽では受け入れられなかった。
太陽は doing most with leastで
つねに効果的にエネルギーを発生させている。
ウランやプルトニウムのような
重い原子核は
エネルギーを放射し続けて
より安定した構造に到達するための
粒子崩壊(=半減期)しか残されないように
デザインされている。
- 2011年4月 3日
プルトニウム・コミュニケーション
プルトニウム(Pu 239)は放射性同位体であり
時間とともに電子・陽子・中性子を
放出して原子番号が変わる放射性崩壊によって
標準原子量を定めることができない。
なぜなら
プルトニウムは第2次世界大戦以後、
人類が日々生成している
最初の放射性元素だからである。
半減期の長さと危険性が完全に反比例する
新たな日本製人工元素は
やがて全人類の体内にくまなく分布するだろう。
- 2011年4月 2日
想像力
恐怖は
つねに無知から生まれるが
プルトニウムの恐怖は
ゆっくりと死んでいくための
科学的な想像力を必要とする。
水と空気と食料
そして時間が被爆量を決定する。
そして
この想像力を
国家に期待する国民は滅びる。
- 2011年4月 2日
被曝DNA
これから東日本には
日米共同の世界最大の
疑似医療施設が設立されるはずだ。
この医療データのなかの遺伝子情報には
被曝者に帰属する著作権がある 。
自然界にはない被曝DNAの関する著作権料で
無数の被爆者の治療費を賄う未来が
やってきたのである。
- 2011年4月 2日
原爆傷害調査委員会(ABCC)=疑似医療施設
戦後直ちにヒロシマには
アメリカの管理下にある「原爆傷害調査委員会(ABCC)」が設置され、
被爆者の肉体と精神の障害に関する調査研究が行われる。
このABCCのボールド型の金属施設では
約数百人分以上の遺体や遺骨が集められ、
独自の医療実験に利用されただけではなく。
生き残った原爆1世、2世に対して無料健康診断が定期的に行われ
医療データが長期にわたって収集されてきた。
平時でのアメリカと日本共同による人体実験の始まりである。
これらの結果は、
放射性物質の代謝や人体内での動きの研究に利用され
戦場での放射性物質が兵士へ与える影響を予測できるようになったと同時に
放射性物質使用の武器開発に応用された。
中東戦争での劣化ウラン弾と
と次世代原発はその代表作である。
(その後、この疑似医療施設「原爆傷害調査委員会(ABCC)」の跡地には
広島現代美術館が建てられた。)
私が子どもの頃、仲間はみんな
「ABCC」のことを「ブタのケツ」と呼んでいた。
こどもの直観は的を得ている。
- 2011年4月 2日
大気
人間は呼吸するために空気を使う。
空気というわれわれの惑星の共有資源を
かなり浪費的な状態に
放置してきたにもかかわらず、
大気は、宇宙や太陽からの放射線を
さえぎる役割も果たしてきた。
大気に包まれたこの惑星に
自然が許した以上に
人間は放射線を入れてはいけない。
- 2011年3月29日
真実
幸福になりたければ
自分にとって何が大切かを考える。
それで人の生き方が決まる
という幻想が終わる。
真実を知りたければ
すべての生命にとって何が大切かを考える。
それで未来の環境が決まる
という現実が始まる。
そして、
だれも見たことのない今を
生きるために。
- 2011年3月28日
(続)生物半減期
被曝1世、2世の医学データから
今回の3世が被曝した放射線の毒性は予測できる。
グランチは
被曝1世、2世の健康診断を無料化してきたのである。
彼らは最悪の事態の超専門家だから。
- 2011年3月28日
生物的半減期
「プルトニウムによって発生する人体の障害を
直接実験で確かめるわけにはいかない」
というエセ人道主義が今回の被曝を招いている。
セシウムやプルトニウムが体内にとどまる時間を表す
生物学的半減期は、
ヒロシマとナガサキで
原爆投下後から開始された軍事的な放射線医学による
半世紀に及ぶ長期的な調査結果から
わかったのである。
(長崎に投下された原子爆弾はプルトニウム239である。)
- 2011年3月27日
非常事態
この非常事態で
もっとも重要なことは
問題を解決するためのマニュアルが
最初からなかったということだ。
われわれがもっとも危機的な失敗から
学びつつあるのも、
結局は、
犬のしっぽに散歩を依頼した歴史には
マニュアルが見つからないからである。
だからこそ、
知性を使うことを余儀なくされているのである。
- 2011年3月26日
(続続)電力テクノロジー
原発の放射性に関して
メディアが情報を操作するのは
優先株主の意見に従っているだけである。
そして、優先株主は電力会社が倒産しても
元金は保証されるのである。
電力テクノロジーは
<doing more with less>からほど遠い
時代遅れな金融テクノロジーである。
- 2011年3月26日
電気メーター
便利さと引き換えに命を差し出していたのではない。
第二次世界大戦の後から蓄積した富によって
自らの政治権力と石油業界の巨人がもつ権力とを結合し、
原子力計画の資産全体を〈無料で引き継いだ〉
電力産業は、エネルギー独占によって
各家庭にメーターを取り付けて
電気代金を徴収したいだけだった。
福島原発3号炉は輸出用の主力商品だった。
彼らは電気メーターのない
風力や太陽光システムの
広範囲な個人所有を妨害し続けたのである。
- 2011年3月26日
2重否定
「事態の推移により放射線量が増大して
避難指示を出す可能性も否定できない」
避難指示に2重否定を使ってはいけない。
生命の危機的な状況での2重否定は
権力機構の機能しなくなった
醜い文法だ。
- 2011年3月25日
(続)電力テクノロジー
電力を生産する生産・流通設備の重量とコストは、
生産・供給されるエネルギーの1キロワットあたりで、
急速に減少してきたにもかかわらず、
電力価格が上昇したのは、
価格の吊り上げによって株主に
それまで以上に大きな額の配当金を支払うことで、
自分が保有する株の価格を株式市場で吊り上げるだけでなく
他人が蓄えたお金を資本として支配する権力を
強化したグランチの企ての結果だった。
- 2011年3月24日
圧力釜
原子炉の技術的な話を
学者やメディアの解説員や東電の管理者に
聞きすぎることに驚いている。
3号炉の原子炉の設計者に
直接質問できない仕組みこそ
メルトダウンすべき
分厚い圧力釜だ。
- 2011年3月23日
被曝3世
人類が合成した物質の中でもっとも強い毒性
がある放射性物質の測定値を改ざんし、
国家機関で公開する以上の
風評被害は存在しない。
この国家的風評による乳児の被曝は
3世代目である。
- 2011年3月23日
クリティカル・パス
最悪の事態を回避する方法は
メルトダウンが回避された事実を
証明するネット上のデータからは
生まれない。
最悪の事態を回避する
唯一の科学的な方法は
<クリティカル・パス>である。
クリティカル・パスは
最長で最悪のシナリオから生まれる。
- 2011年3月23日
内部被曝
内部被曝のほとんどは
「直ちにリスクがない状態」を含んでいる。
