カテゴリー別アーカイブ: グランチ

防衛システムの日報

非公表や隠蔽に対して罰を受ける能力は、罪を感じる能力とは無関係な場合がある。
政治や法的な記号システムに習熟したとしてもその能力がない人にはないのだ。
その能力は法学や医学の対象外だが、兵站戦の最高指揮官のその虚偽(バグ)が
防衛システムにインストールされた時に、最大の弱点になるだろう。

計画された冒涜

安全な記者クラブから嘘を捏造し
憎悪を煽り機動隊を差し向ける
絶えざる偽善者による利権の独占に
批判するだけの指導者たちは色あせた。

賢者を気取りつつ
無知と迷信を助長する彼らの元で学ぶ若者の
美しさと想像力を破壊し
不合理な法律コードの脅しで喜びを封じ
惨めな高コストの味気ない環境で魂を圧殺するばかりか
制御できない人間に悪意のみを露わにする高慢な罪人たちに
反論するよりも沈黙させる平和戦略こそ
計画された冒涜なのだ。
この心理作戦に使われた自国の軍事費は膨大だ。

心に、愛よりは
憎悪ではなく、無関心が巣くう段階以上に
魂の占領はないのだ。

無血に占領された無数の基地から核ミサイルは自在に発射できる。

オフグリッド

住居デザインは、気候や言語そして経済性の違いによっても異なるが
住居空間に対する身体の強制と思考を矯正する政治的技術の介入はほとんど変わらない。

住居空間が依存する都市の上下水道システムは、基本的には数千年も変化していない。
最新のトイレとキッチンのデザインでさえ、つねに都市の上下水道システムの有料アプリにすぎない。

森の微生物学なくして、メータ付きの課金装置(=地下グリッド)から
脱獄するトイレとキッチンを発明できなかったからだ。

21世紀の<オフグリッド>には、
無料の上下水道システムおよび無臭への脱獄方法は未だ含まれていない。

焦点からの逸脱

人間は、完全さを求めて生きられない。
しかし、まったくの不完全さのままでも生きられない。
人間はどちらからも逸脱することができる。
少なくとも唯一無二に見える焦点に拘束されないように。

焦点からの逸脱がたとえ逃亡であったとしても、
逸脱は全方向性への自由度を備えている。

続)絶縁方法(isolation)

支持率が低下しても憲法改正と原発再稼働、
そしてオリンピック開催が相互に強化しあうことで、
人々から<地位協定>の現実を忘却させ再び維持するための
記号言語のテクノロジーが存在する。
それにどうのように対抗できるかがが、現在の根源的な問題なのだ。

パスポートなしで米軍の駐留を許す日本国とアメリカ合衆国との間の条約は
第2次世界大戦後の最大の属国の協定に違いない。
在日するアメリカ人の総数は“日本の外国人”の統計から除外されている。
——アマゾンでの日本人の消費額が、消費統計から除外されているように。
(もはや日銀が調査する消費物価指数は現実的ではない)

<地位協定>で失われる人権と富は、永続する劣等感と戦勝金に変換されている。
その変換方法こそ、支配するための<分離と隔離>方法なのである。

現金製造装置

貨幣を製造する権力は、
自ら返済不要な<補助金>という現金製造装置を
システムにインストールした。

税金を加工した<蜜>に群がる企業や大学によって、
例えば、原子力発電が開発され、民間企業に譲渡された。
現金製造装置を自在に内蔵するシステムこそ、
最大の不労収入、または純利という持続する<蜜>造をもたらす。

主観性の偽装

自己を維持する唯一の関係は、個人の<主観性>にある。
しかし、この自己に対する自己意識が、
<自己と他者>との、あるいは<他者と他者>との関係に置換され続けるならば、
権力こそ、自己に対する自己意識でつねに満たされているのである。
これ以上の主観性の偽装はないだろう。

しかし、主観性の欠如は、誠実さの犠牲と反対称的に共存する。

絶縁方法(isolation)

言葉に対して誠実さと自律の意志を欠いた人々が作成する憲法は、
属国特有の内部を外部から絶縁させる方法から編み出されている。
絶縁とは、電子回路の一部が、信号や電力は伝達されるが
導体は分離している状態である。

