テンセグリティの技法

最初のテンセグリティモデルを釣糸か紐で構成した場合
そのモデルからその間違った理解を修正する現象は発見できないだろう。
テンセグリティの本質は隣り合う頂点の2点間距離を可能なかぎり維持するように
圧縮力と張力を純粋に分離し部分と全体を相互に調整する明確な技法に現れる。

操作主義的な方法

モデル言語の生成方法の発見プロセスは、
重要な操作主義的なシナジェティクスの方法論の一つである。
私がバックミンスターフラーに会うまでの自己教育的環境から編み出され、
まだ局所的な段階の方法を彼は瞬時に見抜いた。
私はその卓越した統合的知性による理解に圧倒され、
その夜はフィラデルフィアの居酒屋ーで
朝までバーボン1本を開けても私はほとんど酔っていなかった。
彼の思考を深く理解できていた自分を回想する毎に驚く。

テンセグリティの閾値(threshold)

数年間私はモバイルテンセグリティ構造の限界を追求した。
その限界とは単位体積あたりの
構造の素材重量と強度と剛性そして経済性の均衡にある。
自らの思考に基づいた破壊実験によって構造デザインの限界が引き出せる。
限界こそ純粋な構造とパターンの原型への突破口である。

再生的なクリティカル・パス

92種の元素は増えも減りもしないまま、生命はつねに物理的で再生的だ。
再生には、再生するためのシステムの自動バージョンアップも含まれる。
人間の教育システムは非再生的に復旧するばかりだ。
クリティカル・パスがないシステムには緩やかな死が内包されている。

稲穂の二酸化炭素を低下機能

猛暑で室内を閉め切ると3時間程度で1800ppmになるので換気が必要だ。
稲穂が実る時期に雷が多いが、早朝まで窓を開けたままの仕事場の二酸化炭素濃度が
通常の500ppmから350ppmにまで低下して今年の最小値を記録した。
稲穂は裏庭までの二酸化炭素を激しく吸収している。

言語の生成

シナジェティクスのモデル言語を飛躍させる3つの条件
1群れからの離脱と孤立
2それに伴う圧倒的な経済的かつ時間的貧困
3多国籍の同士たちとのコミュニケーションとその障害
これらは教育環境の改善とは無縁である。
新たなモデル言語の生成にはキャンパスなど時代遅れだ。

裏庭に自生する植物

化学肥料と相性のいい農薬と
さらにそれらに付き添っていく植物遺伝子は
自然が許容している限りすべて自然である。
しかし、それらがなくとも人間の意志に添って
植物が自生していくのは
自然に選択肢があるからだ。

裏庭に自生する紫蘇 葉の裏はバイオレット

シナジェティクスの階層構造

シナジェティクスのモデル言語は形態(Form)にはない。
非同時的にしか認識できない関係性は思考システムの弱点だが、
生成された「構造と意味」はシナジェティクスモデルに置換され
しばしば複合化される。
テンセグリティはその生成過程で発見された。

[Duotet] SYNERGETICS RBF 1975

トルネード型キノコ雲の生成条件

ネバダの地下核実験の記録映像を見る限り
螺旋状のトルネードと冷却された中心軸の2層構造は見あたらない。
ヒロシマ、ナガサキのトルネード型螺旋キノコ雲の生成には
高度600m前後での空中爆発がもっとも効果的だったのかもしれない。

キノコ雲分類学

ヒロシマとナガサキのトルネード型キノコ雲の冷却された白い中心軸と
黒い螺旋の上昇気流の2層構造の形成には時間差がある。
熱線で焼かれた後の地上の放射性物質の移動は螺旋部分に集中している。
螺旋軌道はキノコ雲の構造安定性には不可欠な最短距離の生成方法である。

ネバダの地下核実験 
螺旋状のトルネードと冷却された中心軸の2層構造は見あたらない。