なぜなら、
内部被曝とは
量的ではなく
放射性物質と細胞との
距離の問題だから。
これは
私の体験的かつ科学的な意見だ。
- 2011年3月21日
廃炉
ヒロシマが
ほぼ無害な廃炉になるまで
30年間かかった。
セシウムは細胞と共に生き延びた。
放射性物質を多量に含む
水蒸気を水に通すか
直接大気で薄めるかの選択しか
残さなかった原子力技術者には
廃炉にできるテクノロジーさえ
存在していない。
- 2011年3月18日
宇宙エコロジー
太陽から降りそそいでいるエネルギーのたった1時間ぶんで、
全人類が1年間(8760 時間)に使う
すべてのエネルギーをまかなうことができる。 R.B.F
●太陽と地球
全人類が1年間に使用する
全エネルギー量は、地球人全員が、
100W の電球を一人当たり1 9 個、
2 4 時間365 日、常にともしつづける量である。
太陽が宇宙空間に放出している放射エネルギーは3.85×1026W
『宇宙エコロジー バックミンスター・フラーの直観と美』より
バックミンスター・フラー+梶川泰司 著 (美術出版社)2004
- 2011年3月17日
核処理班
沖縄の基地拡大計画との交換条件で
時間がかかったが
核戦争を想定した武器は
すべて空母に集結された。
30年先の仮想的未来に住んでいる
米軍にとって
3号炉のプルサーマルによる
プルトニウム拡散以上の
実践訓練はないだろう。
- 2011年3月17日
原発1世へ
広島・長崎の爆発後に放出された放射性物質の総量は、
チェルノブイリ事故の200分の1程度だったが
その後遺症は日本でもまだよく知られていない。
いまヒロシマの原爆医療の専門家たちが
メディアで発言はじめたが、
その内容を検討すると
彼らは基本的に洗脳された国家公務員だ。
残留セシウムの調査結果を半減期の終わった
1990年代にはじめてヒロシマで公開した
その機関の専門家のデータと意見は信頼できない。
これは、ヒロシマで30年間以上
セシウムを摂取して生活した
原爆2世としての先輩の意見だ。
- 2011年3月16日
自然災害
静止的なテクノロジーは、
<自然災害>という固定概念によって、
プレートが対流するマントルに乗って互いに動いているという
地球自体の動くテクノロジーとの統合を拒んできた。
空気力学や航空力学などの動的なテクノロジーは、
移動中や飛行中に構造体が受ける振動による破損を
決して<自然災害>と呼ばない。
原発は<自然災害>によって
破壊されたのではない。
不完全な静止的なテクノロジーによって
存続できないのである。
- 2011年3月16日
自然状態の大気
汚染された地域の放射能レベルを
「自然状態の大気」に含まれる放射能レベルと比較しているが、
彼らの言う「自然状態の大気」には、
第2次世界大戦以後、
原爆実験のため大気圏内に
既に約10トンのプルトニウムが
出荷済み(デフォルト)にされている。
- 2011年3月15日
内部被曝(Internal Exposure)
私は2度目の
α線による体内被曝を受けるだろう。
最初はヒロシマの土壌と飲料水から
そして
今年の早すぎる春風と雨から。
私の細胞は
皮膚よりも光り輝くだろう。
きっと母は
がっかりするだろうな。
- 2011年3月15日
コンクリート詰め
有人宇宙飛行が成功するまでの過程で、
人間の代行者として
大気圏外の軌道を周回し地球に帰還してくるまでに、
いったい何頭の犬やチンパンジーが
その犠牲になったかは公開されてこなかった。
同じように、
原発における
今回のコンクリート詰めの事故処理を担う労働者たちは、
公開されない。
まして彼らは
宇宙パイロットのように
この大気圏内の英雄として
歴史にその名を刻まれることもないだろう。
たとえ、この自己犠牲を受容する労働者が
自分の愛する息子でないことを
願ったとしても。
人間の死でシャットダウンされるすべての技術は
どんな生命にも容認されない。
- 2010年8月30日
雑草とは何か
先住民を追い出したから
雑草の本来の名前も分類も忘れ去られ、
その機能がまだ発見されていない植物のように見えるだけである。
戸籍のない彼らははいまや侵入者である。
しかし、保護されているのは
退屈な教育を受けた
野菜や花ばかりである。
核攻撃の後
ヒロシマの焼土をエコロジカルに再生したのは
この無数の真の先住民たちである。
アメリカの軍部はこの事実から
世界中の雑草を収集し
いまや遺伝子を分類しはじめているのである。
雑草とは何か?
遺伝子工学が解明する遺伝子コードという知的財産以上に、
植物に対する先住民の自発的な敬意は
植物名の絶対数として表わされ、
その民族の生存に関する包括的知的レベルを表している。
65億の地球人のそれぞれに名前があるように
惑星地球に名前のない植物は存在しない。
- 2010年8月 6日
黒い最短距離
ピカドン(ヒロシマ原爆)で
一瞬の内に焼かれて吹き飛ばされたという。
しかし、次の瞬間に大量の人間が
川の水と建物の破片とが一緒に吸われて
上空に螺旋を描きながら
成長して黒いキノコの笠を開こうとしていた。
巨大な核エネルギーは最短距離を選んだのだ。
原爆で吹き飛ばされたのではなく吸引されたのだ。
大量の放射性物質は1時間後には上空一万メートルまで上昇した。
これが黒い雨となって
夕立のように激しく降下した。
ヒロシマ平和記念館で今日も上映されている原爆の瞬間のCGは
科学的に根拠をもたない黒いキノコの成長である。
これらを監修した物理学者たちは
原爆を巨大なダイソンの掃除機と見立てていないようだ。
つまり、吸引と排気が動的に均衡したトルネードと
同じとは考えていないのである。
この兵器は2種の機能から成り立っている。
核爆発エネルギーによる大量殺人と
大気圏を利用した放射性物質の吸引とその効果的な拡散である。
- 2010年7月24日
最後の夏
午前中、母さんはベットに静かに横たわっていた。
そして、長い話をした。
瞳だけで返事をするのがやっとだったが
その瞳は澄んでいた。
まもなく、静かに眠りについた。
きっと安心したのだろう。
母さんが目が覚める頃、
僕は年老いた父さんと
畑のそばで
今年初めてのスイカを食べているだろう。
明日は満月だ。
母さんと過ごす最後の夏は
こんなにも一日が長い。
- 2010年7月21日
非対称性
時間は主観的により加速している。
いくら長生きしても、
最初の20年が人生のもっとも長い経験だとしたら
後半の20年は人生のもっとも短い時間だ。
なぜだろうか。
数百万年間も人類は
最初の長い経験の過程でほとんど死んでいる。
そして、
前世紀からの著しいこの非対称性から逃れるために
娯楽と戦争を発明したのだろうか。
- 2010年7月15日
半減期
ヒロシマのウランの核分裂で生成された
セシウム137の半減期は30年である。
半減期とは、放射性核種あるいは素粒子が半分程度崩壊して
別の核種あるいは素粒子に変わるまでの時間である。
放射性同位元素セシウム137はコバルト60のように強いガンマ線を発する。
体内でカリウムと置き換わる危険な元素である。
半径1.5キロ以内で被爆した母は、奇跡的に生存し、