絶縁こそ、その物理的な絶縁を破壊する行為と意志を
絶望的だと感じさせるためのもっとも効果的な方法なのだ。

分離と隔離(=isolation)は、支配するための見えない武器である。

医学的知識

病理から標準的な健康状態を啓蒙するTV番組が、
人類学や生物学ではなく医学を基盤とするようになったのは21世紀からである。
年金制度の崩壊から医学的知識への理解が医療費を劇的に削減できることが分かった結果である。

さらなる暗黒時代へ

都民ファーストの代表が、
「国民主権という傲慢な思想を直ちに放棄すべきことを主張する」のだから
<犬のしっぽに犬の散歩>をまた依頼してしまったようだ。
権力の外部と内部の交替のシナリオが報道されていないだけなのだろうか。

知の臨界蜂起

投票率が低いにもかかわらず、メディアの予想を超えた議席数の地滑り的反転は
これまで従属化され抑圧されていた知の臨界蜂起と言えるだろう。
だが、真の自発的蜂起なら、沖縄に転位するはずだ。

過剰による分配よりも欠乏による支配

世界人口は、局所的に高齢化によって減少していく一方で、
殺し合うように訓練された局所がある。
依然ただ増大していくのは、
食料とエネルギーの意図的な欠乏によって
より支配され希望を失っていく過程へと転換されるからだ。
その過程では食料とエネルギーの生産量の過半数が
廃棄されていくテクノロジーが介在する。

エネルギーと食料、そして住居が過不足なくあれば、
人口は確実に制御できることに、
その欠乏の過程に投資する株主たちは無関心だ。

ハイエンドユーザ

テンセグリティ構造の自由度と安全性に深刻な影響を与える建築法規(コード)のために
生活空間としてのテンセグリティ構造の可能性を一掃しなければならないということではなく、
構造の自由度、それに伴う強度と剛性は、ある領域において制限されるべきだなどとは
建築コードという記号テクノロジーからは本来何も本来何も言えないのだ。

まして、建築コードの組合せを駆使するハイエンドユーザである建築家から
テンセグリティの可能性を否定することはできない。
科学テクノロジーは、しばしば、記号テクノロジーを陳腐化してきたからだ。

航空機が実用化されるまでの間に翼やプロペラの挙動に関する
空気力学や機械工学的なノウハウが獲得された後に、航空機の免許制度ができたのではなく
航空力学が最初に誕生したのだ。
技術的に精通したユーザー(tech-savvy users)は、教育の効果から生まれる。

巨石とモバイラー

どんな巨石も、動いてきた結果である。
森は、樹木が光を求めて移動してきたのではなく
単独では生存できない樹木が寄り添っているのである。

巨大都市は、人間が群れつづけながら入れ替わり
遂に移動しないことで安定する。

政治・経済的要因によって左右されるない主体性を獲得する場所を求めて
都市が形成された歴史は存在しない。

個人だけが、自分以外の環境を変えられるように
死の危険性さえも受容する単独者モバイラーとして
デザインされているだけである。

続)戦略情報(tactical information)

分断し征服するための全体は、無数の局所の積み上げから成り立っている。
自然法則に反した情報がより局所的に分断するための
疑似グローバル社会を動かしている。

原子核の全体質量はそれを構成する各核子の質量の総計よりも
少なくする自然のシナジー戦略は、核兵器と原発以外に
まだ21世紀の政治・経済、そして教育には反映されていない。

シナジーは、より加速度的に増加する局所情報を劇的に無化するから。

戦略情報(tactical information)

地球資源が汚染されていく過程の形成には、
人間の自発的にすばやく反応して行動する能力に対抗するための
国家や企業の戦略情報が介入している。

政治的経済的な戦略情報は、戦略核兵器(tacticalt nuclear weapons)と同じように
局地的に制限するために開発されている。分断し征服するための歴史的方法に基づいて。

大気圏を除くバイオスフィアの重要な海洋・地下資源、および、平野や盆地の耕作地、
のほとんどが、つねに局地的に形成され持続されているから。
そして、局地的な都市と農村の文化がそれぞれ同期していくのである。

