月別アーカイブ: 2005年10月

関係性の最小単位

集団性の最小単位は3人ではなく、4人である。
関係性の最小単位は、3ではなく6である。
最小限の正4面体的構造から派生する関係性によって、
最小限の社会性が類推される。
なぜなら4つの事象間の関係に、はじめて内部と外部が発生するからである。

4人の個人の関係のなかで起こることは、65億の人類に関係する。
e・食・住(energy,food,shelter)と一人の個人の中で起こることから、
65億の人類の出来事を類推できる。

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二酸化炭素の増加と酸素減少

大気中に人類が生存し、海洋中に物言わぬ無数の海洋生物が生存している。
彼らは酸素を必要とする。

大気中の酸素は、海洋中よりは豊富であり、
海洋中の二酸化炭素は、大気中よりは豊富である。
これを言い換えると、
二酸化炭素は水に溶けやすいので、
大気中の二酸化炭素は、海洋中よりははるかに微量である。
酸素は、水に溶けにくいので、
海洋中の酸素は大気中よりはるかに微量である。

未だに考察されていない重要な科学的予測は、
二酸化炭素の増加によるエコロジーの破壊は、大気中で発生し、
酸素の減少によるエコロジーの破壊は、海洋中で発生する。

なぜなら化石燃料の化学的燃焼によって、二酸化炭素は増加し
同時に酸素は減少しているという反対称的事実は、
地球温暖化や海面上昇の問題から忘れ去られている。

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ロシア革命

自己の発現が偶然である以上に、バイオスフィアの誕生は
無数の偶然の集積として説明されている。

一方、最近の天文学、物理学を知れば知るほど、
宇宙は人類の誕生を予定していたことを否定する
科学的事実は発見されていないことが分かる。

メタフィジクスがフィジクスから除外されたのは、
歴史的にロシア革命後である。

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水の重力

水力発電による水の重力を電気エネルギーに変換する効率は100%に近い。
重力のエントロピーはゼロであることに起因している。
公害規制をクリアーした新エンジンであろうが、
ハイブリッドエンジンであろうが、
ガソリンの内燃機関のエネルギー効率は、この30年間5%以下である。
重力エネルギーが宇宙の序列の最上位にあり、これからも支配的であるのは、
人類にとって夜空の星々が永遠に美しく輝いていることを意味する。
重力エネルギー源は地球エコロジーの拠り所である。

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意識的にかつ客観的に

原理は全体が有限なのかは発見されていない。
原理を発見するマニュアルは永遠に存在しない。
これらは人類の経験から類推できる事実である。

にもかかわらず意識的にかつ客観的に宇宙と相互作用する存在である。
これは、疑うことのできない<存在理由>の一つである。

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1パーセント

人類による350万年以上の試行錯誤の結果、
微かな想像力が与えられた。
それによると、地球温暖化は20世紀までは
仮説理論であるという反論が主流であったが、同時に
世界の軍事費の1パーセント内でまだ解決可能な時期にいるという予測も
科学的に論証されていた。
現在は解決不能に近いという科学的予測が主流になっている。

真実を知っている科学者の人口は、全人類の1パーセント以下である。
その大多数が終身雇用されているので、
真実は常に蛇口で調整されている。

ジェイムズ・ラヴロックによって提唱された「ガイア」という世界観は
彼がフリーのサイエンティストであるという自律性から辛うじて
展開された個人的な試みの勝利である。

99%の科学的発見は、個人的な試みの結果である。

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飛ぶ鳥のように

なぜ飛べるか鳥は知らないように、
歩行の原理を学ぶ前にわれわれは歩行できているが、
常に地球と相互作用していることは誰も意識できない。
この知覚作用の限界がバイオスフィアには明らかな脅威となってきた。
例えば地球温暖化では南極の氷のように鋭敏に反応できない。

