裏庭(背戸)」カテゴリーアーカイブ

完熟梅・発酵梅酒ジュース

梅雨の時季に梅は黄色くなってくる。
完熟した梅は自然落下するが
腐敗しにくいのは酵母菌のお陰だ。
ボウルに入れて流水で洗った後、
爪楊枝でヘタを取るのは雑菌の排除だ。
氷砂糖と共にガラス容器に密閉しておけば、
簡単に発酵した梅ジュースができる。
葡萄酒と同じ製造原理だ。

完熟梅は自然落下するが、
酵母菌で球状に包囲されているので腐敗しにくい。

雲平線の彼方に

夜明けを待つプロセスは、
暗闇にはなく、
美しく繋がった星々で満たされている。
それに気づけないのは、
都市の過剰な光からではなく、
澄んだ大気と、
夜空を見る習慣がなくなったからだと思っていた。
光と闇の対称性がない場所に
光は沈むばかりで、
雲平線の彼方に夜明けは来ないのだ。

地球と宇宙の境界線、雲平線の彼方に日が昇る「夜明け」
写真家 山内悠 氏

熟考と秩序

試験のためとか自発性のない学習には多くの情報が必要だ。
より多くの情報が必要なくなる段階を経験することが学習だ。
より熟考するにしたがって情報はより少なくなる。
秩序の発見は部分を統合する全体が形成される瞬間だ。
その後に無関係な情報が排除される過程が続く。
夜明けを待つプロセスは、
暗闇ではなく、美しく繋がった星々で満たされている。
それに気づけないのは、
夜空を見る習慣がなくなったからだろう。

スナックパイナップルは
ほぼ6角錐の同型モジュールから形成されている。

閉じた空間での食事

裏庭から都市に移動して仕事をしていると
都会人が水と食料とエネルギーを買うことが奇異に見える。
湧水と焚火で調理できないことを不満に思ったからではなく、
私にとって外食とは、
家庭以外で食事をとることではなく、
天気のいい日に外で食事を作ることである。
太陽から遠ざかる閉じた空間の内部で
食事を作るかぎり内食である。

7月4日は、楕円軌道面に存在する人類の遠日点

無為自然 =Doing everything with nothing

モバイラーほど誰かと繋がっている。
真のモバイラーなら
全天候性の自律型テンセグリティシェルターで
太陽系の誰かの裏庭に静かに住むだろう。
無為自然に接近するために
水とエネルギーと食料を自律的に生産するシステムは
それ自体劣化し難い。
人間以上により無為自然と繋がるだろう。
無為自然とは、
Doing more with less から
Doing everything with nothingへのプロセス。

火星のモハベ・クレーター(NASA)

裏庭のシダ

母さんはエプロンが嫌いだった。
そんな時間に帰れなかったから。
父さんはバスが嫌いだった。
もっと早く帰れる場所があったから。
その同じ場所で
僕は化石と縄文土器、
そしてシダと胞子を集めていた。
どんな癖よりも裏庭よりも
古い記憶だから。

孵化所有欲のハッキング(再考)

早朝は裏庭のカッコウの鳴き声で目が覚める。
裏庭の高い樹で鳴くからとても騒々しい。
そっと窓を開けてもすぐに飛び立つほど鋭敏だからこそ、
カッコウは直接巣を作らないが、巣の持ち主の卵よりも
早く孵化(Hatching)するようにプログラムを
ハッキング (Hacking)したのだろう。
巣から脱出する替わりに巣の所有欲から
人間の住宅は銀行によってハッキングされやすい。

森は移動しながら森になった

父は私が生まれるまでに30回以上引っ越ししていた。
水と空気、食事と日々の新しい出来事、そして
テンセグリティ・シェルターがあれば
100回以上は愛する家族と一緒に
モバイルしただろう。
彼が亡くなる前に私だけに言った言葉が
私の現実になる。
モバイルとは生きる環境を選ぶ能力のことだ。
どの生物も移動して生き延びる。森でさえ。

レッドウッド

ミュート・コミュニケーション

より多くを知る方法は
より深く理解する方法ではない。
理解は知識自体にはなく
経験と経験との隠れた関係を発見する行為から生まれる。
鳥よりも魚よりも樹木よりも
より大きなパターンが動く
岩石とのミュート・コミュニケーションに
教師はいない。

滑らかな見えない壁に囲まれる内部

止めた学校に一度も行ったことがない。
よい子が学ぶ方法を教える教師から
何も学ぶことがなかったのが理由じゃない。
暗い朝にコウモリがどこに帰巣するのか、
超音波で飛行する生物を
どうやって無傷で捕獲する方法に無関心なまま
滑らかな見えない壁に囲まれる内部から
逃亡する本能に目覚めただけ。

コウモリは哺乳類の20パーセントを占める
コウモリはアフリカやアジアでは貴重な食糧
フィリピンオオコウモリ