実際、共謀罪の成立までに、人々が自発的にすばやく反応する能力に対抗するための
戦略情報はこれまでになく駆使された。

高ぶった安物

高価でない中国製を安物とは言わない。
安物は、意図的に非効果的にデザインしたモノである。

モノからその意図が見えるように、人間からは人格が見える。
品格がない場合は、意図的に非効果的にしたのである。

政治も高ぶった安者がデザインできる時代だ。
彼らは安く買って高く売っている。

誘導する力学

社会学は、特別な思想から期待させる非対称的で魅惑的な2つの異なる世界像を描いてきた。
それぞれの世界には、核弾頭だけが慣性により<無誘導>のまま飛行する
大陸間弾道ミサイルが装備される。

生存に不可欠な自然の諸原理の機能を覆い隠すこの企てなくして、
共産主義が資本主義を<誘導する力学>はついに認識できないだろう。

日本では大陸間弾道ミサイルと共謀罪がほぼ同時に武装される。

富と秩序

富とは、生存する能力であり、ハエやネズミにも備わっている。
基本的な秩序へと再調整するために、エネルギーの流れを制御する能力である。
その結果、ハエやネズミは短期間に増殖できる。

共謀罪という<権力と記号のテクノロジー>で、
人間が生存するための基本的なエネルギーと秩序は、けっして制御できないだろう。

究極の構造システム

建築における構造設計では、これまでコンピュータによる計算結果よりも
数倍の安全率を使用してきた。航空機の場合は、せいぜい2倍を超えないのは
その安全率の起源と必要性を熟知しているからである。

技術的な無知の増大によって、構造の自重の増加に伴った安全率も自ずと増大する。
より大きな安全率は、より大きいリダンダンシーと荷重分散に対する自由度を失う。
航空機では機体重量の増加は、死の危険性ばかりか、飛行の経済性をも失うだろう。

耐震や免震、そして制振技術以上に、構造の軽量化と剛性化をも統合したテンセグリティは、
究極の構造システムである。

しかし、構造に関わる専門家たちが、テンセグリティが非実用的であるばかりか
もっとも危険な構造だと信じ込まされているのは、構造の自重増加が
材料費と施工費の増大による利益率の増加をもたらしてきた経験からである。

住宅は、航空機や自動車の安全性能や燃費性能、耐久性への革命に比較すれば、
暗黒時代の産物である。

バックミンスター・フラーによるオクテットトラスのテンセグリティ構造体 1980

tensegrity module

ゲームの誤謬

資本家は、他者よりも前に潜在的な報酬を看破できる。

たとえ、その報酬が自然が作り出した物であろうとなかろうと
あたかも彼らが所有する物としてふるまうことによって、
彼らの利益は稼ぎ出される。

利益は本質的に増大するという考えが、
電力や石油から、そして、農薬付けの植物から、耐久性の欠如した高価な住宅から
人類全体に分配されるべき膨大な利益をバイオスフィアから
ゲームのルールに従って略奪できるのである。
(誰かの富はそれ以外の誰かの負債であるという19世紀の資本主義のルール)

資本主義といわれる多くの誤謬(=デフォルト・ゲーム)が継続されてきた。

労働よりも稼ぐために生きる

生きるための権利に生きる要求を人間性から剥奪するシステムは存在する。

生きるために稼ぐ労働と生きる権利は、計画的に分離されたにちがいない。
生きるために稼ぐよりも稼ぐために生きる現実を受け入れるように。

酸素と水素が整数比で絶えず結合するための許可が存在しないように、
労働をもっとも偉大な人間の特権として受け入れる
デフォルト(=宇宙の会計システム)は存在する。

包括的な不可視の狂気

21世紀の非同時的テロの持続的展開によって、軍隊と警察は、
国際的な規模で個人の情報収集、管理、拘束するテクノロジーの開発に迫られたが、
18世紀における致命的で広範囲な疫病(黒死病 Black Death)によって、
医学が国家的規模の情報収集、管理、拘束の必要に迫られたのが
そのテクノロジーの起源である。

しかし、21世紀の監視技術によって、
すべてのコミュニケーションを捜査対象とするための
盗聴、盗撮、無制限な個人情報の収集を合法化する基盤整備は、
平時の定常的なテロ対策ではない。