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持続的開発

70年代まで、日本は穀物による世界の自給自足地域を代表していたが、
同時に稲作にトラクターを利用する工業先進国でもあった。
現在、穀倉地帯は実りの秋を終えたが、
喜びに満ちた収穫祭はどこにも見られない。
米は作れば作るほど、トラクター、肥料そして農薬などの経費が
利潤を越えるシステムに支配されているからだ。

トラクター、肥料そして農薬は、ヨーロッパやロシア、
そしてアメリカの小麦生産立国のための効果的な道具としてデザインされた。
冷戦の脅威に耐えるには、
穀物の備蓄量を優先的に維持しなければならなかった。

戦後の次世代の農業従事者を効果的に教育するプログラムは、
機械化農法のモデルに代表される<名犬ラッシー>という TV映像として輸入された。
すでに高価なテレビを買った人々は、毎回登場する大きな冷蔵庫から
いつも新鮮な牛乳を取り出すシーンにあこがれ、
冷蔵庫と、脱脂粉乳ではないビン入りの牛乳を買い求めたのである。
そして、高価な冷蔵庫を買った人たちは、高価なパンを食べ始めた。
<一粒万倍>を稲作地帯から排除する計画は、静かに進行していたのである。
それは確実に日本の生態系と水耕経済を破壊した。

アジアの水耕経済の原型モデルとは、イネを作れば作るほど、余剰物は増加し、
結果的に水が浄化される循環型のエコロジー経済である。
アメリカの支配を防御した北ベトナムでは、水耕経済の原型は完全に生き残っている。

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人はパンのみに生きるにあらず

穀物による世界の自給自足地域は、例外なく小麦ではなく、稲作地域である。
とりわけ、アジアの森林地帯の周辺に集中している。

今これらの地域では、収穫性の高い遺伝子操作の種子が
ポケットティッシュのように広範囲に無料で配布されている。
ただし、肥料と農薬もセットで。
それを拒んだ農地には、地雷が埋められ、
あるいは劣化ウランが飛散する。

日本では、地雷の代わりに杉が植林され、
劣化ウランの代わりに、除草剤(=枯れ葉剤の在庫)が日常的に散布されている。
軍隊ではなく、林業や農業に携わる生産者自身によって。

どちらにしても富は奪われている。
奪っている連中は、例外なく森のない小麦の生産地域に属している。

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トマホーク

軍隊は殺戮のための様々な<トリムタブ>を開発してきた。
GPSによるカーナビの原理は、トマホークミサイルの誘導装置の一部である。
(トマホークとは、アメリカ先住民が目標に向かって投げる斧のことである。)

私は、絶滅危惧種がまだ生き延びている背戸に住んでいる。
この森では優れた数々のトリムタブが機能しているにちがいない。
希少植物の無数の種を風にのせて目標に向かって放つための
空力学的および構造的な効率のデザインは、
<ミサイル>のパッシブ誘導装置以上である。
人間はそのテクノロジーをすべて再現できる段階にはほど遠い。

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トリムタブ1

小さいことは局所的ではないことはテクノロジーの本質でもある。
たとえば、<トリムタブ(TRIMTAB)>とは、
方向舵、補助翼の後縁や船の帆・帆げたを修正し、
船体を最適な針路にする最小限の方法またはその装置のことである。

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有線インターネット

日本列島は山地がなければ存在しない。
日本列島は太平洋北西端にそびえる一大山脈で、陸上の国土にしめる山地面積は、61%。
丘陵などをふくめた平野面積は残りの39%である。

現在世界のインターネット人口6億人の1%が日本である。
依然66%が日本のナローバンド人口である。
これは日本の総面積における平野部以外の占有率とほぼ同じである。
これはコストの問題である。
言い換えれば、現在のインターネットの普及のプロセスはきわめて地形的である。
技術的にナローバンドから始まったブロードバンドは、平野部のように、
すべて山地形成の副産物としてできたものといってよい。
だから自然によって有線インターネットは陳腐化されていく。