この半減期を家族の成長ともに過ごした。
兄弟のなかで私は母から一番手紙をもらった。
これから手紙を書こう。
この手紙が病院に着くころ、私は母の傍にいて
最後の手紙を読んで聞かせているだろう。
- 2010年1月31日
ドーナツ
母のために天然酵母のドーナツを作った。
ドーナツに穴がなければ、
味が変わるのはオイラーの法則が変わるからだという話をした。
でもドーナツで自然を模倣することができるのだろうか。
病室の窓のカーテンがゆっくり動いていて
母は笑っていた。
- 2009年8月16日
情報植民地
情報には重さがない。
実際に、いっぱいになったハードディスクは、
イニシャライズした状態と重さに変化はない。
情報はモノではない。
支配者にとって、他者の頭蓋の中に存在する抽象的で重さのない思考を
感じることができないことは脅威であった。
しかし、最近ロボットの研究によって、
脳の電気的状態から喜怒哀楽を認識する装置が開発されている。
つまり、大気圏外から人類すべての感情をほぼリアルタイムで
ファイリングされる段階になるだろう。
Googleの検索項目の統計以上に、
究極の軍事的なモリタリングの開発は進んでいる。
大国が軍事的かつ経済的に支配してきた手段そのものが
時代遅れになろうとしている。
モノを消費させるシステムは、
情報を消費させて支配するシステムを生み、
ついに同じコトを主体的に思考させるシステムを発明してきた。
- 2009年8月 7日
環境被爆
外部被爆は、人体の外部から飛んできた放射線を人体が吸収する場合である。
内部被爆は、アルファ線やガンマ線などの放射線が
細胞中のDNA分子と化学反応を起こし、遺伝情報を損傷する場合である。
内部と外部は、人体の表面を境界にした分類方法である。
内部被爆は、ウラン、プルトニウム、トリウムのような放射能をもつ物質が、
水や食料として取り込まれた場合を含む以上、
内部と外部は人体を基準に分割できない。
遺伝子の損傷からみれば、外部被爆も内部被爆も、
すべて遺伝子よりも外側の環境被爆が原因である。
人間の遺伝子情報だけの損傷だけではなく、
植物や動物を含む環境のすべての遺伝子の損傷については、
被爆の概念はまだ人体中心なのである。
(植物だって、ヒロシマの土壌に残留したセシウムによって内部被爆している。
人体内でカリウムと置き換わるので、半減期の概念では見逃されてきた。)
- 2009年8月 6日
オバマジョリティ
今世紀でもっとも滑稽な造語の一つになるだろう。
アメリカの大統領が世界を平和にした歴史は存在しない。
宇宙のマジョリティは、
ウラニウムではなく、水素原子だ。
(ヒロシマ平和公園のベンチにて、市長の平和宣言を聞きながら)
- 2009年8月 5日
元素存在比
人間が原爆を発明したことよりも、
自然がデザインしたプルトニウムの地球上での存在比と分布を
変化させたことの方が重大である。
核爆発の後、人間の気道を経由して骨と肝臓に沈着した
超ウラン元素プルトニウムの生物学的半減期が
半世紀間もあるからではなく、
46億年間のすべての生命体活動にとって、
プルトニウム は全く不必要な元素だったからである。
- 2009年7月 9日
キノコ雲の外破と内破
真空管が破裂することを、内破(implosion)という。
内側に向かって爆発するという意味である。
この概念は、正しくない。
内破は、重力現象として見るべきである。
ヒロシマの原爆は、空中爆発(explosion)であったから
爆発と共に強大な球状空間が真空化され、
ついに、内部に強力な吸引力が発生した。
このもう一つの重力はやがて、上昇する螺旋運動を形成し、
キノコ雲の球体を形成した。
原爆はけっして都市を吹き飛ばす爆発力だけではない。
原爆の瞬間を表したヒロシマ原爆資料館の最新のCGのように、
爆発の放射(=圧縮力)のみに注目する原爆の物理学には、
内部への吸引力としての張力は不在である。
秩序を見分ける方法は、
もっとも大きなパターンの存在を発見すること以外にない。
そのパターンは、概念によってはじめて投影される。

映像1
最初の原爆のニュースは、共同通信社の特派員による手書きのイラストだった。
キノコ雲の下には、巨大な螺旋状のトルネードが描かれている。

映像2
アメリカ空軍が撮影した高度1万メートル上空からのキノコ雲。
キノコ雲よりもトルネードの方が黒いのは、爆発によって形成された放射性物質を吸い上げているからだ。このキノコ雲は排気と吸引の機能を持っている巨大な掃除機と考えられる。電気ではなく、原子力で作動した最初の掃除機だ。
多くの瓦礫と死体、そして元安川の水を大量に吸引した。
これが後の黒い雨となって落下した。
ヒロシマに川がなければ、もっと被爆者は少なかっただろう。
- 2009年5月 8日
独創性
一つの事柄についてすべてを知る方法と、
全ての事柄について何かを知る方法は、
専門家と博識家との知性の違いではない。
独創性を身につけたい学生たちは、
この学習方法のどちらかを密かに選択してきた。
一つの事柄についての可能な限りの関係性を知る方法から、
既知となった事柄についてのすべての関係性を知る普遍的な方法と
それらを時間順序で蓄積し、他者が自由に閲覧する方法との開発を
ある期間を決めて実践することは、重要な未知の課題であった。
アインシュタインも含めた専門家も博識家も
純粋理論から兵器としての原爆製造は不可能だと考えていたが、
マンハッタン計画は原爆を2年間で開発した。
そして、国家的な規模の共同体による知性の開発の有効性は、
ヒロシマで証明された。
新たな構造と意味の解析と統合は、
不幸なことに、大量殺人兵器の開発からだったが、
それまでの個性に依存した独創性の概念が、
解体した瞬間でもあった。
それから半世紀以上経過したが、
こどもの個性を伸ばして独創性を獲得するための教育は、
独創性に対する社会的な幻想に基づいている。
- 2009年4月30日
支持率
内閣支持率は首相の指導力に影響を与える。
一般大衆から気に入れられることが最も尊いことである。
こうして、ヒットラーも大衆から支持された。
そして、エコロジーの推進者になった。
- 2009年4月28日
生物兵器
鳥・豚インフルエンザや蜂の蜂群崩壊症候群も、
遺伝子工学による生物兵器である可能性があると言われている。
タミフルは、元アメリカ合衆国国防長官のドナルド・ラムズフェルドが
関与したアメリカのギリアド・サイエンシズ社が開発し、
毎年大量に生産されている。
モンサント社の抗生物質とダニ駆除剤は、
ミツバチのコロニーに使用され、
ミツバチを農業国に輸出しているのも事実である。
これらの関係は、コンピュータウィルスとそのワクチンの開発が
相互補完的なビジネスであることを連想させる。
インフルエンザはいまや大気中を漂う目に見えない第2のダイヤモンドだ。
自ら増殖する兵器に工場は不要だ。
しかし、インフルエンザの遺伝子工学であれ
蜂の免疫システムの低下であれ、
たとえそれが人工的な生物的・化学的な操作だとしても、
これまで自然界に存在しなかった組合せを、
自然は受容したのである。