送電ネットワークや発電所、そして学校や病院、研究所などのライフラインと主要施設を
戦時には、乗っ取り可能にするためのテクノロジーだからである。
共謀罪の合法化は、その序章なのだ。

すべてのテロリスト、企業、そして国家さえも監視していく人間の
独占的で包括的で不可視の狂気を、医学はまだ想定していない。

流星物質(meteoroid)

流星物質の一部が蒸発しないまま地上に落下したのが隕石である。
われわれの身体を構成する元素の存在度には
流星物質の元素の存在度と変わらないデフォルトが支配している。

太陽系の元素組成は
地球の化学組成と太陽系の起源を意味するように
惑星地球での生命現象には
グローバル化による格差の拡大や
自由貿易の敗者を救出する反グローバリズムを形成しない
システムが働いている。

グローバル化には、球体地球主義の限界と境界がある。

流星物質以上のコスミック化は存在しない。
身体という局所は
すでにコスミック化された流星の結果なのである。

報道の自由度

報道の自由度が、もっとも高いノルウェーなどの北欧3国やアイスランドは
石油資本の依存度が低い再生可能エネルギーを推進した地域である。
(アイスランドが銀行を救わずに金融機から脱したのは、
事務所や一般家庭の電力や温水を全て地熱発電で賄うことができたからだ)

火山国の日本で地熱発電を推進すれば、無人で運転可能であるばかりか、
原子力発電所8基分に相当する電力エネルギーを恒久的に供給できる。

ウランや石油などの枯渇性エネルギーに依存した結果、
日本の消費者が支払うエネルギーコストは、先進諸国ではもっとも高い。

地熱発電は、バイオスフィアでの再生可能エネルギーによる
生活の自律度と報道の自由度に影響しているが故に、
日本の地熱発電は、意図的に低くされている。

エネルギーの自律度と報道の自由度は比例する。

局所的グローバリズム

文化は、人間によってデザインされている。
物質や金属を構成する原子は、宇宙的である。
そのテクノロジーは純粋である。

そのテクノロジーは、局所的で近視眼的な習慣を陳腐化するが
人間によって、テクノロジーを意図的に矯正することもできる。

1930年代、電気自動車の開発に成功した後から
内燃機関のガソリンエンジンを開発したのは、石油資本である。

消費者の思考形式を長期的に矯正してきた
グランチの独占への思考形式は、局所的で近視眼的で同族的である。

より働かない自由

より効果的なテクノロジーを目指している
AI,EV、自動運転、カーシェアリングが、
より働かない自由を拡大するテクノロジーではない。

それらは、19世紀的な住宅コストと、水と食料の放射性汚染問題を解決していない。

失業率と求人倍率を調整する権力テクノロジーと
調和するテクノロジーへと矯正され続けている。

より働かない自由は、テクノロジーの副産物ではなく
人類の目的の一つである。

正常化された方法

正常化された学習方法にはじまり、
正常化された経済や生活技術に関わるすべての専門家は、
バランスの取れた人間像に基づいて人間を教育し管理している。

正常化された学習方法で認識する人々が
シナジェティクスの認識過程の秩序化に嫌悪感を抱くのは
シナジェティクスが、
群れの中でバランスの取れた個性化された人間像を作り出す
知と権力による浸透力を、
最初のシナジェティクス・モデリングから
否応なく反映させるからである。

認識過程の特殊な場合における
峻烈な秩序化こそが、矯正されないデフォルト人間像を生成する。

自発的無関心

自国のサバイバルには不可欠な
エネルギー源と食料資源を確保できなければ、
産業が衰退して、経済が衰弱し、
人口が減少するように教育されている。

しかし、それらが消滅する前に、
エネルギー源と食料資源によって
被曝しなければならない段階は
教育されていない。

日本の義務教育課程で実施されている給食に使用される
食材の産地とそれらの日々の被曝測定値は、ほとんど公開されていない。
恐るべき無関心がPTAを支配している。

原子力産業のサバイバルには不可欠な、
しかし、自発的無関心が引き起こす独自なこの被曝プログラムを
アメリカは批判したことはない。

こどもが何を食べるかは、両親が何を考えているかだから。

信憑性に関する閾値

ある感覚や刺激の相違を感知する境界の概念が心理学にあるように、
真実を伝える人々の信憑性に関する<閾値>(=最小限値)によって、
政治システムは、個人の主観と客観に委ねられる思考の仕組みを
もっとも怖れている。

