裏庭のエデンドーム

9年前、東京の実家の裏庭に制作した
緊急災害用の直径6.5mの超軽量ジオデシックドームを
グーグルマップで再確認してみた。
それは無対称な都市では真珠のように異質な光をまだ反射していた。

テフゼルを外面に、遮光の白色フィルムを内面に使用した
最初の2層のエデンドームの防水性と耐久性は
高温多湿の日本でも完全に証明された。

このことは友人のJ・ボールドウィンに伝えた。
(JBは『バックミンスター・フラーの世界』(梶川泰司訳 美術出版社 2004)
の著者であり、個人用の超軽量ジオデシックドームの歴史的な先駆者である。
イギリスのエデンドームは JBの第2世代ジオデシックドームであるエデンドームの
コンセプトから触発されている。

第3世代ジオデシックドームである高床式のオクテット・トラスの床を備えた、
本体総重量75キロテンセグリティ・ドームは、最近私の倉庫まで
分解移送されたが、懐胎期間を終えたわけではない。        Y.K

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