そして、この科学的事実によって
新しいビジネスがこれまで存在していなかった部門で
利益を上げていることも事実である。
- 2009年4月18日
ヒロシマ型モデリング
モデリングは知識にまさる。
しかし、モデリングを本のように
読破してはいけない。
モデリングは理解にまさる。
しかし、モデリングに
形態的な独創性を求めてはいけない。
モデリングは事物にまさる。
モデリングに
すぐに翻訳可能な概念を求めてはいけない。
自然に、ではなく、
自然から、記号は生成されるから。
こうして、原理は発見される。
無限に・・・・
最初のヒロシマ原爆もこのようにして
生成された最初のテクノロジーである。
ハイパーリンクによって意図的に
発見されたのである。
これは核物理学でも、幾何学でもない、
シナジェティクスである。
- 2009年4月 6日
優先課題
政府や経済評論家が「大不況だ、経済恐慌を回避する」
って言っている間は大丈夫。
でも「国防優先」って言い出したら気をつけよう。
イデオロギー戦争は、
世界の人口増加に歯止めをかける有効な手段だから。
- 2009年4月 3日
公的軍用資金
大規模な複合企業は、リスクを多様化させ分散化したほうが、
より安全で有益で、より高い社会的信用が得られるノウハウをもっている。
実際、成功した複合体の〈ビジネス〉はますます巨大になる。
こうして複合した巨大企業は、
たいていあらゆる国防用兵器の生産を統合できたので、
表向きの事業が財政困難または負債が返済不能に陥った場合でも、
政府が保証する〈公的資金注入〉に必要な条件を〈合法的に〉満たしてきた。
例えば、アメリカ政府が1970年代のエネルギー危機の直後に行った
ロッキード社への救済措置、
そしてクライスラー社という自動車ではなく、
主に軍用戦車を生産する私企業への数十億ドルの保証付き融資などは、
過去のそして現在の顕著な例である。
ロシア軍の戦車部隊に対抗する新型戦車は、
ハイブリッドエンジンを搭載してもしなくても、
新たな冷戦構造には不可欠である。
- 2008年5月11日
スカイプ
この瞬間にスカイプを使っている人類は1千万人もいない。
電話を使ったことがない人類はまだ40億人以上もいる。
世界中を旅してみよう。
飢餓が殺人であることに気づくだろう。
教育が奴隷化であることに気づくだろう。
都市は、淀んだ未来にすぎない。
- 2008年5月 6日
宇宙のテクノロジー
地球は内部に核分裂の原子炉を持っている。
ウラン以外の金属資源は、一度使用しても回収・再利用できる。
だから、地球を構成する重い元素による核分裂反応は地球のコアに移動したのである。
地球誕生時に既に構成物として存在した始原核分裂生成物(核種)と、
重い核種の自発核分裂反応と中性子誘起の核分裂反応により生成した核種がある。
これらの天然核種とは別に、第2次世界戦争から始まった
人類の原子核構造破壊活動(=間違って太陽系内の平和利用と言われている)
により新たに追加された人工の核種がある。
人工の核種はすべて地球表面で増加している。
これは宇宙のテクノロジー(=資源の偏在化)に反している。
- 2008年4月24日
責任
巨大プロジェクトに従事させる開発者に
プロジェクトに見合った責任をもたせないのは、
知性が低下するからである。
政治家が兵器の製造や購入の権限を軍部の専門家に委譲したのは、
政治家もまた責任よりも知性を重んじたからである。
あらゆる兵器はこうして開発されている。 Y.K
- 2008年3月14日
絶縁
昨年畑の中で発見されたジョジョはついに
去勢手術をすることになった。
そして、手術時の血液検査で猫エイズに感染していることがわかった。
セックスで感染するのは病気だけではない。
種族維持への欲望だ。
温暖化対策で燃料電池の実用化を意図的に遅延させて
ついに原子力発電を全面的に肯定したように、
人間のこの欲望が、宇宙的存在とは絶縁している可能性がある。
増えも減りもしない宇宙のエネルギーを
つねに独占したがる種は存続できないだろう。 Y.K
- 2007年11月15日
一枚のネガフィルム
父のデジタル写真技術の習得期間は3年余りを要したが、
その間、スキャナーの高精細化、顔料・染料に関する
黒インクの改善など目覚ましいものがあり、
原爆ドームの一枚のモノクロ・ネガフィルムに託した
半世紀前の彼の記憶は鮮やかに蘇ったのである。
彼は暗室不要のテクノロジーを確信できた。
そして今、残りの2万枚のネガフィルムから第2作目に挑戦しようとしている。
学習に年齢は存在しない。
社会が人間の能力の限界に関する様々な概念をつくり出している。 Y.K
- 2007年10月31日
誕生日
88歳の父の誕生日は、デジタル写真の最終仕上げのため
彼の明室(Loght Room)にいた。
銀塩写真の等価物はG5でも動きづらい。
半世紀前の原爆ドームのスキャン画像はついに200Mを超えた。
それにマウスからペン型タブレットに変えたので、慣れるまで余裕がない。
いつもの明室からのスカイプ会議は中止だ。
その帰り、霧がかった夜の中国山脈のドライブで
危うく何度も衝突しかけたのは、
ぶきっちょな狸が3匹、
かわいらしい野ウサギ2匹、
流線型のアライグマ1匹、
そして
3つの流星。
私は家を出てから初めて彼の誕生日を一緒に過ごした。
みんな写真展に招待しよう。
宵の金星が山の端から見える頃、
やっと井戸水を湧かしたお風呂に入っていた。 Y.K
- 2007年10月 4日
最後の帝国
昨日の午後は 父のアトリエの<明室(Light Room)>に閉じこもっていたが、
新バージョンをダウンロードする間、
アトリエの位置をグーグルマップで確認していた。
このアングルは風景写真家を自負する父には
まったく馴染みながない。
彼は、衛星からの視野が、超望遠レンズと超広角レンズの
対立する2つの機能を備えていることにいち早く注目していた。
しかし、人間の視野角でも超広角レンズでも
一つの球面を同時にとらえることはできない。
これは球の直径とは無関係であることを議論している間に
ダウンロードは終わった。
グーグルは、つねに古い球状地図をインターネットユーザに与えている。
最後の民主主義は同時性を求めるだろう。
しかし、リアルタイムは最後の帝国になりうる。
<現在>はすでに限りなく奪われているから
<明室(Light Room)>で限りなく過去を現像できる。
私は、私が生まれる以前の過去の現像も編集も無限に自由だ。 Y.K
- 2007年9月 4日
明室作業
毎週かつての暗室でフィルム現像を手伝っている。
視力と体力の衰えた彼には化学反応の管理が厳しい暗室作業が
もはや困難となったからであるが、
最近のデジタル技術では暗室は不要だ。
このあたらしい明室作業(Light Room)は、彼を虜にした。
彼は明るい窓際でいつでも作業を中止できる。
長く保存状態が悪化したまま放置され、
なかば諦めかけていたネガフィルムのデジタル現像が始まった。
ひどく損傷を受け光学的な現像処理では回復不可能と思えた無数のフィルムが、鮮やかにフィルムスキャナーとデジタル補正技術で蘇った時の彼の驚きは名状しがたい。
