バックミンスター・フラーの『クリティカル・パス』

税金逃れの多国籍企業は、利己的な資本主義の縮図であり、政治的境界を解体させ世界がひとつになろうとするのを阻害する最後の要因としての国境を解体させる逆説的な二つの役割は、分散と統合を繰り返し、ますます弱々しい古典経済学で教育された個人の富を引き裂いている。
80年代に多国籍企業の首脳人は、ほぼバックミンスター・フラーの『クリティカル・パスーーー宇宙船地球号のデザインサイエンス革命』(白揚社 2007 新装版)を読破していた。
彼らの関心は国境を解体させるクリティカル・パス法であり、先進諸国を財政破綻させて「小さな政府」に変貌させることにあった。この先進国にアメリカ合衆国も含まれていたことになる。      Y.K

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