カテゴリー別アーカイブ: デザインサイエンス

テンセグリティの閾値(threshold)

数年間私はモバイルテンセグリティ構造の限界を追求した。
その限界とは単位体積あたりの
構造の素材重量と強度と剛性そして経済性の均衡にある。
自らの思考に基づいた破壊実験によって構造デザインの限界が引き出せる。
限界こそ純粋な構造とパターンの原型への突破口である。

生活器をデザインする数学

花粉の直径が増大するとジオデシックの構造とパターンが再現される。
放散虫と類似した花粉の球状構造には
予定しなかった大地に不時着するために張力材は採用されなかった。
疑似無重力圏の放散虫は張力材でより強度を得る。
植物と動物の生活器をデザインする数学は変わらない。

花粉の構造とパターン (Wiki)

平時のモバイルユニット

上下水道の地下に固定されたインフラは自然災害時には破壊され広範囲に汚染される。
人間の進化していく知識は空間を移動する宇宙船に内蔵されるユニットに変換されてきた。
自然災害からのサバイバル方法は、平時のモバイルユニット類のデザインとその備蓄に依存する。

通信ユニット、浄水ユニット、トイレユニット、バスユニット
シェルターユニット、発電ユニットなどを統合したモバイルシステムは
自然災害時だけではなく大気圏内に停泊した宇宙船として使用される。

床下浸水しない船

アジアの農村地帯のほとんどの高床式家屋は、
堤防のない河川流域に建造される。
高床式家屋は床下浸水がない船という概念でデザインされてきた。
浮遊する筏付きの高床式家屋も存在する。
洪水時には水が引くまでデッキから釣りができる。
子どもたちは学校がない日々を楽しみにしている。

アジアの農村地帯

高床式Small House

気象変動に備えてSmall Houseも高床式になるだろう。
土地と一緒に家を買う習慣から離脱できるサバイバルのための
モバイル用の軽量化されたSmall Houseは
剛性の高いオクテットトラスが最適である。
床下浸水や豪雪に耐え、床下収納機能も兼ねる。

SYNERGETICS RBF 2018 Octet Truss

自然の地勢(topography)

今回浸水した場所や水没した流域はその記憶がある場所とは限らない。
人工の針葉樹林が地表水の分水嶺に影響を与え気象にも影響を与えている。
分水嶺をコントロールする自然の地勢(topography)はデザインできない。
地勢は自然の知性だ。

「川だけ地図」を見る限り、日本のダムは静脈瘤にちかい。
All Rivers – Ground Interface
http://www.gridscapes.net/AllRivers/#5/33.980/138.494

豪雨による破壊的段波

豪雨による段波はその進行につれ分散し分散波列を形成し
波状段波となりより破壊的となる。
小さな河川で頻発する段波の原因のほとんどは戦後の人工林の杉林にある。
土木工学では破壊的段波の防御方法は高コストである。
人工林の杉林を雑木林に変換する科学はもっとも経済的である。

測地線(gedesic line)の変化

電磁気学的な放射エネルギーはエントロピックである。
住宅の位置エネルギーはもっぱら座屈や倒壊に利用されているが、
重力は時空の歪みによる測地線(gedesic line)のシントロピックな変化である。
測地線のシントロピックな構造は総三角形化される。

SYNERGETICS RBF 1975
Energy Separated Out into Tetrahedral Photon Packages