月別アーカイブ: 2006年4月

一年草

稲はイネ科の一年草なのに、そのサイクルは稲刈りまで以外誰も知らない。
稲は、一万年間にわたって、人間に与えてばかりだ。
このことが遺伝子に影響しないわけがない。  Y.K

悠々自適

株とは、地球上で一番遊んで暮らしたい人間が発明したものである。
しかし、確実に遊んで暮らしたければ詐欺師になればよい。
耐震偽造もLDも詐欺の変種である。
この悠々自適の手法は統計的にも確認できる。
詐欺師が遊ぶ金は至る所に十分にあるほど、日本は金融ユビキタス社会だ。  Y.K

デザインサイエンス

グラフィックデザインであれ、プロダクトデザインであれ、
デザインを生業にしている人が、
実際にデザインサイエンスを作り出している人々に
少しでも有用なデザインを提供することはほとんどないだろう。
デザイン作業で使用される言語が違いすぎるのがその原因だ。

金儲けの手段か常識的な欲望を再現する記号のプログラムを
無意識に組む過程は、機械語に近い。
イデオロギーが違えば簡単に理解できるような形式にはなっていないことにデザイナーは無関心である。

デザインサイエンスのコンパイラは、常に宇宙の原理だ。
しかし、これが理解されるまでそう長くはかからないだろう。
少なくとも1927年から80年間は経過しているのだから。  Y.K

註:コンパイラ
人間がプログラミング言語で記述したソフトウェアの設計図を、
コンピュータが実行できる形式に変換するソフトウェア

  

相互作用

フラーレンは実験室で合成される以前から隕石中に含まれていたし、
宇宙空間を彷徨っていた。
さらに、極小の復層ナノチューブの引張強度は、炭素繊維よりも優れている。
炭素原子は4面体構造である。
発見されたナノ現実は、単純な相互作用が結合することで
驚くべき壮大な現象へと構成された結果である。
この宇宙的シナジーの現実は依然教育プログラムと対立したまま、
科学者の探求心をも混乱させている。  Y.K
 

ユーザビリティ

朝市便 http://asaichibin.com/ は、
日本で最初の生産者のためのユーザビリティを解決した
カメラ付き携帯によるショッピングモールだ。
1万人のユーザに対応可能だ。

このプライムデザインはハッカーによって僅か3日間でモデリングされた。
ユーザビリティのデザインとはフルオートマチック車のデザイニングに近い。
イントラの行政担当者がその管理規約作成に要した時間よりもはるかに短い。

携帯はインターネットそのものだ。
地域イントラがいなくても誰も困らない。
元々誰も使えないようにしてあるのだから。
誰もいない遊園地のように。  Y.K

参照 4月25日中国新聞 朝刊経済欄
http://asaichibin.com/info/archives/2006/04/images/1145926200.jpg

作業仮説VS秩序

科学者は、「混沌から秩序をもぎ取る」と言われてきた。
科学者の物理的な実験によってこれまでわかったことは、
自然の先験的な秩序または
科学者の自身の作業仮説を発見させた優雅さで常に作用している宇宙に比べると
彼らのもぎ取った秩序は常に粗雑に見えるということである。  Y.K

環境デザイン

子供は、集中から、学習のしかたを学習する。
学習のしかたを習得するために、
エネルギーの99%を環境のデザインに向ける。
そしてこの方法は、両親や学校の教育方にほとんど矛盾する。
環境デザインの危機は、教育の危機である。  Y.K

既製品

イントラネットの存在理由は
高価なオリジナルな専用回線で管理者から保護されてきた。
この管理者とは、技術知識が不十分な大企業または
行政の担当者が得意先(クライアント)になる場合である。
(なぜイントラネットが高価なのかは、大企業が高価なシステムを売りつけるのが原因である。
高価に見せかけるためには高価な営業費がかかる。)

しかし、コンピュータネットワークにおいて、クライアントとは
サーバからサービスを受ける側のことである。つまりユーザまたは住民である。

いまや、最良のイントラネットはインターネットである。
現在のイントラネットのシステムの運営管理をアウトソースすれば、
その管理費で5万人程度の都市の ITは何でも出来る。
しかもそのほとんどは既製品で賄える。
つまり、イントラネットは、衛星インターネットが来る前から、
技術的に存在理由がほとんどなくなっている。

それを証明するための仕事は、不要だ。
最初の数人のユーザが真っ先に利用するだけで十分に証明される。  Y.K