長期化する気候変動期には

平時には間違った理由で正しいことが為される。
たとえば「無名、貧乏、無謀さ」が創造性の条件になる。
緊急時には正しい理由で間違ったことが為される。
たとえばコンビニが災害救助の拠点化する独占条件を備えたこと。
ついに長期化する気候変動期には
正しい理由で正しいことが為されるのだろうか。

太陽光だけの甘栗

栗の実を秋風と太陽光で乾燥させれば糖分が増加する。
殻付きで長期に保存もできる。
殻と渋皮との隙間ができるので栗むき器は不要だ。
食べる直前に簡単に殻と渋皮が果実から分離できる。
この堅い果実は種子ではない。
ブナ科植物の果実の外皮表面を洗浄するとなぜか抗菌作用は減少する。

無為自然に接近する手段

doing more with lessing=
より少ない時間とエネルギーと物質でより効果的な作用を為す概念は、
シナジェティクスによって
doing everythig with nothingにまで極限化できる。
テンセグリティシェルターは無為自然に接近する物理的な手段である。

軽量化と移動速度に比例

零下40度以下の成層圏下部の航空機による移動では
紫外線や高エネルギーの放射線から保護する方法や
一定の酸素量の確保および遮熱・遮光と断熱・採光の方法などはすべて統合され
その総合性能は軽量化の度合いと移動速度に比例するだけではなく
短時間に分解修理できる性能に比例する。

コズモグラフィー(宇宙の元型起源)

シナジェティクスは宇宙の元型起源に関する概念を
秩序化した最終段階をシナジェティクスモデルと呼ぶ。
無数のモデルに囲まれたバックミンスターフラー研究所で
フラーの最晩年の「コズモグラフィー」の全構想に直接触れたなら
誰でも直観とマインドを元型にリセットできただろう。

『コズモグラフィー』白陽社 2007
バックミンスターフラー著 梶川泰司 訳 

MITメディアラボの初代の構想

元型モデルの発見とその概念化の後に数学的証明がやってくる。
その革命的な自己教育プログラムの現実性はMITメディアラボの初代の構想者は理解していた。
彼は子どもと科学者・エンジニアたちと共同研究できる環境を構想していたが
メディアラボは到底採用できなかった、政治的に。

重力を張力に変換するシステム

人間が定義しデザインした構造は重力によって限界を超えられない。
知り得た形態から始まる構造は自己と宇宙の関係を変えなかった。
自己と宇宙との関係から以外、真の構造を発見し得ないだろう。
重力を張力に変換するシステムは
メタフィジックスからやってきたテンセグリティのみである。
細胞から銀河系までを通底するシステムを捉える元型なのだ。
シナジェティクスは宇宙の元型をモデルと呼ぶ。

より短命な季節

今朝の外気温は17度以下になった。
自動車の断熱性能ほど酷くはないが
住宅に冷暖房しないままの季節はより短命になっている。
外部に依存しすぎる生活器は
まだエネルギーを受け取る側ではなく捨てる側にいる。
そしてその空間が不動と見立てた大地にもっとも依存しているかぎり
すべてが短命だ。

宇宙の統合性(Cosmic Integrity)

プラトンの正多面体と同様に、
テンセグリティは観察から発見されなかった原型モデルである。
テンセグリティによって最初に視覚化された「不連続の連続性の概念」の実在性は、
その後隕石に含まれたバックミンスターフラーレーンで証明され
宇宙の統合性(Cosmic Integrity)の現れとして認識され始めている。

デフォルトの風

風は水平方向だけではない。
風はつねに球面に添って流れている。
古い風を巻き込む局所的な流れがついに
その全方向的な無垢なデフォルトの風が
見えないどのルートも2回づつ通過しながら
やがて豊穣な大地と海の新鮮な香りを思い起こすのだ。

SYNERGETICS RBF 1950