政治システムに委譲する都合良い社会的な<閾値>が、
恐怖感によって操作可能な限界が暴かれるからではなく、
権力構造が普遍的なものに背く時代の中で
その思考の仕組みは、思考の主体を、けっして彼らに委譲しないからだ。

そして、権力構造がより個人に浸透し浸食すると同時に、黄昏れていくのである。
真実を伝える人々の信憑性に関する<閾値>の普遍性によって。

主体なき主観

政治が普遍的なものに背いても
だれも弾劾できない仕組みには
だれも背かない場合、
主体は社会にも個人にも形成されていない。

主体が、もう一方の存在と相互作用する関係をもつ存在であるなら、
さらに、その主体が社会を構成する基本単位であるなら。

主観と客観(subject and object)の相互作用は
もっとも矯正されやすいが故に、
主体なき主観が、政治的かつ経済的な現実を捏造する。

主体なき主観は、独裁の根源である。

予知ゲーム

経済システムのデフォルトが予測できるのは
経済システムが非科学的な人為的予知ゲームだからである。

最新の地震学では、地震予知は不可能と見なしている。
しかし、3.11以後も地震の予知が継続しているのは
狡賢い科学者たちが、高額な研究補助金を獲得するための
疑似科学的な予知ゲームだからだ。

分散型テクノロジー

テロによって国家は、
世界的規模での情報収集、管理、拘束の必要に迫られたのではなく
軍用の分散型の通信システムが民間の投資によって
世界的規模のインターネットに成長したから
エネルギーと水資源、そして食料に対する世界権力の独占欲が加速し、
より短時間に、より少ないエネルギーで、個人を管理し拘束する
地球規模の分散型テクノロジーが一般化したのである。

それは、世界中の個人が、高価な設備投資を毎月負担しづづけた結果なのである。

抜け目ないテクノロジーは、つねに分散型である。

二重の客体化


科学技術は、客体化のための手段とそのプロセスから形成されるが、
服従矯正の手段としても機能する。

冷蔵庫は、第1次世界大戦では、海上での兵站線に不可欠な軍事技術であったが、
第2次世界大戦後に普及した家電となった。

そして、第3次世界大戦(中東戦争)では、
スマートデバイスでのゲームアプリが
兵士の殺戮の恐怖感から逃避する心理アプリとなった。

21世紀のインターネットは、無料の高速通信手段であるが
平時の市民の服従強制のための監視手段として機能する。


対比的な<図>と<地>による二重の客体化では
同時にそれらを認識できない。


われわれの脳は、こうした非同時的な二重の客体化には不慣れである。
生活水準を向上させるテクノロジーは
<人を騙す>テクノロジーに変換され、
脳科学は<脳を騙す>テクノロジーに転用されている。


服従矯正のテクノロジーは、<互いに隔離された見えない群れ>を形成できる。

続)貧困と欠乏

つまり、バイオスフィアには、エネルギーの欠乏や過剰は存在しないのである。
欠乏と過剰の経済学が存在するだけである。
あるいは、奪うか奪われるかというゲームを合法化した
デフォルトへの矯正装置にすぎない。

1968年まで、ノーベル賞から経済学が排除されていた理由である。
ノーベル経済学賞は、グランチのスウェーデン国立銀行が設立した賞であり、
ノーベル財団はノーベル経済学賞を認知して来なかった。

貧困と欠乏

貧困と欠乏に、相互関係があるように
富裕と過剰にも、上記の相互関係が
反対称的に機能する。

失業率を廃絶する資本主義は存在しない。

不労所得が十分にあって働く意志または
その必要がない自発的失業人口が増加すると同時に
技術革新によって賃金抑制装置としての相対的過剰人口も増加するからだ。

貧困と欠乏、そして富裕と過剰の相互作用は、自然には存在しない。
分解と結合の同時的かつ非同時的に重なり合う階層構造だけである。

二極的思考

善と悪のイデオロギー闘争に引きずられる二極的思考は、
無秩序を組織するためのエントロピー思考である。

その思考方法は、生命現象ともっとも効果的に対立できるからだ。

私は、「成長する正20面体」(サイエンティク・アメリカン日本版 1990年9月号)の
シナジェティクス論文で、5回対称性に潜む多中心的で非周期的だが
統合的な秩序の階層構造を発見し証明した。

