デザインサイエンス」カテゴリーアーカイブ

破壊と廃棄から結合と分解へ

宇宙の元素群は、減築も増築もしない。
結合と分解だけである。
そして元素というモジュールには劣化や老化がない。
減築も増築、そして破壊と廃棄は、
人間の経済活動の合理化の結果生まれた概念である。
太陽系の真の結合と分解のエネルギーは
太陽光エネルギーで賄われている。
石油系資本でさえ。

ウランの原子核構造 SYNERGETICS RBF 

テンセグリティ構造ではディンプル現象は発生しない

ジオデシックドームよりもテンセグリティの方が
より安価に短時間に構築できる方法の発見を
ジオデシックドームの制作者よりも
テンセグリティモデルの制作経験者が信じない場合には
致命的な刷り込みがある。
シナジェティクス研究所がデザインする
緊急災害用テンセグリティシェルターは
この「秋の裏庭ワークショップ」で公開予定。

テンセグリティ構造ではディンプル現象は発生しない
SYNERGETiCS RBF 1975

反栽培型思考によるモバイル・バラック

緊急災害時の反栽培型思考によるテンセグリティ空間は、
土地資本主義で定義される「建築空間」と
反対称的に安価にどこでも複製されるモバイル・バラックだ。
本来の用途から予想を超えて異なる用途を開発するには
開発者はシステムからステップアウトしなければ
システムの欲望から逃れきれないだろう。

「Your Private Sky」 を理解するには
テンセグリティ空間の内部体験を待たなければならない。
直径3.5m球状テンセグリティ構造 シナジェティクス研究所制作 

テンセグリティは反栽培型思考から始まる

近隣のホームセンター巡りをしながらモバイルデザイン会議をした。
秋の裏庭のワークショップで使用する
テンセグリティシェルターの素材調達のためだ。
21世紀のテンセグリティは既製品ですべて賄える。
数学と既製品との最初のプリコラージュは
緊急災害時のテンセグリティだ。

森のない都市のシェルターは
動くテンセグリティ・プリコラージュから始まる

最後の実験

生物学や物理学はメタフィジクスに包括される。
経験された宇宙はそのメタフィジクスを包括する。
未知は自然に包括される。
シナジーはその宇宙を包括し、未知を、さらに自然をも包含する。
科学はシナジーを超える存在を思考の対象外にした。
最後の実験を専門家に委託してはいけない。
 

『コズモグラフィー』バックミンスターフラー著 
梶川 泰司 訳 白陽社 2008

風速50mの風圧に耐える住宅デザイン

沖縄の屋根は、瓦相互の隙間をすべて漆喰で埋めて
すべての瓦を互いに結合する。
さらに周囲は家の屋根よりは少し低い石垣で覆われている。
これからの気候変動に対応した
少なくとも風速50mの風圧に耐えうる
実用性に富んだ住宅デザインは
沿岸部や豪雪の寒冷地にはなく沖縄にある。

手の機能(再考)

コウモリの飛行能力は
手の骨格と手の筋肉と皮膚が進化して生まれた。
揚力を生成する膜面を形成しているからこそ
空中で自在な方向転換ができるばかりか
その大きな手を閉じて(あるいは翼を折り畳んで)
後足だけで逆さにぶら下がることができのである。
彼らは夜間の空中を高速で機敏に移動するために
光学的な視力と後足の筋力を失ったのである。
人間の視覚と小さな手は
「思考する精密機械」として機能している。
シナジェティクス・モデリングにおいても。

より大きな手の骨格と手の筋肉と皮膚から
コウモリの翼はデザインされる

テンセグリティモデル制作と「手は思考する精密機械」

シナジェティクス研究所主催の第一回公開
「裏庭のテンセグリティワークショップ2019」の参加者21名全員は、
高抗張力の炭素繊維をテンション材にしたモデルキットから
最短の組立時間(45分から90分以内)で完成し、
真の構造の自律性能を体験。

手という先験的な思考する精密機械なくして
テンセグリティ構造は再現されない。

30-Struts Tensegrity Model Kit 2019
デザイン シナジェティクス研究所 特許出願済

より少なく分配するテクノロジー

他者への配慮は余剰生産性からではなく
怠惰を賛歌する自己のテクノロジーから生まれる。
しかし、社会は、より少なく働くための
最大限の効率を実現しているにもかかわらず
より少なく分配するテクノロジーを
優位にするシステム(=法律家資本主義)によって
広く長く独占されている。
そして、人々は互いに他者の余暇ではなく自己の怠惰に無関心である。
そればかりか他者の怠惰には攻撃的である。

鷲を使って不審なドローンを捕獲する方法

重さのない冷却装置=自働気象システム

ドーム空間のベルヌ−イ効果による冷却作用は
台風の内部構造に相似律的に存在する。
ドーム内部を冷却するエネルギー源は
太陽熱による球面の反射熱から生まれる上昇気流である。
ドームの冷却装置は重さのない
自律的な自働気象システムだ。
太陽は動くシェルターに小さな台風を閉じ込める。

ジオデシックドームの冷却機能は
ベルヌ−イ効果による自律的な自動気象システムから生まれる