いったいフィルムにはどれほどの情報が記録されているのだろうか。
モニターに魅入っていた彼は、その瞬間「すばらしい!!」と叫んだ。
私は生まれて初めて彼からその言葉を聞いた。
広島弁が達者な人にはもっとも似つかわしくなかった言動以上に、
それは写真の歴史と概念を塗り替える決定的な事件であった。
デジタル現像では暗室でのフィルム現像と引き延ばし操作が同時にできる。
そして彼はその瞬間に紙焼き技術では不可能な表現技術を
即座に見抜いていたのである。
そこには戦後の時系列的な風景画のドキュメントではなく、
明晰な表現者の視点が再生されていた。
彼は記憶の再生と共にエネルギーに満ちていた。
半世紀ぶりに映像化されるこれらのすべてのネガフィルムに関する
正確な場所と当時の気候や時間、そして使用したカメラとレンズなどの
メタデータの記憶とキーワードタグは88歳の老人とは思えない。
原爆ドームの熱で歪んだ鉄骨の頂部から見下ろした
夕暮れのスラム街に投射される自らの陰鬱なシルエットは
彼の30歳代の代表作の一つになるだろう。
初めて映像化される半世紀前のアーカイブは
老写真家の初めての個展となるに違いない。
私は直ちにこの写真家のアシスタントとして
数万枚のスキャンに耐える高性能なフィルムスキャナーを注文した。
そして、彼のスタジオまでの往復300キロのドライブのために
ipodのFM用のトランスミッターを購入した。
これらのすべてのプロセスは
私にとっては親子関係を超えた明室作業だ。 Y.K
- 2007年8月29日
緑の砂漠
日本が杉だらけになった理由はそれほど知られていない。
杉を植えさせたのは当時の農林省の補助金による林業政策であるが、
広葉樹林を破壊すれば、稲作が肥料と農薬に依存することが半世紀の
アメリカ合衆国にはわかっていた。
稲作には大量の水が必要だ。
米1トンを収穫するまでには30トンの新鮮な水が必要だ。
杉のような人工林の大量植林は在来の動植物をおびやかすばかりか、
水資源を枯らしてしまう。
それは、ヒロシマの原爆以上の破壊効果があった。
実際、薄暗い緑の砂漠と化した。
こうして、世界中で排除が最も困難な生態的システムは、
見えないアメリカ合衆国である。 Y.K
- 2007年8月19日
小さな太陽
普通にこだわらないと思っている人ほど、
かけがえのない人生を過ごしていると信じているだろう。
元素が絶えず生命によって入れ替わるプロセスは、
かけがえのない人生を楽しむよりも
かけかえられる人生を喜ぶ秘訣を暗示している。
元はと言えば、他の天体のエントロピー的廃棄物だ。
スティーヴン・オカザキ監督のドキュメンタリー「ヒロシマナガサキ」の
生き延びた証言者たちの現実は、この惑星内部の小さな近すぎる太陽によって
かけかえられた普通の人たちの人生だ。
イデオロギーが核を持つ根拠を肯定するかぎり、
元素が絶えず生命によって
自発的にかけかわるプロセスは否定されている。 Y.K
- 2007年8月12日
被爆データの公開
核兵器の爆発によって引き起こされる
人間の想像力を超えた悲惨さとその増殖する時系列的複雑さより、
核を持つべきだと考えている権力構造の理由は直線的な単純さから構成される。
1.武器のもっとも効果的な殺戮力が求められた結果である。
2.共産主義か資本主義のどちらかが勝利するまでは
廃絶はないという単純さによって、核兵器は配備されてきた。
3. したがって.核の廃絶は、核を上回る武器がデザインされる時か
敵の完全な殲滅によってにしか現実的には起こりえない。
4.そしてわれわれは強制的にどちらかのイデオロギーを選ばされているという
単純さによって、核兵器の製造を政治家に、
政治家はテクノロジーに対する無知ゆえに
軍隊に委任してきたという事実である。
5.核兵器の有機体生命の破壊の度合いを示す広島と長崎の被爆データを収集することは
核実験の延長上にあったので、長期にわたる学研究助成金は医学研究者に使われてきた。
(小学校の時に、私は何度もドーム型のABCCの内部見学をして、
数多くの奇形児のホルマリン漬けを観察した。
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/virtual/VirtualMuseum_j/visit/est/panel/A4/4103_2.htm)
そのころ調査診察ばかりで治療しない彼ら医療チームに対して、
子どもたちは、「 ABCCブタのケツ、丸めて固めてソーセージ・・・・」
などど歌って揶揄していた。
にもかかわらず、
原爆手帳の保持者数よりも原爆症の認定患者数が驚くほど少ない理由は、
原爆症の医学的な定義がこの半世紀に曖昧にされたまま
被爆データのみが収集されたからだ。
政治家は医学に対する無知ゆえに
認定の基準を医学専門家に委任してきたという事実である。
そして、医学研究者は助成金で研究を選ぶことで、
被爆のデータ公開のための裁判を起こさないだろう。
その結果、核兵器の製造技術と放射能対策のノウハウをすべてアメリカが管理しているのは、
核兵器はその製造技術は放射能対策の相補的なノウハウがあってはじめて
もっとも強力な武器になるからである。
それによって、効果的な大量殺戮後の占領地域の復興過程における自国の兵士の
被爆をもっとも少なくすることができる。 Y.K
- 2007年8月 7日
原子核
資本主義も共産主義も核を持つことを前提としている。
これ以上単純な構造は他にはないだろう。
そしてこの構造をわれわれは異なったシステムと呼んでいる。
ただし、自然は原子核を構成するシステム以外のシステムを
核兵器には採用していない。 Y.K
- 2007年8月 6日
クリアタイプ
私の父は被爆者であるが、 88歳でまだ健全だ。
彼はデジタルフォトに挑戦するフォトグラファーだ。
21世紀の写真は、デジカメからフィルムスキャナー、パソコンとプリンター
そしてフォト用紙のすべての操作を必要とするが、
彼は体力を理由に暗室での作業からの撤退を決意した。
デジタル作業工程では現像という化学反応と違っていつでも休める。
しかし、印画紙に変わる印刷用の光沢紙は染料を求めている。
デスクトップの画面のようにプリンターまでクリアタイプが主流となった。
バーチャルな現実を見るには光沢と色彩というメガネが強要される。
そして、遂に3台目のマットブラック顔料を使用する大型プリンターを購入した。
彼はマットな白黒表現が好きで、色彩を重んじているからだ。
その願望を実現するにはデジタルのハイエンドユーザを意味している。
彼の視力はかなり低下したが
液晶画面ではなく、ファインダー付きのデジカメにこだわっている。
父の健全な記憶力と好奇心は、
このファインダーによる見る行為に基づいた記憶方式の習慣と考えられる。
ファインダーなきデジカメは
裸眼の視覚体験から遠ざかる傾向にある。
Photographとは
観察者がハロゲン化銀の不透明性を
非同時的に裸眼で確認する「光で描く装置」である。
これはプリミティブな写真の原点だ。
彼は11歳の時にカメラの原理を体験した。
