月別アーカイブ: 2017年6月

作用・反作用・結果

物事を理解すれば、それらを相互に秩序づけたくなる。
あるいは、秩序の存在を感じた時(作用)に、理解が訪れる(反作用)のかもしれない。
しばしば、その作用効果として人間は自発的に座り込む(結果)。

身体を一時的に静止して熟考することで、さらにダイナミックな知性が形成される。

はったりゲーム

シナジェティクスは、微積分や微分方程式を使用しない。
シナジェティクスは直接的にシナジェティクスのモデル言語を発見する。
微積分は、数学から視覚を失わせて独占的な利益を獲得できる手段である。
視覚を排除した時のはったりゲームに学生たちは自覚なく溺れていく。
はったりゲームの魅力は、政治経済だけに終わらない。

人間の視神経の束の直径は他の神経に比較して格段に大きい理由は
シナジェティクスの原理の発見方法とそのプロセスで証明されてきた。

過剰による分配よりも欠乏による支配

世界人口は、局所的に高齢化によって減少していく一方で、
殺し合うように訓練された局所がある。
依然ただ増大していくのは、
食料とエネルギーの意図的な欠乏によって
より支配され希望を失っていく過程へと転換されるからだ。
その過程では食料とエネルギーの生産量の過半数が
廃棄されていくテクノロジーが介在する。

エネルギーと食料、そして住居が過不足なくあれば、
人口は確実に制御できることに、
その欠乏の過程に投資する株主たちは無関心だ。

ハイエンドユーザ

テンセグリティ構造の自由度と安全性に深刻な影響を与える建築法規(コード)のために
生活空間としてのテンセグリティ構造の可能性を一掃しなければならないということではなく、
構造の自由度、それに伴う強度と剛性は、ある領域において制限されるべきだなどとは
建築コードという記号テクノロジーからは本来何も本来何も言えないのだ。

まして、建築コードの組合せを駆使するハイエンドユーザである建築家から
テンセグリティの可能性を否定することはできない。
科学テクノロジーは、しばしば、記号テクノロジーを陳腐化してきたからだ。

航空機が実用化されるまでの間に翼やプロペラの挙動に関する
空気力学や機械工学的なノウハウが獲得された後に、航空機の免許制度ができたのではなく
航空力学が最初に誕生したのだ。
技術的に精通したユーザー(tech-savvy users)は、教育の効果から生まれる。

草刈り

弁護士に相談するとに初回の相談料だけ時給5000円だが、生きるための権利に関する諸問題は消えない。
草刈りが時給5000円なら、日本中の雑草は、除草剤を使用しなくとも根絶やしになるだろう。
同時に全国的な除染対策も可能だ。

概念モデルから始まる

圧縮材と張力材が互いに影響しあう作用だけで
外部エネルギーを完全に内部に循環させ、重力にも依存しない。
これがテンセグリティの無機的な特徴である。
テンセグリティの動的でしばしば有機的に見える均衡力が、
すべての科学分野での理解を超えていたのは
テンセグリティモデルが観察から発見されなかったことにあるだろう。

フラーレーンの電子的存在を発見する40年前に
バックミンスター・フラーの思考の幾何学で捉えた概念的モデルが
1949年球状テンセグリティを生成したのである。
同時にテンセグリティの科学的評価が1980年代のフラーレーンの発見まで遅れたのである。

シナジェティクスが、机上理論(desk theory)に
優先する発見型机上モデル(desk model)による、
新たなシナジェティクス原理の発見へと誘導される時、
絶対的な数学的な証明を伴うコスモグラフィーへと統合されていく。

巨石とモバイラー

どんな巨石も、動いてきた結果である。
森は、樹木が光を求めて移動してきたのではなく
単独では生存できない樹木が寄り添っているのである。

巨大都市は、人間が群れつづけながら入れ替わり
遂に移動しないことで安定する。

政治・経済的要因によって左右されるない主体性を獲得する場所を求めて
都市が形成された歴史は存在しない。

個人だけが、自分以外の環境を変えられるように
死の危険性さえも受容する単独者モバイラーとして
デザインされているだけである。

階層的秩序

自然は、われわれの思考形式に先んじて、
そして、構造の概念の革命に先んじて、
動物や植物の細胞をすべてテンセグリティ化していただけではなく、
ほとんどの隕石に含まれるフラーレンさえもテンセグリティ化していた。

元素を内包するフラーレンには,第2の周期律が存在する。
元素を内包するフラーレンには、超伝導、半導体、磁性のいずれかの機能が備わっているが
フラーレンを構成する炭素原子自体や内包された元素から
それらのシナジー作用は推測不可能であった。