Growing Icosahedra Yasushi Kajikawa
(この論文とモデルは、1990年からシナジェティクスの編集者アップル・ホワイト氏に
よって管理され、現在スタンフォード大学のバックミンスター・フラーのアーカイブで管理されている。)

二極的思考は、数千年の時間によって矯正されたプログラムである。

核保有への前提

人間が互いに敵対するようになり、
さらにどのようにしてイデオロギーを教育するかを知る前に
人間が生まれた時に、
すでにイデオロギー的世界観を自由に選べなくさせられ、
無条件で受け入れざるを得ないことこそ
核の保有に不可欠な前提なのである。

敵の殲滅という固有の世界観を含むかぎり
つねに排他的であり、
競争と矯正によって独占的な実利を最優先する合法的行為さえも
イデオロギー的である。

自由に住む手段と場所の選択肢

鯨が海水という環境との相互作用を楽しむように、
人類には大気圏と水圏、そして大気圏外での相互作用を楽しむための
道具をデザインする能力がある。

21世紀の個人には、
船と飛行機、そして自動車で移動できる手段の選択肢があるが、
自由に住む動く住居の手段(=モバイルシェルター)と
その場所の選択肢はもっとも遅れている。

大気圏内での相互作用が、もっとも経済的で安全だったにも関わらず
大気圏外を移動する宇宙船には、動くインフラが備わっている。

まだほとんどの富める個人も、都市のインフラにぶら下がっている。

より働かない自由

建売り住宅と分譲マンションをより効率的に販売するために
賃貸をより少なく、より高い賃貸にする戦略によって、
豊かさを求める人々を土地不動産と株に繋ぎ止めながら、
土地資本主義は、自ら不動産を手際よく処理した歴史以上に、
世界中を自由に移動する企業の戦略的で
独占的な能力を加速度的に増強してきた歴史は
ほとんど知られていない。

豊かさを求める欲望は、ますます<金利>に繋ぎ止められ
遂に、より働かない自由は、富豪だけの特権だと思わされている。

続)フラクタルな共謀罪

ある犯罪の共謀性と、それ自体を構成する条件を有するすべての犯罪が共謀罪である。
ある行為を犯罪と評価するための上記の条件設定は、すべて権力に委ねられる。

共謀罪を立法化するために代理人に委譲する疑似民主的なプロセスさえも、
共謀罪の条件を満たしている。

共謀罪は、<自由からの逃避>を加速する
フラクタルなシステムの総称である。

フラクタルな共謀罪

人間が服従化され矯正化されていく諸形式の
最大限の包括的な形式が、共謀罪である。

それらの諸形式とそれらの段階が
共謀罪に服従するコミュニケーションを生成するのだ。

そのフラクタルな誘導的な自動化を構想したのは、
<犬のしっぽに犬の散歩を委ねる>ための法律家資本主義である。

権力テクノロジーと法律・記号テクノロジーが融合した
法律家資本主義は、第2次世界大戦後にアメリカで発明された。

無誘導で飛行する弾道ミサイル

お金がお金を生むゲームさえも経済学にしてしまった結果、
「破綻する経済学」(グローバリズム)を受け入れるために
周到な準備がなされてきた。

「破綻する経済学」は、核武装することで
恐慌時の共産主義からの攻撃と破壊工作を防御しなければならない。

大陸間弾道ミサイル(ICBM)を配備している
アメリカ合衆国、ロシア、中華人民共和国によって、
イギリスは、モバイル型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)によって、
戦時と平時の間の「破綻する経済学」を、持続してきたが、
グローバリズムとそのデフォルト時へと共に誘導する主導権は、
弾頭だけが慣性により無誘導で飛行できる弾道ミサイル
すなわち、小型で安価なICBMの配備によって確立される。
(日本の基地は、大陸間弾道ミサイル用の核弾頭の最重要な保管場所なのである。)