彼はこの3年間不透明な顔料インクのプリンターを待っていたのは
この体験に見合う道具を求めていたからだ。
自然界にそもそもデスクトップや染料インクのような光沢は存在しない。
光沢は本来表現のための部分である。
主観的体験を光沢タイプに変換するためには
意識的なレンダリングが行われるが、
この規格化しすぎた翻訳調は、ユーザの暗黙の了解からではなく
表現者の選択肢の一つでなければ、
「光で描く装置」にはならないだろう。 Y.K
- 2007年8月 2日
キノコ雲
台風やハリケーンは原理的にはダイソンの掃除機と同じである。
螺旋的な渦型の流体が回転し、
排気と吸気の連続的サイクルを自己組織したメカニズムを
維持するのは、太陽エネルギーか電気エネルギーかの違いがある。
この作業仮説から、原爆にも排気と吸気があることになる。
強大な爆発の後に、吸引された建物の破片や水や
車、そして無数の焼けこげた死体はハリケーンのように回転しながら上空に運ばれる。
台風の排気の高さは高度1万メートルに達している。
(同時に乾いた上空の空気は螺旋を描いて下降する。)
キノコ雲は、正確に螺旋の回転体である。
高濃度に吸引された放射性物質は
こうして新しいタイプの積乱雲として移動した後に黒い雨になった。
これまでの黒いキノコ雲は外観のみの形態しか表していない。
現在ヒロシマ原爆資料館で上映されている
ヒロシマの上空で核兵器が爆発するCGのアニメーションは
この原理をまったく無視している非科学的なアプローチである。
空中で爆発させた核兵器の使用は日本での僅か2例だけである。
透明なダイソンの掃除機を展示した方が
リアルに見せかけたCGよりも具体的で現実的である。 Y.K
- 2007年8月 1日
自然のテクノロジー
もうじき8月6日がくる。
太陽系にエネルギー放射源は厳密に一つだ。
核兵器がなくとも人類を効果的に殺戮することは可能だ。
民主的に支持された持続的発展をこれまでのように続けるだけでよいのだ。 近視眼的遺伝子はインストール済みである。
自然のテクノロジーは核戦争を望まなかった。 Y.K
- 2007年7月30日
ナポリタン風
イタリアのスパゲッティに
ナポリタンがないように、
広島風お好み焼きは、ヒロシマにはない。
ナポリタン風やヒロシマ風で人々を欺くことができたのは、
人々が移動できなかった時代である。
ふるさと朝市、ふるさと村、ふるさと公園、ふるさと会議など
<ふるさと>と名の付くものすべては
都会人を相手にした田舎の詐欺師の企画と考えてよい。
たいてい、第2次世界大戦後生れの、
都会で定住できなかった詐欺師たちである。
ふるさと納税にいたっては、財務・総務の天下りが
「ふるさとを助けよう」という表看板で
飢えたハイエナが血税をむさぼり食うシステムである。
どこで生まれようがどこで働こうが
この惑星のメタボリックシステムへの間違った郷愁がある限り、
詐欺はますます横行する。 Y.K
- 2007年5月 8日
知性
哲学者バックミンスター・フラーのような超モバイラーを考察すると、
知性は移動距離に比例すると思う。
私の父は、生まれた場所から半径500キロ以上移動したことがない。
しかし、私が生まれるまで、50回も引っ越しをしていたらしい。
知性は、引っ越しの回数にも比例する。
私は父から、科学的数学的工学的に共通するモデリングの基本を教わった。
インターネットがあれば、新聞もテレビもいらないが、
モデリングを知ることにはならない。 Y.K
「戸を出でずして天下を知り、窓をうかがわずして天道を見る。」老子
- 2006年10月30日
核保有
十分な核保有がなされ
そればかりか、核融合が絶えず実験され
数億年のテスト期間を経て、宇宙は、
光合成を安全に作用させるシステムとデフォルトという生命を完成させた。
さらに、太陽系に唯一の安全な場所が確保された。
惑星地球が核を保有する必要はない。
北朝鮮を批判する前に、政治家の言説を信じてはならない。 Y.K
- 2006年8月 6日
ヒロシマ型トルネード
ヒロシマの核爆発は、地下核実験とは異なる最初の空中爆発であった。
平和記念館に展示されている、キノコ雲の数枚の写真に見られる無数の黒い斑点をこれまで多くの人は、
保存の悪いネガフィルムのせいにしてきたが、
空から螺旋を描いて落下する無数の黒い物体として受け入れなければならない。
よく見れば、中には車ほどの大きな物体がある。
ヒロシマ原爆で吹き飛ばされた人以上に、
核爆発後の陰圧で生じる巨大トルネードで上空まで回転吸引されて死亡した人は無数に存在する。
この人工的に発生させた人類初のトルネードは、
大量の川の水を放射性物質と共に吸引しながら、
高度1万メートルで積乱雲となり、風で西に移動した後に、
雷雨と共に黒い雨を降らせた。
この水は ターゲットとなったT型の橋の架かる元安川から運ばれた。
この事実を科学者はまったく無視している。
今展示されている核爆発のCGを見る限り、
空気という粘性の高い物質の中での拡大と収縮の相互作用のメカニズムを物理学的に再現していない。
地上の建造物の固体的破壊過程だけを未熟なシナリオから構成しているにすぎない。
アメリカの軍事技術者は、これを見て極東支配に自信を感じるだろう。
拡大と収縮に関する動的な相互作用は、物理学よりもシナジェティクスから理解できる。 Y.K
- 2006年8月 4日
8月6日
明日は友達が沖縄からやってくる。時間と距離を超えた絆(=トポロジー)を確かめよう。
そして母の地獄を共有する長い日がやってくる。
母はこの日は眠らない。
地球に太陽は一つで十分である。 Y.K
- 2006年7月 3日
アンチ・アブノックス
「ロシアの大陸間弾道ミサイル(ICBM)を日本のNPOが買って広島・長崎で解体・展示という皮肉な主張はどうだろうか?ヒロシマが核の象の墓場になる」などと考える人は 、まさにハリウッド的なアブノックスの虜になっているが、解体して回収できる金属でブレスレットやジーンズを製造・販売するのではなく、回収されたその金属で住居(シェルター)を製造・販売しなければアンチ・アブノックスにはならない。
人類の膨大な資源は兵器として地上または大気圏内外に貯蔵されている現実はお金では買えない。
金属は産業社会ではもっとも再生的な元素であるという「もう一つの現実」が兵器を溶解させているのである。 Y.K
- 2006年7月 2日
「核兵器解体基金」のムダ
ロシアの大陸間弾道ミサイル(ICBM)を解体して回収できる金属でブレスレットやジーンズを製造・販売し、新たな核廃棄資金に充てる「核兵器解体基金」[時事通信社 05月23日]は、お金によって核兵器も廃絶できるという資本主義的交換価値理論を忠実にデモンストレーションした。
しかし、お金によって核兵器も廃絶できるというのは、世界を経済学だけで考えるとてもお人好しな勘違いである。センチメンタルでアブノックスな企画商品である。
この「核兵器解体基金」のプロモーションをハリウッドスターのスティーブン・セガールが引き受けていることとは無関係ではない。
こうしたプロモーションは軍事目的で仕掛けられるいつもの巧妙な心理戦(平時用)である。
なぜなら、