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持続可能性

亜熱帯から亜寒帯までの気候帯と高山ツンドラとの気象的な環境の多様性、
モンスーン気候ゆえの台風、集中豪雨などによる絶え間ない氾濫河川、
火山活動浸食作用、堆積作用、地震による地殻や表土の破壊、
そして氷河の影響が少なく古生物相が温存などの自然の周期的または非周期的な
攪乱作用が形成する多様性は、「持続可能性」の一部にすぎない。
「持続可能性」とは、「現状維持」や「人為」を「自然」から排除してきた
自然による計画的陳腐化である。

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局所的な通信革命

背戸(=里山の原型、中山間地は経済用語に近い)からみると
インターネットの普及率の向上は
衛星インターネットか一般電話の定額性がもっとも効果的だ。
ブロードバンドの投資は回収不能であることは自明である。
10年前からアメリカでは一般電話は月額10ドルで使い放題である。
IP電話も不要である。
一般電話の設備投資は、地域イントラネット同様にすでに支払い済みである。
住民の利便性に訴えて通信費という名目で大企業に富を奪われている
と言われる前に無料化しているのである。

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21世紀の通信革命

統計からみれば、国会議員、県会議員、市会議員、町会議員の順に、
自分のサイトを運営する議員数は激減する。
政治とは、地域という局所性で分断された階層構造である。
だから、地形と距離を超越したインターネットは
政治家がもっとも不得手とするテクノロジーの領域の一つである。
2005年、世界は通信革命(P2P)に突入しているというのに。

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細胞

われわれの体の組織のなかの動く構造物のもっとも小さなものは、細胞である。
人体の細胞数は約60兆。
その細胞核と細胞は、振動し変形する相互作用そのものである。

われわれの身体組織は、生理学的以上に天文学的、力学的である。
そして情報学的である。
情報は、何かの意思の存在がないと統合されないならば。
60兆もの細胞の非同時的な生成と死は、神秘そのものである。

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動く構造

常に振動し変形する建築は、受け容れられがたいと思われているが、
移動中の飛行機や自動車で居眠りをしたことのない人はいない。
主翼やサスペンションはつねに外力で振動し変形している。

物事をスケルトン(骨格)から考える始める人に
スケルトンのゆらぎが馴染まないのは、それが反固体的に思えるからである。
動く構造のもっとも大きなものは、宇宙である。

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反対称性

シントロピーはエントロピーと対立する概念ではない。
シントロピーはエントロピーと反対称的なのである。
反対称性は良いと悪いから判断する条件反射的思考法から、
離脱しなければ理解できない概念である。

武器製造のエントロピーテクノロジーからシントロピーへの変換テクノロジーが生まれ、人類はいまやこの2つを選択できる段階にいる。

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火の神

火の神は太陽である。
ところが、太陽は炎のテクノロジーに関与していない。
炎(酸素による燃焼作用)を介在させないにもかかわらず、
核融合反応という概念モデルには、「原子炉」や「核燃料」という
炎にまつわる不適切な化学概念が使用されている。

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非接触

引力や磁力。これらは非圧縮的である。 
ところが反圧縮的ではない。

テンセグリティ構造に見られる圧縮力と張力の非鏡像的で相補的な関係は、
エコロジーの本質だ。
無数の相互作用は、非接触で発生する。

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情報と流体

しかし、その球状に膨らんだ網の中心では、意外にもベクトルの群れは空洞化しているのである。
ベクトルの流れと情報のネットワークとは常に非鏡像的であるが、明らかな動的な相補性がある。
情報の自由な流れとは、魚が流体に対して自由に遊泳できるという生得的な機能から必然的に生じるパターンである。

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魚群

ブラウン運動のように互いに衝突していた無数のベクトル群は、
情報の自由な流れに沿って、遂に閉じた連続する最短距離のジオデシックラインの弦としてネットワークを押し拡げようとする機能に転換される。
このことは、網にかかった大量の魚群の行動パターンに類似するだろう。

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