無誘導で飛行できるICBM開発が、
誘導型経済と対称的な経済性を備えているのは、
超長距離を飛行するためICBM楕円軌道が、
遠隔の無線誘導ではなく、自然の動的な幾何学的軌跡から生まれたからだ。

遠隔の無線誘導では、即時多数発射が不可能であるばかりか
サイバー攻撃を受けやすいので、
最終的な弾頭だけは、慣性により無誘導のまま飛行する自律性を備えている。

破壊実験

航空機も自動車も、
破壊実験によって最終的な安全性を含む全性能が確立できる。

核兵器もこの破壊実験によって、目的とする破壊力が確立されている。
(広島と長崎での被曝実験によって、核兵器はより改善された。)

航空機や自動車の破壊実験に失敗がないように
あらゆる核実験や弾道ミサイルの実験に失敗はない。
(実際、遅れて核軍備する国が、もっとも少ない実験で、最短時間に核武装している)

予測性能は、実験毎に向上するが
学校教育では、失敗や破壊を回避する思考回路が形成されている。

最悪の情況に対応する経験を伴わない思考回路の
安全率(safety factor)が低下している場合、
その群れは、少ない力でもっとも従順に支配される。

革命的な自己教育システム

1961年当時9歳だった私は、
文部省指定の教科書がいっさい使われないまま、子供が子供を教育する
教育実験プログラムの指定校(公立の小学校)に通っていた。

子供は、数学や生物学を、そして工作を自力で学んだ。
つまり、無数の間違った情報とその間違いを是正する方法と共に。

私のランドセルには、ノートと重すぎる百科事典しか入らなかったが
教師を不要とする子供の自発的で自律した学校生活は、
私の子供時代のもっとも幸福な時期である。
級友たちは、アメリカが指導していたその革命的教育実験の証言者たちである。

しかし、自己教育の理論化には不可避だが過激すぎると批判された
この教育実験はアメリカ国内では禁止されていた。
この実験は、廃墟の後のインフラ無きヒロシマでのみ見事に成功したのである。

この非凡な包括的なプログラムは、教職員組合とPTAの常識によって、
現在の義務教育で再び採用されることはないだろう。

1981年に私の師となったバックミンスター・フラーは、
もっとも優れた自己教育の教育理論家だった。
彼は、私の単独者のシナジェティクスの開発方法にとても興味を抱いていた。

シナジェティクスは、フラー自身の自己教育理論の集大成でもある。
子供は、シナジェティクスの学習によって
自己規律的・自己教育システムを自発的に始動させることができる。

規律訓練

忘れてはならないのは、

アメリカの占領下で優れた民主主義教育が遂行され、
アメリカの基地で核を保有する奴隷的な支配下で、
自由の制度の構築が謳歌された事実である。


1964年中国は、アメリカおよびソ連の核への抑止力としてアジアで初めて核兵器を開発し、
アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国の5か国による
核軍備が完成した21世紀の冷戦後の軍備化において、
属国的な経費役割分担に始終する日本では、
規律訓練という戦時下の理念的図式を露わにしたことである。


その結果、日本における民主主義的な教育投資と自由の制度の構築は、
先進国では比較にならなほど意図的に遅延させられている。

貧弱な教育投資と長時間労働で、義務教育に従事する教師たちは疲弊し、さらに
管理された規律訓練によって、すぐれた革命的教育プログラムはほとんど理解されていない。

軍事心理学

軍事産業が生き残るための方法が
政治権力だけで編み出されたものではないならば、
国家が消滅してしまうような危機を管理できるのは
政治家の知識からではないことは明白である。

生き残るために敵を殲滅するというプロセスは
民主主義の元で遂行されるという思考回路への矯正には、
<自由からの逃走>が狂気の対象にはならない心理学を必要とする。

その心理学こそが、
敵の殺傷によるトラウマ研究や人間工学的な兵器設計への応用などに限らず
イデオロギー毎の独裁者を作り出せるからだ。

独裁者たちが切望する
永続する敵意は、技術によって平時に生産されている。

戦争機械

メディアが、現実の戦争プロセスを記述していると期待させる一方で、
国家からの監視を告発できる装置がない場合、
戦争機械は、平時に自動的にバージョンアップされる。