1
核軍備なしでは資本主義は存続できないという資本主義のデフォルトは、核兵器ではなく共産主義を廃絶するまではけっして変更できないからだ。このデフォルトは、政治家が核に関する軍事技術開発のイニシアティブを軍部に譲渡した時からはじまった。
2
兵器は計画的に陳腐化される資本主義の最大のオーダーメイド商品である。
「核兵器解体基金」によって兵器と交換されたお金は、再び最新兵器として再武装されるサイクルを早めているにすぎない。ソ連が解体されても軍備を解除したわけではない。
3
冷戦を有利に戦うためにを口実にして製造された核兵器は、ついに冷戦後も廃棄されることはなかった。むしろ、局地戦争をより分散化する小型の核が必要となっている。 Y.K
- 2006年6月25日
雑草と海草
森は他にすることがないほど緩やかに再生するように見えるが本当は、ゆっくりと人間には感じられない速度で移動している。海に向かって。
現在の人類が海から内陸に向かって自然森を根絶やしにしたと同じように、人類がいなければ惑星地球全体を覆っていたのだから。だから、いまでも森と共生していた雑草は海草になって生き延びている。 Y.K
- 2006年6月15日
キュービックなサッカーボール
「+チームガイスト」(写真上)は2006年ワールドカップドイツ大会で使用されるアディダス製の試合球である。
とにかく丸い。

6枚のプロペラ型パネルと8枚の三角形状パネルを組み合わせて
ボール表面の微細な凹凸を無くし、より球体を実現するデザインだ。
「+チームガイスト」はトポロジー的に見て原型は切頭8面体であることがわかる。
6枚のプロペラ型パネルは正方形から8枚の三角形状パネルは正三角形から変形可能である。
従来は5角形と6角形の32枚のパネルを張り合わせた32面体(写真下)だから面数を約60%減少させている。

そればかりか、これまでの5回対称性(=正20面体の対称性)は完全に破棄されている。数学的には双対性の原型から、キュービックでも8面体でもある。従来では球面の精度を上げるために面数を増加させたのであるが、縫製技術の革命によってデザインの根拠は反転して面数が少ないほど球面の精度は向上すると考えられる。
しかし、新旧のデザインにも共通しているのは、
構成部材の縫合される交差点(見かけ上の頂点)は常に3叉路である。
しかし、この三叉路の数は従来のサッカーボールでは60カ所あったが、このデザインでは60%減の24カ所である。
この面数と頂点数を劇的に減少させるデザインによって、
さらに縫合部分の全距離の短縮によって球面の精度と耐久性は著しく向上する。
特に試合中の変形度が低下するはずだ。
縫製部分の水分の吸収量も抑えられ、雨天時もボールコントロールはかなり容易になる。
これらの基本性能の革命によって、従来のデザインは完全に陳腐化されたといっていい。
今回のサッカーボールの機能デザインは、
グラフィカルな表面デザインではなくトポロジー理論から生まれた優れた解決法の一つである。 Y.K
- 2006年6月12日
黒ぼく土
なぜ埋まっているのか。
私のこどもの頃からの単純な疑問であった。
砂漠では恐竜の骨が露出したままで発見されていたからである。
光合成による炭酸同化作用によってバイオマスは堆積する。
そして火山活動によって、火山灰も堆積する。
黒ぼく土は火山灰からできた土壌で、有機物をたくさん含んだ黒色をしている。
褐色森林土という中央中国山脈を代表する土壌によって、褐色森林土は場所によっては5mに達している。
黄砂のように大地が削られている砂漠地帯もあるが、私は地球の半径が徐々に増大している場所が好きだ。
焚き火をするために薪を買わなければならない場所からは100キロは離れている。 Y.K
- 2006年6月11日
反対称性
頭の良い人は自分を頭が良いとは思っていない。
頭の悪い人は自分を頭が悪いとは思っていない。
しかし、狡い人はたいてい自分を頭が良いと思っている。
真の正直者は頭が良い悪いなどにこだわらない場所を見つけている。 Y.K
- 2006年6月 8日
熊の出生率
観察からシナジーは生まれない。シナジーは偶然に発見されるのみである。
熊を数えれば、森の大きさが測れるのである。
しかし熊は常に移動しているので数えるのはコストがかかる。
森の大きさを衛星から測る方が簡単である。
森とはブナの広葉樹林である。
この森こそが熊の出生率を決定しているということから
熊が増えればこのブナ林も拡張することが理解されなければならない。
同様に、人類の出生率を下げるには、電気エネルギーの消費量を上げれば良いのである。
人口増加はつねに電気エネルギーの消費量が少ない地域で発生している。
こうした根本的なモノの見方はたいてい見えないモノとの関係の発見に始終しなければならない。
しばしばその理解に1世紀以上を要することがやっと分かってきたのだ。
われわれが物質的理解だけに期待しているならば。 Y.K
- 2006年6月 7日
熊の絶滅計画と保護計画
私は数学者として統計学の数字を無意識に追跡する習性がある。
昨日、西中国山地に生息するツキノワグマは現在推定300〜740頭との調査結果が発表された。
しかし、6年前の2002年度の280〜680頭に比べて微増したという発表は、2004年度、広島、山口、島根の三県では260頭が捕獲され、放獣されるなどした28頭を除いてすべて殺処分されている事実と矛盾する。
なぜなら2004年度は熊の総数の半分を虐殺した事実を無視して微増しているとは矛盾である。
熊の出生率から推定すると熊は微増したのではなく、明らかに虐殺によって激減しているのである。
現在の数字が間違っていないのならば、6年前の調査がいい加減なのである。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200606060111.html
私の住む季節風の激しい豪雪地域では人が襲われる被害は一件もないが、そのことが熊が少ないことにはならない。
中央中国山脈では熊は里山に降りてくるのではなく、いつものコースを散歩しているのである。
衛星から観察した結果では、熊の一日の移動距離は30キロ以上である。
少なくとも中国山脈の過疎の村々では人口密度よりは熊の密度が多いのは自然だ。われわれが寝ている間、熊は自由に散歩している。熊は夜行性なのだ。
人間の熊への関心が少ないので夜間に観察されていないだけだ。村人にはイノシシと熊は昼間の狩猟の対象でしかない。
密度は最も高い地域で「 3.4平方キロメートルに1頭」らしいが、もし虐殺されていなかたったばらば、密度は単純に倍になっていただろう。つまり「 3.4平方キロメートルに2頭」以上だ。
ツキノワグマは西中国山地以上に中央中国山脈のブナ林に生息してきた。しかし、地形が入り組み雪が少ない西中国山地しかツキノワグマの生息数は推定できない。それが現在の調査技術のレベルであるという前提がある。この前提こそが統計を怪しくしている。
熊と森の生存はこの技術レベルで決められているならば、熊の絶滅計画と保護計画は貧しい思考の表裏だ。
