自然災害

自然は結合と解離を繰り返すること自体が自然の営みである以上、
自然に災害は存在しない。

自然災害は、
人間がある都市や建築物という構造に長期にわたって居住してみるという
ある種の客観的な生存行為が想定された場合にのみ成立する。
人口増加に比例して自然災害が増加することと、
自然環境を変化させた結果、自然災害が増加することとは異なっているが、
両者とも人工物のデザインの問題である。

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