人とクマとの共生を考える保護計画の策定は、いつものように自然環境の保護を前提としているように思われる。しかし、熊の大量虐殺という負のシナジェティクスオペレーションが森を短期間に破滅に導くという認識はそこには欠落しているにちがいない。 Y.K
- 2006年6月 7日
面点師
中国のうどん屋は面点師といわれる。
「点」は小麦粉であり麺は「面」である。
「面」の発見は、グルテンという張力の発見であり
幾何学法則の発見よりも人類を幸福にしてきた。
「面」の文化圏はパンと違って小麦を発酵させない文化圏である。
張力コントロールだけが面点師のわざではない。
「面」には発酵にはないフレーバーがある。
これから、あたらしい「面」の発見があるとするならば、生化学的構造デザインに依存する。 Y.K
- 2006年4月17日
団塊の世代
素晴らしい人生は、青年時代に考えたことが壮年になってから
実現されることであるという理由から
彼らは田舎で暖炉のあるログハウスを建てるのだ。
これでは普通すぎないだろうか。
そのログハウスが輸入品であろうとなかろうと。 Y.K
- 2006年3月 3日
水
停泊するアルチザン暮らしも3年目だ。
そろそろ水に馴れてきた。
政治的に経済的にそして電子的に解体され孤立した
村落の暗い未来も水に流そう。
ここで確認できるのは、人間もほとんどが水で構成されているということだ。
ロシアや中国から強烈な季節風がやってくる。
私の体の水分のほとんどは、豪雪をもたらすこの気象のお陰である。 Y.K
- 2005年11月 5日
シミュレーション主義
いつどこで発生するかを予告できたことは一度もない。
ある特定の場所で、発生した場合を想定できるだけである。
シミュレーション結果は局所的な警報の発令にはほど遠い。
つまり、初期条件を想定するのはシミュレーションからではないのである。
地殻調査などの広範囲な地味な人的な科学分析データの集積以外にはない。
この地味な活動は、コンピュータサイエンスの流行の課題からもほど遠い。
初期条件を想定できる場合は、
経験の蓄積からもたらされる新たなパターンの発見からのみである。
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- 2005年11月 4日
プラトン以後
芸術運動にその起源がある。
どちらかといえば、直感主義に反科学主義的な傾向があったのは、
冷戦下で密かに展開された群衆を巻き込む心理作戦の一つであった。
ところが、「直観」が蔑まされているのは、
冷戦なき熱戦時代で密かに展開される群衆を巻き込む
コンピュータによるシミュレーション依存型の心理作戦の結果でもある。
(アメリカは当時のソビエトからこの神経戦のノウハウを学んだ。)
熱戦時代は、反直観主義の傾向によって、
科学的予測はコンピュータに代行できると信じ込ん込ませている。
「直観」はプラトン以後のベルグソンやハイデッカー、
そしてR.B.フラーに至るまで認識能力の一形態である。
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- 2005年11月 3日
「直観」と「直感」
多数が共有している情報で判断する方が問題は少ないが、
科学では、希少的で局所的な情報から法則が発見されたことはない。
法則は、個人的な諸経験を直観的に秩序づける行為から生まれている。
この場合の「直観」は「直感」とは異なっている。
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- 2005年10月 6日
火の神
ところが、太陽は炎のテクノロジーに関与していない。
炎(酸素による燃焼作用)を介在させないにもかかわらず、
核融合反応という概念モデルには、「原子炉」や「核燃料」という
炎にまつわる不適切な化学概念が使用されている。
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- 2005年8月 6日
八月六日のために(8)ーー持続的発展と再生的宇宙の違い
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- 2005年8月 6日
八月六日のために(7)ーー自然科学者
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- 2005年8月 6日
八月六日のために(6)ーー宇宙ゴミ
宇宙開発にもゴミという言葉がコミュニケーションに使われる限り、「再生的宇宙」の存在は、知性的産物にしかすぎない段階を表している。
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- 2005年8月 6日
八月六日のために(5)ーーヒトゴミ
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- 2005年8月 6日
八月六日のために(4)ーーゴミと想像力
エコロジー運動に関わる多くの人が、この概念を「ゴミ問題」というように日常的に再現するかぎり、「平和運動を戦っている」場合のような概念の撞着がある。
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- 2005年8月 5日
八月六日のために(3)ーー小さな太陽と大きな太陽
原爆の日には、小さな太陽から1500メートル離れた場所にいて奇跡的に助かった母のために物理学の話をする。ウランの核分裂により生ずるセシウム137は、半減期30年の放射性元素である。医療用の放射線源に使われるが、体内に入るとカリウムと置き換わるなどどいった怖い話が彼女は好きだ。またこの瞬間にもバイオスフィアのどこかで落雷が発生しているというありふれた話も好きだ。
八月六日の黒い雨のまえに落雷があった話がまた思い出されるだろう。事実以外に彼女から決してイニシャライズされなかった苦痛を私は、共有する ことができない。そして大気圏外で大きな太陽から身を守るには10億円の宇宙服をオーダーメイドで仕立てなければならないという最近の話題で、この世に生きていることをありがたく思わせなけばければならない。退屈な時は、たいていあの日のことを思い出すらしいから。
私の幼年時は、セシウムのたっぷり入っている井戸水で育てられたが、原爆の物理学は被爆の物理学とともに隠蔽されすぎている。しかし、そのすべては戦後のアメリカ軍とその指揮下にあった広島の医療施設でファイルされている。
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- 2005年8月 4日
八月六日のために(2)ーー食料と教育
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- 2005年8月 3日
八月六日のために(1)ーー物質とエネルギー
彼はヒロシマを1952年イサムノグチと共に訪問した。
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